日工の技術雑誌

計測技術 2013年2月号 PDF版
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A1302

計測技術 2013年2月号 PDF版

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■特集:食品分野で使われている光応用計測
○食品と旋光度測定/(株)アタゴ/関口君則
物質に光が通ると光を旋回させ、その旋回する量で純度や、同定を行う事ができる不思議な現象を旋光性という。本稿ではショ糖を例に旋光計の活用を紹介する。

○食肉脂質測定装置/(株)相馬光学/朴善姫・大倉力
食肉の品質は、脂質の脂肪酸組成値に依存するが、測定には、時間と費用がかかる。我々は食肉の脂肪酸組成値を非破壊、短時間(数秒)で、現場で測定可能な小型携帯近赤外分光装置を開発・実用化した。近赤外に関する技術と、装置の開発手法を説明する。

○生乳・乳製品検査および成分測定/富士平工業(株)/柳澤剛司
当社は長年、畜産分野における測定機器を取り扱い、実績を納めている。本稿では米国、ベントレイ(Bentley)社製の生乳・乳製品の成分測定装置、体細胞数測定装置、細菌数測定装置を紹介する。

○非破壊糖度計/(株)メカトロニクス/立石賢二
果物の甘さの指標に「糖度」がある。これを計測するのが「糖度計」である。果汁の屈折率から糖の濃度を知る屈折式が一般的であるが、最近は非破壊で糖度を計測するものが増え始めている。ここでは当社のN-1非破壊糖度計を紹介する。

○InPro5500i 飲料用溶存CO2センサ/メトラー・トレド(株)/八木橋義仁
醸造及び炭酸飲料アプリケーション製造に、新しい溶存CO2センサを開発した。炭酸注入工程での飲料中の炭酸モニタリングにより、飲料毎に決められた適切な量の炭酸を飲料に注入することで炭酸のロスを削減する。センサには、pH、O2測定でISM(Intelligent Sensor Management)機能が搭載されている。センサの自己診断情報をもとに予めメンテナンスの立案が可能となり、不必要な工程ダウンタイムを削減し、製造工程の効率向上が見込まれる。

■解説
○機能安全規格の認証の動向/東京計装(株)/中川雅造
世界のSISは大きく進んでいる。IEC 61508をベースとした機能安全規格も分野毎に制定され、その認証も進み始めた。ロジックソルバ認証、IEC 61511による認証、ISO 26262、IEC 6800- 5-2の認証そしてIEC 61508による認証計器リストの更新を展開した。

○高度な静的コード解析に対する形式手法の使用
/The MathWorks Inc./ジェイ・エイブラハム
組込みソフトウェアは重要な処理が多く、高品質と安全性のため、徹底した検証が必要である。だが一般的な検証ツールや手法は網羅的ではなく品質の向上がとても難しい。形式手法を用いた静的コード解析は高品質な結果を生みだし、大きな効果を実現可能にする。

■製品と技術
○振動式レオメータRV-10000/(株)エーアンドデイ/出雲直人
音叉振動式粘度計のシアレートを変更可能とした新しいレオメータを開発した。このレオメータを利用することで、0.3〜10,000 mPa・sの粘度の連続測定や非ニュートン流体の急激な粘度変化の解析が可能となった。

○本質安全防爆の無線位置検出技術による工場作業者の安全向上
/ケーテックス・インスツルメンツ(株)/田中健一
プロセス・プラントでは、危険な事故が発生した際に作業者を迅速に退避させることが重要である。非常警報が鳴った際には作業者は指定された場所に集合させる。最近までは、この確認方法としてTカードと呼ばれる登録証によりプラントの出入りを行っていた。RFID技術を使用した非接触カードなどにより効率の良い方法が導入された。

○世界一の精度をもつ自動外観検査システム/(株)テクノス/山田吉郎
1850年代に考えられた画素の概念を超え、画素内を詳細に捉えることによって従来から使われているCCDカメラ方式の1,000倍精度の微細欠陥検知精度を持つ。また、目視100倍以上のムラ検知能力、6,600倍のピント幅のあるニューロ視覚センサの特長や性能および応用について述べる。

■連載
○PID制御系を支える周辺技術の深耕とその応用 第26回
FF/FB制御の基礎から高度化へ/ワイド制御技術研究所/広井和男
FF/FB制御の高度化についての連載は今回の7回目でおわりとする。今回は最先端の「FFゲイン自動修正形FF/FB制御」について詳しく述べている。この方式は「操作信号MV=FF制御の静的補償成分」となるようにFFゲイン修正係数を求め、これを用いてFFゲインの最適値からのズレを修正することを目的としている。非混合プロセス向けおよび混合プロセス向けの具体的な機能ブロック構成を示し、説明している。これらの高度化されたFF/FB制御を駆使すれば、制御性能を限界まで高度化することが可能である。

○電気の世紀へ 第107回
フェライトの発展/松本栄寿
電子機器の広がりとともに、第2次世界大戦後フェライトはそれを支える電子部品となり、双方の発展をうながしてきた。フェライトの出現はラジオ、テレビ、コンピュータなどの小型化を通じて、日本の急ピッチなエレクトロニクス技術展開に大きな貢献をした。その道程を振り返ってみよう。

○ガス流量計測のはなし 第75回
流量計63 流量計の基礎(16)/東京メータ(株)/小林瞬
「流量計の基礎?“超音波流量計?”」では、超音波流量計機種の選定、配管条件、標準仕様ついて解説する。ガス燈では、大阪市・造幣局のガス燈を紹介。コラム欄は「動物の時間と空間?“大人の時間と子供時間”」世界終末時計について記す。

■コラム
○技術者育成雑感(65)
■製品ガイド
○コントロールバルブ
■JEMIMAインフォメーション
○計測展2012 OSAKA出展報告/(一社)日本電気計測器工業会

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