検査技術 2013年2月号 PDF版

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検査技術 2013年2月号 PDF版

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■解説
○化学プラントの変更管理における課題と取り組み
/静岡大学/武田和宏
国内外で変更管理の重要性が訴えられている。しかし、多くの管理者や実務担当者は変更管理の適切な遂行の難しさを感じている。本稿では、変更管理にかかる課題を抽出し、考え方を整理した。さらに、変更事例のトレースから見えてきたことを示す。

○溶接部の凝固・相変態のその場観察技術 後編
/大阪大学 /小溝裕一
溶接中の溶接金属や溶接熱影響部の組織変化を、その場で直接観察する計測技術について解説する。後編では放射光を開いたその場観察技術を紹介する。

○海洋資源調査船「白嶺」について
/(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構/鴻巣浩
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、我が国周辺海域に存在する海洋資源の探査、開発を加速するため、海洋資源調査船「白嶺」を建造し、平成24年2月に就航した。本稿では「白嶺」と搭載している主な調査機器についてその概要を紹介する。

○地球深部探査船「ちきゅう」の位置保持装置
/(独)海洋研究開発機構/山尾正起・小菅儀紀・山崎泰之
本稿では「ちきゅう」の位置を掘削地点上の一定範囲内に保つために使用している自動船位保持装置(DPS:Dynamic Positioning System)の測位センサについて解説する。

○打音測定による岩盤斜面中の岩塊の安定性評価手法
/(公財)鉄道総合技術研究所/石原朋和
現場技術者が実施できる定量的な落石に対する評価手法の確立が求められている。本稿では打音測定による岩盤斜面中の岩塊の安定性評価を試み、実験および現地測定により岩塊の安定性を評価する上で有効な指標が得られたので紹介する。

○溶接構造物の疲労寿命予測技術の開発
/新日鐵住金(株)/大川鉄平・島貫広志・野瀬哲郎
近年、溶接構造物のライフサイクルコスト(LCC)改善に対する社会的要求は益々高まり、溶接構造物の限界設計化や維持管理効率化に用いる高精度な疲労寿命予測技術の開発は喫緊の課題のひとつである。本稿では、き裂進展解析をベースとした高精度疲労寿命予測法を紹介する。

○EMAR法による異方性材料の弾性定数解析
/日本テクノプラス(株)/浅野鐵夫・花川正人・小谷勝美・児玉功
当社は、長年主に金属材料のヤング率、剛性率および内部摩擦を測定する装置を専門に開発してきた。ここでは、電磁超音波共鳴(EMAR)法を用いた六方晶系材料の弾性定数を真空中室温から1,200℃まで解析する手法を述べる。この手法は、六方晶系の他 斜方晶系・正方晶系・立方晶系および等方体(多結晶体)の結晶構造を示す材料にも適用が可能。また、試料に前処理を施こすことによって、ガラスやセラミックスの弾性定数も解析できる。

○CAE(Computer Aided Engineering)による衝突安全技術の向上
/RENAULT NISSAN TECHNOLOGY & BUSINESS CENTER INDIA PRIVATE LIMITED/名取奏
衝突安全性能を車両全体で直接評価できる前面及び側面衝突のフルビークル解析技術を開発した。衝突フルビークル解析を衝突安全性能開発に活用することで、衝突性能と環境性能から求められる車両の軽量化を、更に高次元で両立できることが期待される。本稿では、衝突フルビークル解析の開発経緯と概要、及び、その活用事例を報告する。
○ボーイング787型旅客機の開発試験/川崎重工業(株)/新玉重貴
次世代旅客機ボーイング787の構造強度関連の開発試験は複合材料の試験を中心に実施された。本稿では、航空機開発における試験の位置付けや787で実施した試験の例から、航空機の安全性がどのように保障されているかを紹介する。

■連載:隕鉄のマクロ組織とミクロ組織観察考7
隕鉄は約1℃下がるのに約100万年を要するのウソ/東京大学/朝倉健太郎
隕鉄2および隕鉄1を急冷処理してSEM観察した。ディープエッチング法と傾斜法を用いて隕鉄を観察したところ、隕鉄2の局所領域に擬等軸フェライトや局部的に凝固組織が観察された。定量分析の結果、隕鉄1では幅の広い菱形界面組織を除いてCoは検出されなかったが、隕鉄2では、すべての分析点でCoが検出された。これら組成の違いから、隕鉄1と隕鉄2の素性は「似て非なる」ものであると判断した。菱形界面組織は耐食性に優れたNiに覆われていることも明らかになった。さらに急冷することによって一部の領域にマルテンサイト組織が観察できた。

■特集:最新の非破壊検査に活用されるX線技術
○高エネルギー小型可搬型 X バンドライナック用の検出器
/東京大学/藤原健・上坂充/(株)アキュセラ/田辺英二・草野譲一
橋梁の非破壊検査用に開発した3.95MeVの可搬型ライナックX線源を用いた非破壊検査において課題となっている高エネルギーX線の検出と散乱線の影響について紹介する。また、専用のX線検出器開発の取り組みについて述べる。

○最新のフラットパネルディテクタ技術のご紹介
/GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(株)/鈴木啓之
年々注目度が増して普及が進むフラットパネルディテクタには様々な種類が存在する。その中でも信頼性が高く普及が進んでいるアモルファス・シリコン(a-Si)タイプ間接変換方式について、特長と今後の課題について紹介する。

○完全ポータブルデジタルX線検査システム
/コーンズ テクノロジー(株)/杉岡健吾
最先端技術を駆使したアモルファスシリコンフラットパネル(以下、イメージャー)を利用したデジタルラジオグラフィー(DR)方式を採用し、X線照射後の現像・スキャニング処理が不要となり、現場で即座に撮影結果の確認が可能である。それにより撮影ミスの低減と作業効率の大幅な向上に寄与する。

○最新の産業用コンピューティッド・ラジオグラフィについて
/富士フイルム(株)/成川康則
産業用FCRに求められる機能・性能について述べ、画質評価の指標としてSNR・解像度に加え、濃度分解能を考慮することとその評価方法としてASTM746-07 EPSを紹介している。
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