検査技術 2012年10月号 PDF版

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■解説
○高経年化設備の設備管理と寿命予測の最近の動向
/東京工業大学/大島榮次
設備の各部品が経年的に劣化することは避けられない。その結果は事故の原因になるばかりではなく、生産設備としての投資効果を損なう原因となる。設備の経年劣化管理の鍵を握るのは各部位、部品の寿命予測であり、故障物理に基づく寿命予測技術の開発がこれからの課題である。

○破壊試験による強化ガラスの表面圧縮応力の予測
/(地独)東京都立産業技術研究センター/増田優子・上部隆男
強化ガラスは、ガラス表面応力計による表面圧縮応力の測定により管理される。しかし、製品形状によっては直接測定できない。そこで、「破壊試験」を用いて強化ガラスの表面圧縮応力と破損状況との関係を調べた。これにより、破損した強化ガラス製品の破片形状や破片の数等から、実際の表面圧縮応力を見積もることができる。

○原子時計の高精度化/産業技術総合研究所/洪鋒雷
原子時計は、物理学の基礎研究やGPSなど応用分野に大きなインパクトを与えている。ここでは、秒の定義の変遷を振り返りながら、原子時計の高精度化の要求はどこから生まれるのかについて紹介し、その重力場センサとしての応用について議論する。

○画像処理による目視検査自動化の30年
/東レエンジニアリング(株)/北川克一
筆者がビジョンに出会ってから30年が経過した。画像処理を応用した目視検査の自動化からスタートし、半導体・液晶業界向け検査機器や光干渉を利用した超精密計測装置を開発してきた。開発した技術と商品を紹介する。

○総合的な深海探査システムの構築/(独)海洋研究開発機構/磯芳男
人類最後のフロンティア」と呼ばれる深海は、鉱物などの豊富な資源の宝庫である。一方、巨大地震を引き起こす源ともなる。この過酷な条件下にある未知の世界を解き明かすために、様々な先端技術を駆使して構築を目指す探査システムを紹介する。

○変状発生因子のばらつきを考慮した劣化予測手法の開発
/(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構/轟俊太朗・曽我部正道・谷村幸裕
鉄筋コンクリート構造物の変状は、ばらつきの大きい現象であるため、その発生や進行を予測することは容易ではない。本稿では、供用中の鉄道高架橋等を対象とした現地調査を実施し、変状発生因子のばらつきの定量化を試みるとともに、これに基づき、確率的に部材および構造物全体の変状を予測する手法を開発した。

■技術トピックス
〔材料〕
○鉄鋼材料の高強度化研究の動向/東北大学/古原忠
現在の鉄鋼材料では、自動車等輸送機器の軽量化・安全性、建築物や高架物の安全性等からあらゆる面での高強度化、高寿命化が図られている。本稿では、最近の高強度鋼板を中心とした鉄鋼材料の高強度-高延性化の研究動向について紹介する。

〔自動車〕
○光励起および超音波励起の非破壊検査装置
/(株)ケン・オートメーション/矢尾板達也・高尾邦彦/e/de/vis/Alexander Dillenz
自動車の軽量化や低価格化に伴い自動車を構成する材料が多様化されている。このため異材を接合する際の信頼性や耐久性を評価する手法が重要になっている。ここでは高性能赤外線カメラを使用した検査手法を紹介する。

■特集:最新の漏れ検知・検査技術 設備管理編2
○災害事故防止に繋がるもれ検知・検査技術
/旭化成テクノシステム(株)/後藤康博・松岡健太郎・石垣秀倫
地球環境保全の意識が高まる中、水質汚濁に占める油漏えいは約8割と非常な身近な事故である。油検知器:エポラームシリーズは、油層、油膜、沈降油、水溶性油等、様々な油流出事故を未然に防ぐ為に開発された。その用途、特長等を紹介する。

○樹脂管の漏水箇所と配管ルートのわかる新技術/(株)グッドマン/渡辺研一
塩ビ管・ポリエチレン管を含む樹脂管の漏水箇所と配管ルートとのわかる画期的な探索機が新登場。従来の漏水音を検出する方式とは異なる電磁誘導式のため水圧や水量に左右されず騒音の影響も受けないことから多様なアプリケーションが見込まれている。

○赤外線式可燃性ガスセンサによる
イナートガス中の可燃性ガス測定
/ドレーゲル・セイフティージャパン(株)/後夷健一
イグザム5600ポータブルガス検知警報器に、赤外線式可燃性ガスセンサを装着し、外付け吸引ポンプ、2mカールホース、レザーケースをセットにした「イナートガス中の可燃性ガス検知セット」を紹介する。

■特集:最新の漏れ検知・検査技術 品質管理編
○漏れ試験技術者の資格認証制度について
/(一社)日本非破壊検査協会 漏れ試験研究委員会/津村俊二
当協会はIS09712に準拠したNDIS0605「非破壊試験-漏れ試験技術者の資格及び認証」を平成23年4月に制定し、それに基づく資格試験を本年秋のレベル1から開始する。その制度発足の経緯、制度の内容などを紹介する。

○水素法を用いた最近の漏れ試験
/(株)エフアンドエーテクノロジー/松原紀之・松原未央子/理化精機(株)/土本茂
近年、水素5%窒素95%工業用混合ガスをトレーサガスとして用いた水素法漏れ試験は、製造・保守現場で、導入されてきている。ここでは自動漏れ検査として、大気圧堆積チャンバ方式および減圧堆積方式の概要と適用例を紹介する。

○高精度・高速・モジュラーデザイン化されたヘリウムリークテスト装置
/(株)アルバック/前平隆行・大嶋弦・臼見隆行
当社は1969年にヘリウムリークディテクタと排気セットを組み合わせた、自動リークテスト装置の1号機を納入以来、自動車産業・家電・食品医療などの業界へ、ヘリウムリークテスト装置を提供している。近年では、燃料電池業界や他分野への対応として、水素や窒素をトレーサガスとするリークテスト装置の開発・販売も行っている。そこで、高精度・高速・モジュラーデザイン化されたヘリウムリークテスト装置について解説する。

○様々な現場で活躍するヘリウムガスを利用した漏れ検査技術
/伯東(株)/古城門晋
ヘリウムガスをトレーサガスとするリークテスト法は、45年以上にわたり、感度、再現性および応答性において最善の方法として産業界にて広く浸透してきた。真空ポンプメーカであるPfeiffer vacuum社(ドイツ)の豊富な経験により全世界の半導体、FPD、太陽電池、分析機器、自動車、食品、化学工業や各研究機関でのリークテストの経験と実績の一部を紹介する。

■製品ガイド
○渦流・漏洩磁束探傷
○JIMA2012総合検査機器展出展各社の見どころ
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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