光アライアンス 2012年10月号 PDF版

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光アライアンス 2012年10月号 PDF版

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■特集:細胞レベルで健康を診る
○位相シフトレーザー顕微鏡による非侵襲的細胞識別
/北海道大学/高木 睦
再生医療など治療目的でヒトに移植するために培養した動物細胞の品質を、細胞が接着したままで非侵襲的に診断する方法を開発した。すなわち、位相シフトレーザ顕微鏡を用いて、細胞の立体形状、細胞周期、ガン化の有無などを識別する方法を示した。

○ラマン分光分析による生きた組織・細胞の無標識分析
/関西学院大学/佐藤英俊
ラマン分光法は、生きた細胞や生体を無標識、小/無侵襲で観測できる技術である。本稿では、ラマン顕微鏡やファイバプローブ、ケモメトリックス解析技術の発展と、細胞の種類やがん組織の判別分析等の応用研究について紹介する。

○生体組織の定量化赤外分光断層イメージング/香川大学/石丸伊知郎
無侵襲血糖値センサーの実現を目指した、近赤外分光断層イメージングである。光拡散の影響を受け難い皮膚表層近傍に計測深さを限定して二次元分光分布を取得可能である。成分濃度のみに依存した吸収係数へ変換した、血糖値などの定量計測の検討を進めている。

○表面プラズモン共鳴法を利用した細胞屈折率可視化技術
/広島大学/柳瀬雄輝・秀道広
我々はこれまでに、SPRセンサ上の屈折率分布を二次元的に可視化できる、SPRイメージング装置を開発し、センサチップ上の生細胞の刺激応答を非標識、かつリアルタイムに可視化することに成功した。本稿ではその原理と応用例を紹介する。

○生物発光を利用した分子細胞機能のリアルタイム計測とその医療への応用
/北海道大学/榎木亮介・本間さと・本間研一
生物発光を利用したバイオイメージングは、生物試料に対して励起光の照射を必要としない「生体にやさしい」計測ツールとして近年注目されている。分子から個体レベルで生体機能を可視化するだけでなく、近年では医療への応用も期待されている。

○レーザー光による神経細胞の局所機能操作/(独)産業技術総合研究所/細川千絵
細胞機能を能動的かつ非侵襲に操作可能な手法として、光ピンセットやフェムト秒レーザを用いた神経細胞の局所操作技術について報告する。本手法は、従来の遺伝子操作を補完する細胞操作への応用や、脳神経疾患の標的分子に注目した光治療研究への波及が期待される。

■製品特集:産業界で求められている革新的な光製品
○ピコ秒レーザーダイオードと時間分解蛍光寿命測定
/(株)日本レーザー/西本俊行
本製品は、蛍光の寿命を単一光子計測法を用いて測定する為に発案されたレーザである。半導体レーザやファイバーレーザをピコ秒で発振させるドライバとヘッドの構成で、ピコ秒分解能での蛍光寿命測定が可能になった。

○外乱光の影響を受けない3D距離画像センサ/日本信号(株)/田村法人
MEMS光スキャナECO SCANと光パルス飛行時間計測法を融合することで、3D計測が可能なFX8型距離画像センサを開発した。ロバスト性に優れ、同軸光学系の採用により高い耐外乱光特性を実現。ECO SCANとFX8の動作原理と制御技術を中心に説明する。

○ハイピークパワーLD励起高出力UV/グリーンレーザーPulseo
/スペクトラ・フィジックス(株)/豊田宏之
Spectra-PhysicsのLD励起固体レーザ開発の歴史を交えて、ハイピークパワーLD励起高出力UV/グリーンレーザPulseoの特徴と仕様を、各種産業用途における加工応用例と共に紹介する。

○ピコ秒レーザ/(株)オプトサイエンス/桧垣哲
近年、高品質な非熱微細加工用レーザとして注目を浴び、実用システムへの搭載が進んでいる、独LUMERA LASER社製産業用ハイパワーピコ秒レーザと、その応用について紹介する。

■解説
○液晶プロセス用超大型・超精密位置決めステージ
/住友重機械工業(株)/冨田良幸
当社では、1990年代のX線用露光装置の開発以来、主にリニ
アモータを用いた半導体用超精密ステージ、液晶用大型ステージの事業化を進めてきた。本稿では、半導体、液晶分野を目的としたステージの製品紹介、技術開発と、ベースとなる要素技術、最新の研究結果について述べる。

○次世代を担う有機EL照明パネルの現状と展望/平田機工(株)/平賀靖英
LED照明に継ぐ次世代照明として期待される有機EL照明も、発光効率や長寿命化が進んだことで市場は動き出した。本稿では、有機EL照明の本格普及に向け、LED照明や従来照明と比較しながら有機E L照明の技術トレンド、また製造技術革新の可能性について述べる。

■製品紹介
○レーザ加工機『レーザライン』/ワルタージャパン(株)/後藤和彦
■研究室紹介
○香川大学工学部知能機械システム工学科石丸研究室/香川大学/石丸伊知郎
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