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フルードパワーの進化と検証 PDF版
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フルードパワーの進化と検証 PDF版

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フルードパワーは、液晶TVや携帯電話のようなドラスティックな変化はありませんが、産業界の下支えとなる重要な技術です。
フルードパワー業界は、この10数年で市場となる地域、主要産業やアプリケーションなどにおいて、大きく変化してきています。本増刊号は、この変化を冷静に見直し、検証することができる特集としました。創刊50周年記念号として、今後のフルードパワーの方向性を見極めることができる一冊です。

油空圧技術 2012年10月増刊号
B5判 156ページ

■目次

■将来に向けてフルードパワーを総括する/油空圧技術編集委員/西股健一


日本の産業界は従来型ビジネスモデルが通用しなくなり、グローバル化に対応し生き残りを賭け,変革が求められている。幸いフルードパワー業界は新興国を中心とした需要拡大に支えられているが、状況は予断を許さない。ここでは将来に向けフルードパワーの技術や方向性を見極めるため、これまでの流れを総括する。

■IFPEXから見るフルードパワー(空気圧技術)この15年の動き/長岐忠則

現在のフルードパワー国際見本市(IFPEX)は1963年東京晴海の見本市会場で10日間開催。「世界油圧化機械見本市」が始まりで、2011年で第23回を数えている珍しい展示会といえる。ここでは、空気圧業界から見たIFPEXの推移を中心に、空気圧技術の全体の流れとここ15年の動きを述べる。

■斜板ポンプ開発の歴史と高出力密度化への取り組み/川崎重工業/駒田浩一

当社の斜板形油圧ポンプは、油圧ショベルの進歩とともに、高出力密度化と信頼性向上を図ってきた。本稿では斜板ポンプ開発の歴史を振り返りながら、どのような改善を盛り込むことで、高出力密度化を実現してきたかを紹介する。

■制御弁の10年/油研工業/江端利夫

油圧制御弁に関して、最近10年間にわたる市場や技術動向について具体的な製品を紹介することにより総括する。①省エネ化、②小型化、③省スペース化、④対環境形、⑤安全対応、⑥高機能化、⑦高応答化の7つのキーワードについて解説する。

■油圧バルブ/ボッシュ・レックスロス/山田良二

油圧機器は電気機器とコラボレーションすることで、新たな制御性の向上を図っている。油圧バルブがこの15年で、どのように変化したか、ミクロの部分で検証する。

■油圧シリンダの変遷/TAIYO/根岸浩史

油圧シリンダの大分類は建設機械用のシリンダと一般産業用があり、その形状や用途が大きく異なる。本稿では一般産業用の油圧シリンダの変遷に関して述べる。

■アクセサリ/ハイダック/秋本義和

電子機器の小型化、省力化に伴い機械の小型化、保守、メンテナンスを考慮した設計が求められているため、油圧アクセサリも以前の脇役からシステムを構築する上で重要な役割を求められている。油圧アクセサリの進化とその事例について紹介する。

■油圧システム/ボッシュ・レックスロス/本間義和

再生可能エネルギーからの動力取出しは、エネルギー供給量増大と温室効果ガス削減の相反する要求を同時に満たすことが出来る。風力/海流/潮流タービンによる油圧システムを利用した発電の実例と開発状況を紹介する。

■スクリュー圧縮機における省エネ性能の向上/日立産機システム/紙屋裕治・西村 仁

空気圧縮機は多くの電力を消費しており、環境意識の高まりとともに省エネルギー化の要求は大きい。近年、特に進歩した可変速技術や新技術の開発による省エネ・高効率化の経緯と今後の方向性を紹介する。

■電磁弁/コガネイ/木下俊夫

丸形電磁弁から多機能プラグイン電磁弁へと進化してきた電磁弁であるが、最近15年の進化は低消費電力化、高速応答化、長寿命化など機能・性能向上が中心となっている。

■アクセサリ/CKD/佐藤公哉

この15年間における空気圧シリンダの取り組みについて振り返るとともに、地球環境保護への取り組み、今後の展望について述べる。

■駆動機器の変遷/TAIYO/根岸浩史

空気圧機器を取巻く環境は、ここ数十年で軽薄短小といったトレンド以外に安全性の追求、環境に配慮した機器の開発等、大きな変貌を遂げて現在に至る。ここでは駆動機器の空気圧シリンダの変遷を中心に述べる。

■真空発生器/日本ピスコ/大内 悟

真空発生器は、市場のニーズにより①小型化、②高速化、③応答安定化、④多機能化と機種追加毎に変貌を遂げてきた。今回は、ピスコ真空発生器のラインナップと、新たに発売された真空ポンプについて製品紹介すると共に、今までの進歩の検証と今後の課題について記述する。

■圧力センサと流量センサの進化/SMC/北村道朗

空気圧機器のセンサの中でも多く使用されている圧力センサおよび流量センサの検出原理の進化による製品の小型化、機能の向上、省エネルギー化などの項目から、センサの15年の進化について紹介する。

■温調機器/SMC/後藤 洋康

多くの産業分野において、温調(温度制御)技術は高精度化・高品質化(歩留向上)・高速化など、性能向上への重要な鍵になっている。当社はFA機器の総合メーカとして、温調機器に取り組んで来た。本稿では温調機器の技術動向について解説する。

■作動油/出光興産/川崎 宏

油圧機器の進歩と時代の要求により、ここ15年で新しいコンセプトの油圧作動油が多く開発された。ここでは、当社の事例をもとに非亜鉛系耐摩耗性型(極圧型)作動油、高引火点油、生分解性油、省エネルギー油、および高剛性油等、油圧作動油の開発動向を紹介する。

-カレッジ研究の進化と検証-

■建機の遠隔操作/岐阜大学/山田宏尚


ITの利用は単に油圧技術の機能・性能を高めるためだけのものではなく,人間と機械とのインターフェース部分を劇的に改善する可能性を秘めている.本稿では,建設ロボットの研究の歴史を振り返りながら,ITの利用が油圧技術を含む機械技術に及ぼす影響について考える。

■流れ解析の研究/上智大学/築地徹浩

理論的な流れ解析において、コンピュータが発達するまで主流であった解析解を求める方法と、コンピュータとともに発達してきたCFDを用いた数値解を求める方法とについて両者の特長を述べ、今後の理論的流れ解析について考えてみる。次に、私の研究室で行ってきたCFDを用いた流れ解析と実験的流れ解析を紹介し、油圧工学における流れ解析の実状を紹介する。

■福祉機器の研究/奈良工業高等専門学校/早川恭弘

現在,介護者及び被介護者の負担を軽減するための介護支援機器や,自立支援機器など福祉介護機器の開発が各方面で積極的に行われている。本解説では,油空圧を用いた福祉介護機器開発の経緯とこれからの展望を述べる。

■機能性流体を応用したマイクロデバイス/東京工業大学/吉田和弘・横田眞一

機能性流体を応用したマイクロデバイスの研究の進展について、電界印加で粘度が増大するERF不均一電界印加でジェット流を生じるECFを応用したマイクロアクチュエータなどに関する筆者らの研究成果を例として解説する。

■学会論文にみるフルードパワー研究15年の検証/法政大学/田中 豊・坂間清子

本稿では、1997年から2011年までの日本フルードパワーシステム学会講演会の講演論文集と日本フルードパワーシステム学会論文集に掲載された全論文を対象に、件数や分野、カテゴリーなどに関する分類と整理を行い、その特徴や変化と傾向について報告する。

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