日工の技術雑誌

クリーンエネルギー 2009年1月号 PDF版
商品コード:

クリーンエネルギー 2009年1月号 PDF版

販売価格/
1,900 円(税込)
ポイント/ 0 Pt
■特集1:地球温暖化問題に関する国際的な取り組み 1
○環境省のCDM/JI事業調査/地球環境センター/元田智也・中井真司・山本仁史

 (財)地球環境センターは、平成11年度より環境省のCDM/JI事業調査の事務局を務めている。本調査の背景、目的、実施手順及び成果について解説するとともに、2013年以降の次期枠組みにおけるコベネフィット型CDMの推進についても紹介する。


○ラオス・未電化地域におけるバイオマスを活用した電化事業調査/中国電力/藤井健二

 本調査は「コベネフィッツ型CDM」として、ラオスの開発ニーズである貧困撲滅を解決するものとしての構築を目的に、ラオス側関係機関と共同で行ったものである。温室効果ガス排出量の削減効果、バイオマスの活用状況、プロジェクト技術、経済性検討などを紹介する。


○インドネシア・製鋼用アーク炉におけるバイオマス利用の事業調査/スチールプランテック/中山道夫

 インドネシアのヤシ油製造工業からは年間400万トンのヤシガラが発生している。このヤシガラから製造されるヤシガラ炭は鉄鋼業で使用されるコークスに代替可能である。インドネシア鉄鋼業でのヤシガラ炭の利用によるCDM化の可能性について調査した。


○ブラジル・サンタカタリーナ州およびリオグランデドスル州の養豚場バイオガス有効利用事業/日本総合研究所/佐々木努

 ブラジルの養豚場における糞尿を活用したCDMプロジェクトを紹介する。本稿で紹介する事業は、小・中規模の養豚場を対象としているため、事業性は低いが、環境対策などで貢献できる。CDMに取組む際の課題について、事業参加者のコメントを交えて考察する。


○スロバキア・風力発電事業調査/みずほ情報総研/冨澤昌雄

 本プロジェクトは、スロバキア共和国の西部において、合計約91MWの風力発電事業を行い、共同実施(JI)として開発するものである。年間発電量は、178GWhであり、その結果GHG削減量は年間約13万トンと見込まれる。


○マレーシア・パーム搾油工場廃棄物のコンポスト化によるメタンガス発生抑制事業調査/大和総研/丹本 憲・真鍋裕子

 マレーシア・サバ州にあるパームオイル工場からでる残渣、空果房(EFB)を利用してコンポストを作る。その際同工場からの廃水(POME)を調湿剤として利用することにより、EFB及びPOMEから排出されるメタンを抑制することが可能となる。同時に水質汚濁抑制、化学肥料使用量の減少さらには外販ビジネスへの展開も視野に入れている。


○インドネシア シテキ、プルムブンガン、ケッテンゲル4号、チレウンチャ小水力発電開発調査/中国電力/矢田秀夫

 収益性、技術力に課題があり開発困難とされてきたインドネシア国シテキほか計4箇所の小水力発電所に対し、当社がCDM化への支援と排出権の購入や技術的支援を行うことで、再生可能エネルギーの開発へと繋がった事例の中間報告を行う。



■特集2:環境モデル都市のエネルギープラン 2
○北海道下川町の森林バイオマスエネルギー/北海道下川町役場/高橋祐二

 地球温暖化対策が緊要な中にあって、山村社会の果たす役割が大変重要である。そうしたことから、長年にわたる循環型林業経営を基盤とし、資源造成を行ってきた森林バイオマスの総合的な利活用から低炭素社会を構築する。


○低炭素社会実現に向けた北九州市の挑戦/北九州市役所/柴田泰平

 明治以来「ものづくりの街」として発展し、近年ではエコタウン事業や環境国際協力に取り組んでいる北九州市における低炭素社会に向けた今後の政策について、施策のポイントである「産業都市」「少子高齢化社会」「アジア展開」の視点からいくつかの取組みを紹介する。



■エネルギー事情
○海外における水素パイプラインの現状/日本ガス協会/倉橋浩造

 わが国における水素輸送は、水素貯蔵容器をトレーラー等に積んで輸送する形態が一般的であり、パイプラインでの大量輸送は工場内等のローカルな輸送に限られているが、欧米では古くから企業間での長距離パイプラインによる水素ガスの大量輸送が行われている。本稿では、欧米における水素パイプライン輸送の実績に関して紹介する。



■テクニカルレポート
○省エネルギー型スクリュ式蒸気モータ駆動空気圧縮機システム/神戸製鋼所/松隈正樹/三浦工業/田中靖国

 圧縮機の消費電力は圧縮熱となり大気へ放出されている。蒸気モータ軌道空気圧縮機は蒸気プロセスの減圧エネルギーを利用し圧縮熱を温水として回収、ボイラの消費燃料を低減しエネルギーをほとんど消費せず圧縮空気を得る省エネルギー機である。


○実用化に向けた新型熱電発電モジュール/アルゼ/高橋 恒

 熱を電気に直接変換できる熱電発電は地球環境問題対策として期待されている。しかし、発電システムが高コストであるため、未だ実用化に至っていない。この課題に対し安価な熱電材料、構造の簡素化により、大幅なコストダウンが見込める新型熱電発電モジュールを開発したので紹介する。


○クリーンエネルギーシステムとしての熱音響技術/滋賀県立大学/坂本眞一/同志社大学/小宮慎太郎・石野貴廣・渡辺好章

 熱エネルギーと音エネルギー、これまでにつながることの無かった2つのエネルギーの関係に深く着目した熱音響現象は、いままでの音についての概念を覆し、熱と仕事へのエネルギー変換を可能とする。新しいコンセプトによって見い出された熱音響現象は多様な分野での応用が検討されている。可動部がないことや廃熱の利用が可能などの利点を活かし、環境負荷が極めて小さい熱音響冷却システムや熱音響エンジンなどが実現できる可能性がある。本報告では、クリーンエネルギーシステムとしての熱音響技術と今後の展開について述べる。



■フィールドレポート
○給食残飯からバイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験/東京ガス/川瀬 聖・大坂典子

 生ごみは含水率が高く、焼却以外の高効率なエネルギーの回収技術が求められている。本試験では学校給食残渣から、微生物処理によりバイオエタノールを回収し、その残渣から発生させたバイオガスでコジェネを運転して、電力は設備類に、熱はエタノールの蒸留等に使用している。


○あいち臨空新エネルギー実証研究エリアに新型太陽光発電実証プラント/大同特殊鋼/荒木建次

 2008年頃から追尾を用いた太陽光発電プラントが盛んに建設されるようになってきた。また、各種太陽電池の効率が伸び悩む一方、多接合集光を使った太陽電池の効率は順調に伸び続け、40.8%にまで至っている。本レポートはこの追尾と集光の両方を使った国内初の本格的な太陽光発電実証プラントである。

商品のご購入はこちらから

個数:

キーワード検索

カートの中

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

日本工業出版は技術誌・技術セミナーで日本のものづくりを応援しています

〒113-8610 東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル TEL03-3944-1181(代) FAX03-3944-6826

PAGE TOP