環境浄化技術 2012年11・12月号 PDF版

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環境浄化技術 2012年11・12月号 PDF版

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■特集:放射能除染技術
○放射性物質による土壌・地下水の汚染の調査・対策への取り組み
/(社)土壌環境センター/田澤龍三
本稿では、除染実施計画策定の支援、汚染状況調査及び除染等の工事を請負う会員企業が活動している当センターの取り組み状況等に関して紹介する。

○放射能の大規模除染に向けての活動
/環境放射能除染学会 事務局/森田昌敏
福島原発事故による大規模の放射能汚染に対応し、多くの分野の科学者や技術者達の参加のもと、環境放射能除染学会が活動しはじめた。その活動の目指している方向、活動の内容、将来に向けての展望を紹介する。

○放射性物質による環境汚染の対策技術
/清水建設(株)/横山勝彦・土田充・西川洋二
当社では様々な効果的除染技術の開発を進めている。その中から、本稿では除去物の洗浄・焼却による減容化技術、減容化により高濃度化する除去物の溶出抑制・遮蔽等の保管・処分技術に着目し、詳述する。

○重点調査地域における放射性物質による環境汚染の除染技術
/(株)竹中工務店/奥田清明
被災地での除染事業は、地元の早期復興、将来的自立、雇用確保等に配慮し、市民並びに地元企業・市民団体等と連携して進めるべき協働事業である。当社では除染事業の総合管理ツール「ラジ・クリーン」を開発し、除染・運搬・管理作業の効率化を図っている。

○放射性セシウム汚染土壌の除染・減容化
/西松建設(株)/石山宏二/京都大学/日下英史/湘南数理研究会/奈良崎則雄
/(株)タクマ精工/白石稜威男
マイクロバブルフローテーションを利用したアトリッション分級洗浄法により、除染作業に伴い発生する膨大な放射性セシウム汚染土壌の除染・減容化技術の確立に取り組んでいる。ここでは、平成23年度福島県除染技術実証実験により確認された本技術の効果について報告する。

○放射能汚染土壌の分別・減容化技術/佐藤工業(株)/楠岡弘康
若築建設(株)、筑波大学による共同研究開発の除染システムを紹介する。本システムでは汚染土壌からシルト・粘土分別のため2段階の湿式洗浄を行い、振動ふるい機で礫・砂を回収。汚水は凝集沈殿濁水処理を行った後、濃縮汚泥はフィルタープレスを用いて脱水ケーキとして回収、分別する。濁水処理と脱水処理で分離した水は洗浄水として再利用し、最終処分は「マイクロバブル浮上分離濁水処理」で高度浄化後、放射濃度を検出限界まで低下させた上で下水道放流基準を満たして放流する。

○放射能汚染土壌の除去システム/(株)EMCOMホールディングス/山内恵一
本稿で紹介する装置は、放射性セシウムを含む粘土層のみを除去し、除染した砂礫層をもとに戻して、汚染土壌を減容化するものである。高圧ジェット水流と放射性物質吸着剤のフィライト(千枚岩)を使用することで、懸濁液からの粘土層の分離と粘土層の迅速処理回収を可能にした。

■特集:水処理、廃棄物の薬品・材による浄化技術 
○排ガス処理用高反応中和剤を用いた浄化技術/AGC旭硝子(株)/桜井茂・片山肇
本稿では乾式排ガス処理法において湿式処理法に匹敵する性能発現の要求に応えることのできる、炭酸水素ナトリウムを主成分とする高反応中和剤および、その酸性化合物の除去特性について概説する。

○薬品・材による水処理技術/アクアス(株)/市川真治
本稿では汚泥流出の緊急事態に適用され、バルキング解消の即効性と持続性と兼ね備えた活性汚泥用汚泥改質剤アンバルカーSTの適用事例を紹介する。

○インジェクターを利用した凝集剤による噴霧注入方法の検討
/磯村豊水機工(株)/森垣紀子
砂ろ過水の厳格な濁度管理を目的に、ろ過池直前にも凝集剤を注入する後凝集処理を併用する事例が増加しているが、その効率は対象水への分散性と混和効率に依存する。筆者らは、この観点に立ってインジェクターと噴霧ノズルを利用した新たな注入方法を発想し、攪拌槽などの設備や動力を必要としない環境に配慮した高効率連続薬品注入装置を開発した。

○酸性ガス及び飛灰重金属の最適処理技術/栗田工業(株)/益子光博
高い酸性ガス処理性能を有する『ハイパーサーR B-200』と埋立処分において重金属の長期固定効果を発揮する『アッシュナイトRR』適用による酸性ガス、飛灰重金属、さらには埋立処分を含めた優れた環境改善効果を紹介する。

○排水回収用RO膜の水処理薬品/栗田工業(株)/的場雄介
今日ではRO膜は水処理の身近なツールの一つになっているが、排水および排水処理水を処理する場合、より慎重な処理が必要となる。排水および排水処理水は、河川水や工水と比較してバイオファウリングが発生しやすく、高濃度の膜汚染物質が含まれている。これらが原因となりRO膜に障害を引き起こすケースが多かったが、当社のスライム防止技術によりこの問題を解決することができた。その事例を本稿で紹介する。

○ヤシ殻活性炭を利用した浄化技術
/水ing(株)/佐藤克昭・高橋広治・大川高寛
新たな水道用粒状活性炭としてヤシ殻原料の球状活性炭である「エバダイヤLG-40」シリーズを開発。本シリーズは従来の石炭原料の活性炭と比較して、高機能、高硬度、且つ環境配慮型の特殊活性炭として位置付けられると考えている。

○ゼブラ状のレイヤーを形成する複層ろ過の新ろ材の開発
/日本原料(株)/齋藤安弘/日本濾研(株)/大橋伸夫
ろ過材専業メーカーとして長年培ってきた技術・経験から、既存のパラダイムに囚われない考え方でより広い捕捉帯を得るため新たなろ材を用いた複層ろ過のシステムを考案、その概要と処理能力について報告する。

○ポリシリカ鉄発生土有効利用方法の開発
/NPO法人ポリシリカ鉄協会/佐々木洋
水処理用の凝集剤であるポリシリカ鉄(PSI)は、沈澱したスラッジを農業資材として利用することでも効果を発揮する。本稿では、培土メーカーで培土の試作を行い、農家の水田を使用して現地実証した結果や今後の課題について紹介する。

■水処理分野
○小型メンブレンパネル式散気装置/月島機械(株)/小野塚敏彦・木村葵
本稿ではポリウレタン膜を用い、新たに開発した小型メンブレンパネル式散気装置「リーフメンブレン」について紹介する。本装置は2013年3月に7下水道新技術推進機構発行の建設技術審査証明を取得する予定である。

○消泡剤不要の「消泡装置」/三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)/尾田誠人
排水の生物処理や化学反応に伴い発生する気泡は、液界面上に堆積後溢流し、運転管理を阻害する。一般的な対策として消泡剤添加による発泡抑制策がとられているが、生物処理や品質に悪影響を及ぼす。本稿では、完全無薬注で消泡可能な消泡装置の消泡原理・消泡効果・経済的合理性を示す。

○上水セラミック膜ろ過システムを用いた藻類に起因する
水処理障害対策の検討/メタウォーター(株)/村田直樹
○イオン交換樹脂による排水中の金属除去・回収
/ピュロライト・インターナショナル(株)/伊藤正義

■製品技術
○コンパクトで低コストな汚泥・廃液乾燥機「カラカラDD&MDD」
/日鉄住金環境(株)/山本一郎・北和将
本稿では水平並列2ドラム式乾燥機「カラカラDD」ならびに多段4 ドラム式乾燥機「カラカラMDD」の特長、概要、事前乾燥試験とランニングコストの試算結果、納入事例について述べる。

■シリーズ:フィールド・レポート
○バイオミネラルに学ぶ/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○海外でのプラント建設経験41
スーダン、世界最大の製糖プラントのその後(1)/元(株)タクマ/若村保二郎

○消えゆくアラル海を追いかけて26
琵琶湖の汚染調査を機に、市民運動へ/NPO法人市民環境研究所/石田紀郎

○台北市初の大型都市下水処理建設の報告9
限られた時間での挑戦/(株)アステック/西野昭男

■コラム
○この著名人には共通点があります/HST
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