検査技術 2012年8月号 PDF版

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検査技術 2012年8月号 PDF版

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■解説
○流れの可視化/信州大学/松原雅春
流れを調べる方法として流れの可視化は古くから行われてきたが、近年の撮影・照明技術の発達により汎用的な技術となりつつある。可視化技術の代表的な手法であるトレーサー注入法と、その可視化画像を利用した粒子画像流速測定法への応用を紹介する。

○音波を用いて静電気を計測する技術/(独)産業技術総合研究所/菊永和也
静電気は生産現場で製品不良の原因となるため、それぞれの工程で計測することは重要である。本稿では、これまで計ることのできなかった状況での静電気計測の可能性を追求し、既存とは全く異なった原理を用いた静電気計測技術について紹介する。

○コンクリート柱貼紙防止シートに隠れたひび割れを検知するためのミリ波イメージング技術
/NTTマイクロシステムインテグレーション研究所/都甲浩芳・小嶋崇文・久々津直哉
/NTTアクセスサービスシステム研究所/望月章志・笹沢信也・岡宗一
ユーザーへ安心安全な通信サービスを提供するためNTTの基盤設備であるコンクリート柱の点検技術として貼紙防止シート下のひび割れを検知するミリ波イメージング技術を構築し、点検に必要とされる幅0.15mmのひび割れを検知できる性能を実証した。

○超音波フェーズドアレイ探傷の先端技術/超音波技術研究所/小島正
超音波フェーズドアレイ探傷器に医用超音波技術を応用して特性改善の結果、最も難しいASTM のBeam Steering Assessment Blockの1mmφSDH が明瞭に検出できた。また、Bスコープ上の欠陥エコー面積とAスコープエコー高さが極めて高い相関があり、画面上で欠陥評価が可能なことが分かった。

○鉄鋼圧延ラインにおける光応用技術/(株)東芝/林武史・中尾努・竹村将太
圧延計測機器は、国内外の鉄鋼ユーザーのもとで、製造中の鋼板の計測、検査で使われ、重要な品質管理機器として位置づけられている。本稿では、圧延計測機器における環境配慮への取り組み、新製品の中から独自の光応用技術を駆使したレーザ厚さ計と輪郭計について述べる。

○タンク側板の遠隔探傷技術/非破壊検査(株)/森雅司・長位進・新田薫・山本真弘
本稿では、遠隔探傷により2種類の検査方法をタンク側板に適用し、足場の設定やゴンドラの使用などの付帯作業を低減でき、重大な損傷を見逃さない効率的で精度の高い腐食検査を紹介する。

■連載:隕鉄のマクロ組織とミクロ組織観察考3
○隕鉄は約1℃下がるのに約100万年を要するのウソ/東京大学/朝倉健太郎
隕鉄のビッカース硬さを試験した結果、フェライト相に相当する硬さしか得られなかった。そこで加熱急冷(水冷)することによってベトナイトやマルテンサイトのような組織が得られるかを検証した。大きな差はなかったが加熱前後の組織を比較することによって、いくつかの違いを認めた。

■特集:最新の赤外線サーモグラフィによる検査・診断技術への応用
○最新のUSB2.0近赤外線、遠赤外線カメラによる機能・適用分野の紹介/(株)アートレイ/小森活美
当社開発のUSB2.0近赤外線カメラ、遠赤外線カメラは、構成がシンプルにしコストを抑え、尚且つ高精度の生データをリアルタイムで収集し画像計測、画像処理を可能とした。それら近赤外線、遠赤外線USBカメラの特徴を紹介する。

○最新機種による機能・適用分野の紹介/NEC Avio赤外線テクノロジー(株)/内田隆
震災の復興にむけた窓や外壁の断熱改修が本格化する一方、特殊建築物の維持管理に関して、定期報告制度の改正により赤外線サーモグラフィが利用できるようになった。このような遠方から広角あるいは定期報告に対応したサーモグラフィを紹介する。

○赤外線カメラによる適用事例
/(株)ケン・オートメーション/矢尾板達也・矢ヶ文男/FLIR ATS/Pierre Bremond
赤外線カメラの低価格化、高精度化にともない、赤外線カメラを使用した適用事例は増加している。特に自動車の軽量化、複合
材、電池、フイルムといった新材料の増加により、赤外線応力測定や非破壊検査での適用事例が伸びている。

○窓ガラス越しの監視が可能な新熱画像装置/(株)チノー/田中庸介
窓ガラス越しに熱画像を得て、解析や温度分布測定が可能な近赤外サーモグラフィーである。測定温度範囲の下限は700℃と高いものの、炉壁に設置されている窓ガラスがあれば、小型のカメラにて容易に監視・検査ツールとなる。

○サーモグラフィの使用例及び電気設備の予知保全における有用性
/(株)TFFフルーク社 特約店営業部
サーモグラフィの用途は、電気、機械等の設備の予知保全から建物診断等、多岐にわたる。画質・精度等の仕様、また苛酷環境下での使用においても、ユーザーの支持を得ているサーモグラフィを紹介する。

○超解像技術を持ったサーモグラフィによる適用事例/(株)テストー/松本恭一
当社は、映像・画像製品で使われている超解像技術をサーモグラフィに応用し、低価格でワンランク上の高画素画像を提供している。その他、独自の撮影画像をPC 上で自動整理する場所認識機能、カビ診断など向けに表面湿度画像モードなど実用性を考えた独自機能を提供している。

○SKFサーマルカメラの紹介と応用例/日本エスケイエフ(株)/井上順平
サーモグラフィーの精度も年々向上し計測精度が向上している。当社では、この技術にディジタルカメラを組み合わせることにより発熱部位の特定と記録は容易にできるサーマルカメラを開発した。本稿では、その特徴と応用例を紹介する。

○最新の低価格赤外線サーモグラフィ
/フリアーシステムズジャパン(株)/石川友亮・吉田慎吾
当社ではハイエンド機種と同じく低価格の赤外線サーモグラフィ開発に力を入れている。2012 年6月より展開している画期的な携帯型及び固定型の低価格赤外線サーモグラフィの新製品を紹介する。

■製品ガイド
○探査機器
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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