光アライアンス 2009年3月号 PDF版

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■特集:光と医療
○スペクトル干渉法の医療応用技術偏光感受型OCTの技術展開/筑波大学/山成正宏

偏光感受型OCTは生体の3次元複屈折分布を計測することで繊維状組織を無侵襲に弁別することができる技術である。本稿では偏光感受型OCTの各手法をレビューし、筆者らによって開発された最新のシステムの概要を紹介する。


○多波長分光画像による眼底酸素飽和度の計測/九州大学/中村大輔・吉永幸靖・岡田龍雄・石橋達朗/九州医療センター/江内田寛

眼疾患の定量診断や疾患メカニズム解明のための次世代眼底非侵襲診断法を開発している。分光イメージング技術と画像処理技術により眼底機能と相関のある血中酸素飽和度を定量的に測定することを目指しており、眼底酸素飽和度マップの導出に成功した。


○パルスオキシメータ/日本光電工業/萩原弘子・鵜川貞二

パルスオキシメータは、動脈血酸素飽和度(血液中のヘモグロビンのうちどれだけが酸素と結びついているか)を無侵襲に測定する医療機器である。本報では、酸素飽和度を測定する意義や原理を紹介するとともに、身近で起こる酸素飽和度の変化について報告する。


○医用画像認識技術/東京農工大学/清水昭伸

本稿は、Computed Tomography(CT)装置などによって計測された人体の3次元画像から、医学的に意味のある領域、例えば臓器領域やがんの領域を、コンピュータを用いて自動的に認識する技術について紹介する。


○近赤外分光法による血糖値モニタリング/パナソニック電工/丸尾勝彦

近赤外分光法による血糖値測定において、光伝播シミュレーションを用いコンピュータ上で近赤外スペクトルを合成し、検量モデル(検量線)を作成する新しい手法を開発した。この手法による血糖値測定を人に対して行い、良好な測定精度を得ることができた。


○生体組織の無染色顕微鏡観察術/大阪大学/橋本 守・福島修一郎・安井武史・荒木 勉

CARS(coherent anti-Stokes Raman scattering)やSHG(second harmonic generation)等の非線形光学現象を利用して無染色に生体組織の特定の分子種を観測可能な顕微鏡と、その観測結果について解説する。


■製品特集:産業界の未来を切り拓くフェムト秒レーザ
○群速度分散補正制御機構付フェムト秒レーザ/スペクトラ・フィジックス/中野貢一

フェムト秒チタンサファイアレーザは計測、材料、バイオ分野で最も多く使用されているが、光学系を通過する事により分散が起き、フェムト秒レーザの利点であるピークエネルギーが低下する欠点がある。本稿では、この分散問題を群速度分散補正機構で解決すると共に、生態研究へ応用した場合の利点について述べる。


○フェムト秒レーザの進展/コヒレント・ジャパン/脇田和則

今日フェムト秒レーザノアプリケーションに関するレポートは頻繁に見られる様になったが、今回は理化学分野を中心に研究ツールとして発展し続けているレーザ自身やアクセサリーの進展について報告する。


○極短パルスファイバレーザの特徴と加工例/カンタムエレクトロニクス/茂呂和之

この度、当社が紹介するRaydiance社の極短パルスファイバレーザDiscoveryシリーズは優れたビーム品質とメンテナンスフリーを特徴とする、産業界で強く望まれていたフェムト秒レーザである。


○“マルチkHz”フェムト秒レーザ「フェムトキューブ」の進化/タレスレーザー/Guilliaume Matras

高品質のレーザー装置を世界中に供給してるタレスレーザーは、中央研究所を筆頭にフランス最先端の研究で知られる研究所とのコラボにより、革新的、高度な要求に応えるレーザーを開発してきた。フェムト秒レーザーの最近の開発状況をレポートする。


■解説
○2次曲面を用いた動的スペックル干渉計測法/関西大学/新井泰彦・村島大裕/常光応用光学研究所/横関俊介

時間的・空間的縞解析法を融合した、新しいスペックル干渉光学系ならびに縞解析技術を提案している。光学系は、ハーフプリズム列を用いた2台のカメラで構成され、実験結果は、連続する大変形面外測定を高精度(1/40波長程度)に行えることを示している。


○歯科・口腔外科領域におけるレーザー医療/杉原歯科クリニック/杉原成良

歯科用レーザーは1995年あたりから急激に普及し始めた。臨床応用の範囲は広く有用な機材である。本稿では現在歯科領域でのレーザー応用例を筆者の経験も交えて紹介するとともに今後の展望、課題も考察する。


■ナノテク最前線
○高品質ナノ粒子の光部品材料応用/ナノグラム/八重樫馨/NanoGram Corporation/神部信幸

高品質ナノ粒子の光部品材料応用には2つの重要な挑戦的課題がある。ナノ粒子の品質・機能性の制御および、ナノ粒子を各部品材料に適用可能な形態に変換する技術である。液晶ディスプレーとLED向け光学薄膜の屈折率制御やナノ蛍光体への応用を議論する。


■製品技術紹介
○AOTF-NIRを使用した製剤行程管理/協立マシナリー/佐藤貴哉
○スペクトラム可変光フィルタ技術/santec/伊神 剛・桜井康樹・女鹿田 直之
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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