プラスチックス 2012年11月号 PDF版

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■特集:持続可能型社会構築に貢献するプラスチック産業
○マイクロ波を利用したPETボトルのBtoBリサイクル
/崇城大学/池永和敏/大和製罐(株) 山本雅洋・出蔵 剛・亀山武彦
本稿では、マイクロ波加熱を用いたPETのアルカリ解重合、再重合およびB to Bの再ボトル化の研究を中心に紹介する。また最近、グリコール系高沸点溶媒を用いた場合にはアルカリ解重合が極めて加速されることを見出したので、合わせて報告する。

○プラスチック炭化装置の特徴と活用例/
(株)エコインジャパン/今野光義・木名瀬宏貴・津村一生
当社は、よりいっそうの循環型社会の形成を重視した技術(ゴミを発生源で処理する地産地消が可能な技術)、かつエネルギー問題の解決の糸口、そして新たなる産業として雇用促進に繋がる商品として、「プラスチック炭化装置」を開発した。本稿ではその概要と活用例を紹介する。

○廃漁網の適正処理とリサイクルへの課題/富山県立大学/立田真文
本稿では、多種類ある廃棄物の中から特に漁網を取り上げた。富山県で有名な寒ブリは定置網で漁獲される。廃定置網の適正処理とリサイクルに向かわせるために、廃定置網漁網の基礎的な調査を行い、それから見える漁網全体の課題を検討した。

○セルロース・キチンを用いた高吸水性生分解高分子
/苫小牧工業高等専門学校/甲野 裕之
セルロースやキチンのポリカルボン酸無水物架橋分子は環境調和型の生分解性吸水ポリマーとして機能する。さらに酸性水溶液、高塩濃度溶液に対しても凝集せずに安定した吸水力を示すため、既存のアクリル酸吸水性樹脂の代替以外に新規用途開発が期待できる。

○ポリ乳酸の金属フリー低温連続重合技術
/(株)リコー/根本太一・田中千秋
ポリ乳酸の製造法に関しては、従来の石油由来の樹脂の製造法となんら変わりがない。筆者らは、石油代替材料にふさわしい環境にも充分な配慮をした画期的なポリ乳酸の製造技術を開発することに成功したので、紹介する。

■特設記事:エラストマーを上手につかいこなすために
○オレフィンプロックコポリマー
/ダウ・ケミカル日本(株)/大村隆彦・服部 勲
INFUSETM OBCは分子内に結晶性と非結晶性のブロック構造を持つ新規なポリオレフィン・エラストマーである。従来型オレフィン系エラストマーと比較し、柔軟性と耐熱性のバランス、弾性回復性能、室温?高温での圧縮永久ひずみなどに優れる。INFUSE OBCの特徴と適応用途例を紹介する。

○SISブロックコポリマー/日本ゼオン(株)/佐貫英明
熱可塑性エラストマーの一種であるSISは、ポリスチレンブロックとポリイソプレンブロックからなるスチレン?イソプレンブロックコポリマーである。当社では、1985年にSISをQuintacシリーズとして製品化した。本稿では、Quintacを例にSISの構造と特性、最近の応用展開について紹介する。

○NDIベース2液注型ポリウレタンエラストマー
/住化バイエルウレタン(株)/清水健尋
全世界のポリウレタン市場は、主にTDI、MDIから構成されている。今回はその中でも2液注型ポリウレタンエラストマーにスポットを当て、それらベースのエラストマーと、NDIベースエラストマーとを比較する形で、NDIベースエラストマーの紹介を行う。

○ポリエステルエラストマー/東レ・デュポン(株)/常峯邦夫
ハイトレルは、熱可塑性ポリエステル系エラストマーであり、優れた機械的強度や耐熱変形性、耐薬品性、良成形性および耐屈曲疲労性、耐衝撃性、高反撥弾性、低温機械特性を持つ。本稿では特徴と活用事例、最新グレード展開を中心に述べる。

○熱硬化性ポリウレタンエラストマーの動的粘弾性測定
/名古屋市工業研究所/足立廣正
本稿では、熱硬化性ポリウレタンエラストマーにおいて動的粘弾性パラメータの温度特性を明らかにして昇温速度と限界温度との関係から断熱性の評価方法について検討した。


■一般原稿
○解説 任意形状のハイブリッドコンポジット〜ヨウ素を利用したイオン拡散/京都大学/川口昭夫
    ミクロ領域における力学特性の新しい定量評価試験機の開発/(株)三弘/岩井重樹・山本 敦

■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御第 第4回/藤山ポリマーリサーチ/藤山 光美
○有機化学から見た高分子化学 第24回/名古屋工業大学/齋藤 勝裕
○高分子材料の測定・分析技術の評価 第25回/一般財団法人化学物質評価機構/
○資源、環境、エネルギーそしてプラスチック 第15回/東京医科歯科大学/宮入裕夫
○POM、PBT、PC、PA66の耐久性データを読む(第2回)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永 茂樹

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