油空圧技術 2012年6月号 PDF版

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油空圧技術 2012年6月号 PDF版

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■特集:スポーツにおけるフルードパワー
○スポーツと流体力学/山形大学/瀬尾和哉
スポーツ流体の研究例として、スキージャンプ飛翔と円盤投の最適化を紹介する。これらの紹介を通して、正確な流体力の測定、複数の目的を並列に取り扱う点、目的関数をシミュレーション可能な物理量に変換する点が本質で、今後の課題でもあることを指摘する。

○水泳と流体力学/筑波大学/高木英樹
水泳の記録向上に関して、サイエンスの果たす役割は大変大きく、とりわけ流体力学の知見が欠かせない。そこで本稿では水泳の記録向上に関わるこれまでの流体力学的な研究成果を紹介しつつ、新たな取り組みについても言及する。

○スポーツにおける流れの計測/筑波大学/浅井 武
スポーツ関連企業と共同研究を行う場合、全てが新製品に結びつくとは限らない。本稿では、それらの中でも、新型陸上スパイクシューズと新型バレーボールで製品につながったプロジェクト事例を紹介する。

○空中浮遊するボールを打つティーバッティングマシン
/明治大学/小山 紀
スポーツ用ボールを空中浮遊させる手段は、魔法によるか流体力を使ういずれかしかない。流体は絶えずボールに接する唯一の環境だからである。このティーバッティングマシンは空気ジェットを使って重い硬式野球ボールの空中浮遊を実現している。

○チェアスキーにおけるフルードパワー/KYB(株)/久保 潔
冬季パラリンピックにて行われるアルペンスキー競技には車いすを使用している選手達がスキー競技を行う為、チェアスキーと呼ばれる専用機材を使用するクラスが存在する。競技内容はオリンピックと同様、ダウンヒル、スーパーG、ジャイアントスラローム、スラローム、そして最近追加されたスーパーコンバインドの5種目を競う。各競技に専用化されたスキー板の使用と併せ、必要な動作を演出する為のショックアブソーバ調整も行われる。本稿ではチェアスキーに用いられている幾つかのフルードパワー、ショックアブソーバの調整方法、今後の開発などにふれて紹介する。

○矢と流体力学/電気通信大学/宮嵜 武
2種類の支持具干渉のない実験(飛翔実験と磁力支持天秤装置付き風洞実験)によって、クロスボウ矢とアーチェリー矢に働く空気抵抗を測定した。空気抵抗は矢のシャフト側面における境界層の状態に応じて層流値と乱流値を取り得ること、競技者の矢速での乱流遷移は矢の飛翔姿勢や鏃形状にとても敏感であることなどが見出された。

■解説
○ソフトラバーアクチュエータ/岡山大学/脇元修一
ゴム構造体からなり、空気圧で駆動するアクチュエータはソフトラバーアクチュエータと呼ばれる。本稿では筆者らの研究グループが開発した湾曲型と進行波型のソフトラバーアクチュエータについてその概要を述べる。

■製品と技術
○インターノーメン油圧フィルタ/イートン(株)/池内猛志
ドイツのフィルタメーカのインターノーメン社がイートングループに加わった。同社は1972年創業のフィルタメーカで、フィルタ技術、油の管理技術、電気・電子技術、システム技術、油の汚染度計測と分析の技術、ソフトウェア技術をベースに4,000種類以上の製品を開発し販売している。今回、インターノーメンの製品と、その特長について紹介する。

○空気圧機器のタクトタイムコントローラ
/(株)コガネイ 高橋義広
シリンダの作動時間をフィードバックすることで、デジタルFlowコントローラiB-Flowの本体ニードル開度の調整を行い、シリンダのタクトタイムを常時補正・監視を行う、タクトタイムコントローラの概要および特徴、仕様、使用例について説明する。

○新型インバータコンプレッサに於ける
電力消費削減に向けた分散管理の提案/三井精機工業(株)/鎌田弘一
当社は省スペース、低騒音、洗練されたデザイン、カラー液晶モニターパネル採用などを特徴とするインバータコンプレッサ「Zgaiardシリーズ」に新たに55kWと75kWの中型機を投入し、これにより省エネ、高効率、環境対応の機種拡大を図った。本稿ではその概要と特長を紹介する。

○出光興産の潤滑油紹介/出光興産(株)/小別所匡寛
当社の油圧作動油は非Zn化がほぼ完了しており、優れたロングライフ性を有している。また最近の動向として油圧作動油による省エネルギー、優れた耐熱性を有するタービン油による高効率発電など、環境保護に貢献している潤滑油を紹介する。

■連載
○今さら聞けない油圧技術の基礎 一問一答27
知らないと困る諸現象/(元)油研工業(株) 坂本俊雄
油圧モータを回転させる場合、負荷と回路圧力の関係によって、回転速度の立ち上がり状態が異なる。リリーフ弁の設定圧力が十分に高い回路圧力であれば二次遅れ要素の回転速度が変化し、低い回路圧力であれば一次遅れ要素の回転速度が変化する。回転を頻繁にON-OFFさせる場合には、設定圧力は十分な注意が必要である。油圧モータの回転速度特性について実験結果を基に解説した。

○初心者のための空気圧技術 ワンポイントアドバイス27
ショックアブソーバ/長岐忠則
空気圧機器を初めて使う人、使い始めた人を対象に空気圧技術の基本についてのポイントをやさしく解説。第27回目は油圧ショックアブソーバと他の緩衝器との違い、油圧ショックアブソーバの種類、基本構造などのポイントについて解説した。

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計
■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン
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