日工の技術雑誌

検査技術 2013年1月号 PDF版
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P1301

検査技術 2013年1月号 PDF版

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■解説
○東日本大震災における危険物施設の地震・津波被害
/消防庁 消防研究センター/西晴樹
東日本大震災では、被害を受けた危険物施設は3,341施設であり、火災は42件、危険物の漏洩事故は193件発生している。今回地震の地震動や地震に伴う津波での危険物施設の火災・漏洩事故について説明する。

○非破壊試験技術者の資格及び認証における国際整合化の動向
/ものつくり大学/大岡紀一
非破壊試験技術者の資格及び認証に関する規格の整合化は、各国の資格及び認証制度に関わる諸事情から世界的に統一したISO規格化が進められている。国内の関連する改正JISを含めて国内外の資格及び認証の動向について述べる。

○超高サイクル疲労試験のニーズと試験法の留意点/東北大学/野中勇
産業界においては、超高サイクル域での疲労破壊現象は十分に認識されていない。そこで、超高サイクル疲労試験のニーズを紹介し、超高サイクル疲労試験機及び試験法の留意点について述べる。

○溶接部の凝固・相変態のその場観察技術(前編)
/大阪大学 /小溝裕一
溶接中の溶接金属や溶接熱影響部の組織変化を、その場で直接観察する計測技術について解説する。前編では、高温レーザ顕微鏡などを用いた手法を紹介する。

○赤外線透過絶縁保護カバーの開発
/日本原子力発電(株)/中村茂雄・米澤和宏
電気設備にはアクリル板等の保護カバーが設置されており、赤外線を通さないため、赤外線サーモグラフィ診断の適用普及を妨げていた。このたび、日本原電は赤外線サーモグラフィ診断に適用可能な赤外線・可視光を透過する特殊樹脂材を開発した。

○超音波厚さ計による港湾鋼構造物の肉厚測定
/(株)ナカボーテック/志鶴真介
超音波厚さ計による肉厚測定は、非破壊で定量的な診断技術として港湾鋼構造物の要求性能を維持管理していく上で重要な測定方法である。本稿では、測定のポイント、測定データの活用および実構造物への適用事例について概説する。

○66/77kV系特別高圧受配電設備絶縁物の余寿命推定技術
/三菱電機(株)/三木伸介・岡澤周
受配電機器の電気的トラブルを未然に防止するとともにメンテナンス周期を適正化し保守コストを削減するには、絶縁余寿命推定技術が不可欠である。本稿では、特別高圧受配電設備絶縁物の劣化診断・余寿命推定技術を説明し、適用事例を紹介する。

○機械の位置決め技術/ローツェ(株)/玉造大悟
激化する国際競争の中、誰もがより高性能でより安い製品開発を目指している。今こそ、原点に立ち返り技術の根本を見直すべき時である。機械の位置決めにおける振動というテーマを元に、周波数解析による現象可視化の手法と、経験というアドバンテージを積み重ねることの重要性を提示する。

○残留電荷法によるCVケーブルの水トリー劣化診断
/(株)エクシム/川井二郎
従来難しいとされていた、未橋絡水トリーの検出手法として残留電荷法に着目し、現地適用に向けた種々の改良検討を実施した。その結果、多くの測定実績を重ね、ケーブルの保守・診断に貢献できるようになっている。

■技術トピックス
〔鉄道〕
○最新の橋梁下部工・土留め健全度診断システム
/(公財)鉄道総合技術研究所/篠田昌弘
衝撃振動試験法の課題を解決するために、新しい橋梁下部工・土留め健全度診断システムとしてインパクトを開発した。インパクトは、小型起振器や光ファイバ加速度センサなど、新たな加振機器と計測機器を開発し、これまでのインパクトセンサや市販の圧電型加速度計と接続可能になった。

■連載:隕鉄のマクロ組織とミクロ組織観察考6
○隕鉄は約1℃下がるのに約100万年を要するのウソ
/東京大学大学院/朝倉健太郎
隕鉄をSEM(走査電子顕微鏡)によって観察した。SEMの可能性と特長について解説し、隕鉄1について詳細に調べた。この結果、光顕ではわからなかった表面情報が得られた。加速電圧15kVのときのSEM像は、非常に平坦に見え、表面構造が失われている。2kVの加速電圧で観察したSEM像からは、マトリックスに微細析出物が多数観察できた。大きさは400nm以下であった。
 加速電圧を必要以上に高くすると、試料表面上の微細構造が隠されてしまうことを明らかにした。また定性・定量分析を擬等軸フェライトや菱形結晶について詳細に行った。

■特集:最新の非破壊検査に活用されるX線技術
○乾電池駆動可搬型X線源/(独)産業技術総合研究所
/加藤英俊・鈴木良一
針葉樹型カーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動可搬型高エネルギーX線源の製作に成功した。老朽化した構造物等の非破壊検査が積極的に行われ、安全安心な社会を構築するための一役を担うことが期待される。

○超微小焦点高エネルギーX線源の利用/(株)光子発生技術研究所
/前尾修司・山田貴典・長谷川大祐・山田廣成
卓上型放射光源MIRRORCLE-CV4は超微小焦点を有する高エネルギーX線源であり、透過像イメージングや各種X線分析の光源として有用で、多く利用されている。本稿ではその一例として、高解像度X線CT、残留応力測定への応用について紹介する。

○X線橋梁検査のためのMIC電子加速器/(株)光子発生技術研究所
/山田廣成・林太一・齋藤省吾・長谷川大祐・山田真実・他
橋梁検査装置として1MeVマイクロトロンを軽量化し戸外で撮影可能な装置の開発に成功した。本装置では60cm厚のコンクリートを5分という短い時間で撮影することができる。実際に行ったデモでは内部の鉄筋やひび割れを短時間で確認することができた。

○CR、DRの発展と将来/(株)リガク/佐藤貴久
今までにない25μm高分解能CRや直接変換型DRによる写真画像並みのX線透過画像により、今まで難しいとされていたマイクロクラック、マイクロボイドの検査方法に新たな可能性が出てきた。

■製品ガイド
○X線検査装置

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