プラスチックス 2012年9月号 PDF版

プラスチックス 2012年9月号 PDF版
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
S1209

プラスチックス 2012年9月号 PDF版

販売価格/
1,500 円(税込)
通常価格/
1,500 円(税込)
■特集:プラスチック用添加剤・フィラーガイド
○添加剤・フィラーの最新動向/西澤技術研究所/西澤 仁
プラスチックにおいて、添加剤、フィラーによる改質技術の役割は今後ますます大きくなることが予想される。本稿では、添加剤、フィラーの最新動向について述べる。

○合理的なプラスチック着色方法の提案/濤和化学(株)/菱田新悟
ほとんどの熱可塑性樹脂にて着色加工委託量にかかわらず、即納可能なシステムを紹介する。着色コスト低減、在庫不要、不良在庫低減可能な着色方法である。

○天然タンパク質とシリカのハイブリッド抗菌剤/冨士化学(株)/井上 高康
バイオシリカ抗菌剤は、安全性の高いサケ白子タンパク質とシリカを主成分とする珪藻類の細胞壁形成機構の生物模倣的技術を基にした、新しいハイブリッド抗菌剤である。幅広い抗菌スペクトルを持ち、特にグラム陽性菌に対し極めて高い効果がある。

○ポリ乳酸樹脂用改質剤/太陽化学(株)/近藤直樹・黒田裕也・藤田 洋
ポリ乳酸樹脂の改質剤として「チラバゾール」を紹介する。チラバゾールはポリ乳酸の耐衝撃性、可塑性、耐熱性を向上させる改質剤である。また、植物度100%の改質剤であり、少量添加で改質効果を発現することが特徴である。

○縮合系樹脂の特性を変える機能性添加剤/BASFジャパン(株)/香川 正
Joncryl ADR鎖伸長剤はPET、PC、PA、PU、PLA等の縮合系樹脂の特性を変える反応性を持つ機能性添加剤。ADRによりグラフトされた枝分かれ分子は縮合系樹脂により高い溶融張力とより高い溶融粘度を与え、樹脂の加工を容易にしたり樹脂特性に変化を与える。

○ポリオレフィン用剛性核剤/ミリケン・ジャパン(株)/藤原賢児
ポリオレフィン用剛性核剤「HPN-20E」は、従来のソルビトール系の透明核剤やリン酸金属塩の剛性核剤など従来と異なった特異な化学構造を有する。ポリプロピレンおよびポリエチレン双方に効果が見られる。本稿では製品の特徴と適用効果を述べる。

○高純度高分散炭酸ストロンチウムのフィラーへの適用
/宇部マテリアルズ(株)/岡田文夫
微細で針状の形状をした炭酸ストロンチウムを、樹脂に対
し親和性を持つ表面処理を行った上で光学樹脂に添加し、延伸フィルムを作製することで、複屈折性を任意に制御した光学樹脂フィルムを作製できる。光学樹脂フィルム製造の低コスト化に寄与することが期待される。

○天然原料由来滑剤/エメリーオレオケミカルズジャパン(株)/鈴木浩治
滑剤の機能や特性および現在使用されている滑剤の種類やその由来原料がどのようなものかを説明したうえで、近年市場より高い関心を寄せられている製品原料の天然原料由来への移行の可能性や新規に開発されている商品などを紹介した。

○高性能高分子型帯電防止剤/三洋化成工業(株)/山本 祐介
プラスチックの帯電を防止する添加剤として、高分子型帯電防止剤が注目されているが、性能を発現させるためには添加量が多くなる欠点があった。当社独自のポリマー設計により、少量添加で半永久的に帯電防止性を付与できる高分子型帯電防止剤「ペレクトロン」を開発した。

○アルミナ被覆膜で絶縁化した熱伝導フィラー
/サトーリサーチ(株)/佐藤護郎・佐藤正淳/九州工業大学/匹田政幸・小迫雅裕
電子機器の小型化・高出力化・高機能化により発熱量が増大し高い熱伝導率を有するフィラーの要求が高まる中、導電性と熱伝導性を有する材料をコアとしナノアルミナを被覆絶縁膜に用い、熱伝導率100 W/m・K以上の性能を有する高熱伝導性・電気絶縁性フィラーを開発した。

○高分子材料の金属への接着性を向上する含硫黄改質剤
/大阪市立工業研究所/平野寛
筆者らは、プライマー処理工程を必要とせず、硫黄を含む低分子化合物もしくはポリマーを添加するだけで、金属類に対する高分子材料の接着性を大きく向上させる含硫黄改質剤の開発を行っている。本稿では、そのネットワークポリマーへの応用の成果を中心に述べる。

○混合した樹脂添加剤をペレット状で供給するシステム
/ソンウォンインターナショナルジャパン(株)/若杉育勇
OPSは数種の添加剤を粉塵の出ないペレット形状に混合した製品で、これまで材料ごとに行っていた処理を1工程に集約することができる。またOPS製品はペレット内で各添加剤が均一に分散した状態で提供されるため、樹脂材料への加工が容易になる。

○プラスチック中添加剤成分の同定について
/(一財)材料科学技術振興財団/野尻 達也
新たなプラスチック材料を開発していく上で、ポリマー部分の評価と共に微量の添加剤の成分同定も重要な役割を担ってくる。本稿では測定試料の溶解や抽出・分離操作を行うことなく、直接熱脱着・熱分解を利用して簡便かつ迅速に評価を行える熱分解GC/MSの事例を紹介する。

■一般原稿
○展示会レポート:日本ものづくりワールド2012/安田武夫
○解説:三次元電子回路技技術とその開発/アルテック(株)/塚原正則
○解説:生体吸収性ポリマーによる成長発育を考慮した口腔機能の回復
/明海大学/水谷 智宏・渡部 茂/
○解説:日本大学/宮沢裕夫
■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御 
第2回/藤山ポリマーリサーチ/藤山 光美
○有機化学から見た高分子化学 第23回/名古屋工業大学/齋藤 勝裕
○高分子材料の測定・分析技術の評価 
第23回/一般財団法人化学物質評価機構

◆プラ工連便り ◆ISO/IEC/JIS Plastics事務局便り 
◆工業統計 ◆イベント ◆業界短信 ◆ニュース 
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826