検査技術 2012年12月号 PDF版

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検査技術 2012年12月号 PDF版

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■解説
○爆発火災データベースの概要と分析例
/(独)労働安全衛生総合研究所/板垣晴彦
労働安全衛生総合研究所では労働災害に関する災害資料を収集し、研究用のデータベースを運用しているが、その記載内容を見直すことにより一般への公開(第1次)を開始したので、その概要を紹介した。また、検査・測定が関わる事例についての分析例を示した。

○高張力ボルトの緩み非破壊検査方法
/大分大学/向井健・後藤雄治/岡山大学/高橋則雄
現在、高張力ボルトは、輸送機械や各種プラント等の多くの工業製品に使用されている。それらの高張力ボルトは繰り返し荷重や振動が加わることにより緩みが発生する。本研究では電磁現象を利用した高速かつ簡便に測定可能なボルトの緩み検査手法の提案を行なった。

○大規模FEM解析によるガイド波の伝搬および探傷シミュレーション
/(一財)発電設備技術検査協会/古川敬・古村一朗
配管の超音波探傷方法の一つに、ガイド波を利用して遠隔からあるいは広範囲を一括に計測する方法が期待されているが、曲がり管等への適用には課題がある。本稿では、数値解析を用いて、複雑なガイド波の伝搬状況の把握や探傷結果の予測に活用した事例を紹介する。

○大型振動試験装置による鉄道車両の実験
/(公財)鉄道総合技術研究所/宮本岳史
地震時の鉄道車両に関する研究開発に必要となる実験データは、鉄道事業の現場を使った走行試験などでは得られない事柄が多くある。そこで、大型振動試験装置を用いて、車両挙動の観察、数値シミュレーションの検証、地震対策技術効果検証などを実施している。

○ウォークスルー型爆発物探知システム
/(株)日立製作所/橋本雄一郎・坂入実
駅などの大量輸送機関や集客施設で求められる測定スループットに応えるため、爆発物を高速・自動で探知するウォークスルー型爆発物探知装置を開発した。選択性の高い質量分析計をセンサとして採用したことで、フィールド試験では低い誤報率が得られることを確認した。

○圧力試験のスペシャリスト/住友金属テクノロジー(株)/小泉明宏
高圧センターは、数少ない高圧試験専門の試験・評価機関として、充実した高圧試験インフラと熟達した現場力を強みに、自動車産業を筆頭に幅広い業種から高圧試験を受託している。

○ミラー電子顕微鏡とは/(株)日立製作所/品田博之
次世代高速検査装置としての可能性があるミラー電子顕微鏡について紹介する。広く普及している透過電子顕微鏡や走査電子顕微鏡と比較してどのような特徴があるのかを前半で説明し、後半ではミラー電子顕微鏡でSiCウェハの結晶欠陥を観察した例について紹介する。

○硬さ試験法の最近の動向と硬さ基準試験片(後編)
/(株)山本科学工具研究社/山本卓
材料の硬さの代表的な指標である硬さと、その試験法について、硬さ基準片専門メーカーの視点から解説。後編では代表的試験方法の特徴や留意事項、ISOの動向、新しい硬さ試験法や基準片開発への取り組み等について解説。
■技術トピックス
〔土木〕
○低コストの光ファイバ構造物診断システム
/(独)産業技術総合研究所/津田浩
本稿では波長変調型光ファイバセンサであるFBGを用いた振動・ひずみ計測が可能な構造物診断システムを紹介する。このシステムは従来技術と比較してコンパクトで安価に構築できる特徴がある。

〔鉄道〕
○電車線とパンタグラフの接触力測定とメンテナンスへの活用
/(公財)鉄道総合技術研究所/小山達弥・池田充/(株)明電舎/田林精二
本稿では、電車線(カテナリちょう架式電車線)と集電装置(パンタグラフ)との間に発生する接触力を測定する技術と、現在研究が進められている接触力測定結果のメンテナンスへの活用手法を紹介する。

○営業車で常時脱線係数を計測する台車の開発
/住友金属テクノロジー(株)/谷本益久
鉄道車両の脱線は人命にかかわる重大な事故につながる。脱線に対する安全性は脱線係数で評価される。ここでは営業電車で常時(無人)脱線係数を測定する方法を開発・実用化したので解説する。

〔エネルギー〕
○テラヘルツ波を利用した太陽電池特性計測技術
/大日本スクリーン製造(株)/中西英俊/大阪大学/斗内政吉
フェムト秒レーザーパルスを多結晶Si太陽電池に照射し、同デバイスから放射されるテラヘルツ波を検出した。また、テラヘルツ波イメージングにも成功した。太陽電池の光励起キャリア発生、移動、消滅といった動的な振る舞いを非接触で測定できる。

■特集:自動車産業に貢献する非破壊検査技術
○インライン全数検査用、研磨焼け・残留応力渦流検査
/(株)ケン・オートメーション/矢尾板達也・鈴木仁志
/ibg Prufcomputer GmbH/Jochen Iwan
研削加工を行った自動車の重要保安部品に研磨焼け・残留応力があると、ここを起点に破壊に至ることがあり、重要事故やリコールを引き起こすことがある。渦電流を使用したインライン全数検査の研磨焼け・残留応力検査を紹介する。

○レーザー光による非破壊検査技術/(株)sanzo 計測事業部
産業技術研究所との共同研究により、「レーザー光による自由形状計測方法」の特許を取得。特許技術をベースに開発した本装置の紹介および検査事例・機能を解説する。

○電磁超音波による高温材の探傷及び厚さ測定技術
/ノルディンクラフト(株)/城所保彦・河村皓二
高温度における部材の内部欠陥検出及び厚さ測定用超音波探傷については、非接触に超音波を送受信可能な電磁超音波探傷法が極めて有効な方法である。本稿では、自動車部品等の素材となる鉄鋼製品への実用化された電磁超音波探傷装置の概要について報告する。

■製品ガイド
○赤外線サーモグラフィ―
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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