日工の技術雑誌

環境浄化技術 2013年1・2月号 PDF版
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W1301-02

環境浄化技術 2013年1・2月号 PDF版

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■特集:新しいごみ処理施設の潮流
○社会におけるごみ処理の位置づけ/北海道大学/松藤敏彦
ごみ処理の産業としての分類、経済活動を支えるための廃棄物処理について始めに述べ、社会の変化に伴って複雑化してきたごみ処理とそのシステムにおける各種処理技術の位置づけに言及する。

○防災拠点の中心施設としての清掃工場
/JFEエンジニアリング(株)/鈴木康夫
現代の清掃工場は公害対策には万全を期しているものの、その建設では反対運動の渦中に置かれがちである。防災拠点化した清掃工場とその仕組みの有用性が理解されれば、住民の方々にも歓迎される施設として位置づけることも夢ではない。

○流動床式焼却炉による汚泥混焼
/荏原環境プラント(株)/石川龍一・成田敬治
都市ごみ焼却施設ではごみのエネルギーを有効活用することが求められ、高効率発電やプラント消費動力削減に向けた取り組みがなされている。しかしながら、他のインフラと有機的な運用を図り、ごみの熱量を直接利用できれば、より効率的な熱利用が行える。本稿では幅広いごみ質に対応できる流動床炉の特長を活かし、既設炉において汚泥と混焼を行っている事例を紹介する。

○ごみ処理施設と食品廃棄物バイオエタノール化施設との効率的運用
/新日鉄住金エンジニアリング(株)/西猛
本稿では、当社が開発したバイオエタノール化施設と、廃棄物処理施設を併設したシステムを提案している。このシステムでは、廃熱の有効活用などが可能となり、全体として効率的な運用が達成できる。

○高温集じんシステムの清掃工場への適用/(株)タクマ/前田典生
当社ではごみ焼却により発生する熱を高効率に利用するために、250〜900℃の温度で適用できる高温集じん装置の開発を行った。本稿では300℃域への適用事例について報告するとともに、今後適用が期待される新システムについても併せて紹介する。

○最新鋭都市環境プラントの展開/JFEエンジニアリング(株)/水谷千清
「ハイパーZシリーズ」は当社の最高水準の技術を組み込み、高い発電性能・環境性能・運転およびメンテナンス性を備えた最新鋭の都市環境プラントである。設計並びにプラント設備・機器の標準化を図り、ニーズの多い処理規模に応じたラインナップを揃えることで、高機能とライフサイクルコスト低減の両立を可能にした。本稿ではその特徴について述べる。

■特集:エコスラグの利用普及
○スラグ類のJISへ環境安全品質を導入するための指針の制定
/(独)国立環境研究所/肴倉宏史・大迫政浩
周知のように、環境安全品質を循環資材へ規定した先駆けはJIS A 5031およびJIS A 5032であり、両者には2007年に溶出量基準と含有量基準が規定された。さらに鉄鋼業や非鉄金属製錬業から産出するスラグについても検討が重ねられ、溶融スラグも含めたスラグ類に共通の環境安全品質を導入するための指針が2011年7月に制定された。個々のJISは、スラグ類共通指針に基づき、環境安全品質を規定するよう改正が求められている。

○未反応石灰石と金属アルミニウムがコンクリートの膨張に及ぼす影響
/宮城大学/北辻政文
溶融スラグ化技術は廃棄物またはその焼却灰を原料として、人工の砂、石材を製造する技術であり、廃棄物処理技術として注目されている。しかし、新たな問題として未反応石灰(free-CaO)が原因のポップアウトおよび金属アルミニウムを起因とする膨張が浮上している。本稿では、両者の膨張メカニズムの相違を概説するとともに、劣化因子であるfree-CaOおよび金属アルミニウム粒径の影響について報告する。

○エコスラグの生産と利用の動向
/(一社)日本産業機械工業会/坪井晴人
エコスラグの全国生産量は2010年度84.1万トンで、69.0万トンが有効利用され、道路用骨材、コンクリート用骨材、地盤・土質改良材などに利用されている。自治体が独自の利用促進制度を策定して進める事例が多い。

○コンクリート用溶融スラグ骨材のポップアウトに関する試験方法
/(一社)日本産業機械工業会/明石哲夫
2009年度、2010年度、7建材試験センターにおいてポップアウト発生の有無を事前に確認する試験方法の標準化に関する調査委員会が開催された。本稿では委員会での調査試験の結果と、提案されたコンクリート用溶融スラグ骨材のポップアウト確認試験方法案について調査委員会の報告書を引用し紹介する。

○溶融スラグ利用促進事例/(一社)日本産業機械工業会/明石哲夫
環境省から7廃棄物研究財団に「平成21年度一般廃棄物処理施設における溶融固化の現状に関する調査」が委託され、調査研究に日本産業機械工業会のエコスラグ利用普及分科会が共同参加した。本稿では、その調査概要と調査成果の広報活動について報告する。

○相模原市におけるスラグの品質管理/相模原市役所/増川幸宏
相模原市の南清掃工場は、平成22年に竣工した国内最大級の流動床式ガス化溶融施設で、資源循環型都市を目指す本市の中核施設である。環境への負荷を最小限に抑制すると共に、サーマルリサイクルとマテリアルリサイクルを積極的に推進している。本施設は2年以上にわたり順調に稼働しており、スラグのJIS認証を取得するなど、スラグの品質管理に取り組んできた。本稿では、施設の稼働状況とスラグの品質管理の取り組みについて紹介する。

○豊田市における溶融スラグの品質管理/豊田市役所/鈴木孝典
豊田市は市域面積の約70%が森林であり、工業都市と農山村を融合した都市づくりを目指している。また、平成21年には「環境モデル都市」の選定を受け、低炭素社会にむけた様々な取り組みを実施している。ごみ処理においても、循環型社会、低炭素社会を念頭に置きながら行政事務を実施している。そこで豊田市のごみ処理施設「渡刈クリーンセンター」における一般廃棄物溶融スラグの品質管理と有効利用について報告する。

○道路におけるエコスラグの長期環境安全性/日本道路(株)/野々田充
エコスラグを色々な交通量のアスファルト舗装に適用した事例において、舗装の供用性能と環境安全性の面から長期に追跡調査した総括報告書の概要である。JIS A 5032を満足するエコスラグであれば、環境安全性の面はもちろん、舗装材料としても全く問題のないことが実証された。

■解説
○微生物の“胃袋”に注目!/東京大学/佐藤弘泰

■水処理分野
○標準活性汚泥法への酸素必要量制御の適用
/(株)ウォーターエージェンシー/小泉栄一・湛記先・黛将志・池畑将樹
酸素必要量制御とは、反応タンク流入水と反応タンク内の水質をオンライン測定し、これをもとに算出した酸素必要量に基づいて曝気量を制御する方法である。本稿では、OR制御の概要について説明するとともに、これを標準活性汚泥法の実処理場に適用した事例について紹介する。
○オンサイト貯留施設による浸水災害対策/協和設計(株)/田中正吾
○生ごみ系メタン発酵処理システムの開発事例
/水ing(株)/片岡直明・築井良治
当社は、廃棄物系バイオマスを対象に安定したメタン発酵処理を基本とする開発に取り組んできており、本稿では開発事例として、生ごみ系メタン発酵処理システムの概要、バイオガス化設備の運転結果、中温メタン発酵処理性能の評価を紹介する。

○低動力型ジェットポンプ式揚砂機
/住友重機械エンバイロメント(株)/柄澤俊康

○流出解析を用いた揚水電力量の評価事例
/東京都下水道局/稲田聡/日本工営(株)/飯田和輝・片山健太郎

○オゾン/過酸化水素処理による促進酸化処理特性
/メタウォーター(株)/加藤康弘

■シリーズ:フィールド・レポート
○溶液中のシリカを“あるがまま”に解明する
/T.Tech Office/田村真紀夫
■連載
○海外でのプラント建設経験42
スーダン、世界最大の製糖プラントのその後(2)
/元(株)タクマ/若村保二郎
■コラム
○いまどきの若者/HST
■製品ガイド
○マイクロバブル発生装置

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