日工の技術雑誌

油空圧技術 2012年7月号 PDF版
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Y1207

油空圧技術 2012年7月号 PDF版

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■特集:油空圧を支える技術
○「油空圧を支える技術」特集にあたって/油空圧技術編集委員/小田庸介
制約されたコストで、必要な機能、性能を発揮し、目標とした品質を追求するのは設計者のテーマである。機能、性能、品質をコンパクトに、つくり易く、そして競争者との差別化を図る。且つ、デザイン的に優れた設計をするために、もう少しの技術があれば、あんな材料があれば、こんな加工ができればと悩んだこともあるに違いない。今回は、技術者のこのような思いを集めた。

○技術者自身が開発する制御プログラム/横浜国立大学/眞田一志
高度な油圧システムの開発過程にはシミュレーション技術は欠かせない。回路設計技術者が自らモデルを作成し、制御プログラムをシミュレーションすることができれば役に立つに違いない。本稿では技術者が平素使い慣れているブロック線図をもとに説明する。

○最近のねじ締結体と適用のポイント/ハードロック工業(株)/若林克彦
当社は「ゆるみ止めナット」を製造販売して35年以上になる。ここではゆるみの定義、分類、ゆるみ止め効果と評価を紹介する。また、製品ハードロックナットの原理、構造、ゆるみ試験とその実験結果、評価について解説する。

○高強度摺動部材の技術動向/(株)明石合銅/明石隆史/中越合金鋳工(株)/安川淳
油圧機器来の摺動部分には焼き付き防止や摩擦抵抗の改善のため、銅合金が使用される場合が多い。今回、強度が強く摺動特性に優れる銅合金について解説する。

○部分強化鋳鉄 ワンヒーティングシステム/(株)伊藤鋳造鉄工所/伊藤幸司
鋳鉄鋳物で耐摩耗性・衝撃値を向上させる工法として必要部のみ高周波焼き入れ(熱処理)をして耐摩耗性・衝撃値を向上させてきた。本稿ではそれに変わる新工法として部分強化鋳鉄(ワンヒーティングシステム)を開発した。その概要と実用化についても紹介する。

○つり下げ電極による曲がり穴放電加工技術の開発
/兵庫県立工業技術センター/山口篤/岡山大学/岡田晃
汎用の放電加工機と銅球を細導線でつり下げた電極(つり下げ電極)を用いて、曲がり穴を加工する技術を考案した。不安定なつり下げ電極による放電加工特性を調べるとともに、曲がり穴加工を試みたので紹介する。

○油圧システムのための環境配慮型潤滑油(ECLs)
/PANOLIN社/Patrick Laemmle/岡田商事(株)/小向圭亮
パノリン社のECLsオイルは廃油や消費量を削減し、機械の中断時間を減らし、生産性を向上させる。当社の生分解性作動油の特性は以下の通りに要約される。(1)25年以上変わらない基本フォーミュラ、(2)機械製造メーカーからの工場充填やアフターサービスの充填、(3)オイル寿命は10,000時間の作業時間、または10年を超える。インジェクション成型機械から巨大なゲートの油圧まで、機械の大小を問わず使用されている。

○作動油による建機の省燃費化/コマツ/谷川優一郎・安部川利治・広沢敦彦
本稿では作動油による建機の主要省燃費化技術として(1)低摩擦化、(2)低粘度化、(3)高粘度化、(4)高粘度指数化について検討した。中でも(4)を採用したコマツの高粘度指数作動油は、使用中の劣化まで考慮して開発を行い、建機の省燃費化に貢献することを実証したのでこれを紹介する。

■特集:自然界から学ぶフルードの世界 2
○細菌の泳ぎと流体力学/鳥取大学/後藤知伸・中井唱
細菌の遊泳運動は低レイノルズ数の外部流れの問題である。螺旋形のべん毛を用いた細菌の泳ぎについて概説し、泳ぎに適したべん毛形状を示す。また、バイオフィルムの形成などと関係する表面近くでの運動に関する数値解析と観察結果を紹介する。

○竜巻状流れ場の可視化/東京工芸大学/松井正宏・田村幸雄
竜巻ついて自然界での可視化要因と室内での様々な再現実験方法を記した。自然界の竜巻は、断熱膨張による露点低下による水蒸気の凝結や飛散物により可視化される。室内実験で用いられる装置は上昇流発生装置、対流域、収束層で構成され、ガイドベーン等で収束層へ鉛直渦度を供給することにより竜巻状の流れが形成される。

■解説
○空気圧機器の作動と性能 FRL/CKD(株)/國崎雄嗣
FRLとはF:エアフィルタ・オイルミストフィルタ、R:レギュレータ(減圧弁)、L:ルブリケータの略称である。FRLは空気圧回路を安定な状態として保つには不可欠な機器である。今回、FRLの基本構造と原理、主な仕様について解説する

■連載
○今さら聞けない油圧技術の基礎 一問一答28
知らないと困る諸現象10/(元)油研工業(株)/坂本俊雄
知らないと困る諸現象について前号までに大綱を述べてきましたが、今回は油圧回路における、その他の作動不良現象として、電磁弁が切換わらない、圧力が上がらない、圧力が不安定等、使用中(経年変化を含め)に起こる幾つかの事象について解説する。

■コラム
○米国から学んだこと/タマティーエルオー(株)/三宅隆
1978から1年間、更に1984年から90年までの6年間、米国にフォークリフトのアフターサービス、補給部品の責任者として駐在した。コンピュータ導入の実情、合理性の追求、米國特有のユーモア 訴訟社会 生活の安全性など興味深い経験をした。

■製品ガイド
○コンプレッサ

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