検査技術 2008年8月号 PDF版

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検査技術 2008年8月号 PDF版

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■解説
○ミュー粒子・ニュートリノの透過力を応用した非破壊検査技術/東京大学/田中宏幸

物質透過力の卓越したミュー粒子やニュートリノのレントゲン写真を利用すれば地震の揺れなどから推測するしかなかった地球内部の様子や、エックス線などでは対象が限られていたビルの柱、橋梁などの巨大な人口構造物をも対象に入れることができる。

○リアルタイム地震情報の利用技術の最新動向/千葉大学/山崎文夫

リアルタイム地震情報と防災システムについて、実時間の考え方、新しい情報通信手段の普及、詳細な震度情報の把握、制御用地震センサの普及、直前地震警報の有効性、新型センサの応用などの観点から、さまざまな利用技術に関する最新の動向を解説した。

○ダイオキシン類の生物学的超微量測定法/神戸大学/福田伊津子・芦田 均

環境汚染物質であるダイオキシン類の生物学的超微量測定法として、サウスウェスタンケミストリーの原理に基づいて、ダイオキシン受容体(別名アリール炭化水素受容体;AhR)のDNA結合能を迅速かつ多検体測定できるELISA(SW-ELISA)法を開発した。本稿では、SW-ELISA法の概要、特徴、並びに今後の展開について紹介する。

○新原理による腐食鉄筋非破壊評価技術/九州工業大学/小森望充

着磁技術を用いた腐食鉄筋の非破壊検査技術に関して述べている。ここでは、鉄筋コンクリートの鉄筋に電磁石などによって磁場を印加し、強制的に鉄筋を着磁させる。着磁した鉄筋の磁束分布を計測することによって腐食状態を評価する方法について述べている。

○位相シフトパルスを使用したBOTDAの提案/芝浦工業大学/堀口常雄

光ファイバ中のブリュアン増幅を利用した分布型ひずみセンシングの高距離分解能化のために、ポンプ光に位相シフトしたパルスを使用する、位相シフトパルスBOTDA(PSP-BOTDA:Phase-Shift Pulse Brillouin Optical Time Domain Analysis)を提案し、研究開発中である。本稿では、PSP-BOTDAの原理とその実験結果について解説する。

○広帯域高分子圧電探触子の超音波非線形性計測への適用/和歌山大学/村田頼信

広帯域な周波数特性を有する高分子圧電探触子について、その製法および特徴について述べる。また、SCCに代表される閉口き裂に対する超音波非線形性計測の適用例として、デュアル共振型超音波探触子を紹介する。さらに、高分子圧電探触子の利点を応用した超音波計測例についても解説する。

○材料試験計測値の不確かさの管理と適合性の評価及び最近の試験規格/日本製鋼所/浅野敏男

ISO/IEC Guide 25、ISO/IEC 17025:2005の要求に基づき認定される校正業者、試験所が増加している。ISO適用外の諸外国においても認定が取り込まれつつある。認定の基本である「不確かさ」の考え方と、諸外国の適合性の評価及び最近の材料試験方法を08年1月の保全学会主催の連携講演会の内容を中心に紹介する。

■技術トピックス
〔機械〕
○冷却ロール用表面温度検出装置/ササクラ/小川知史

プラスチックフィルムやシート製造現場においてその製造温度をモニタリングすることは、製品の品質管理やトレーサビリティの手法として有効である。本稿では同社が開発した無線方式による回転体の表面温度監視システムを紹介する。

■特集:赤外線サーモグラフィ 最前線
○最新サーモグラフィとシステムアプリケーション/NEC AViO赤外線テクノロジー/山越孝太郎

本年4月に日本アビオニクスの赤外線事業とグループ会社のNEC三栄を統合し、NEC Avio赤外線テクノロジー(株)として全社機能を強化しスタートした。本稿では、同社最新赤外線サーモグラフィ装置と赤外線サーモグラフィを使用したシステムアプリケーション事例を紹介する。

○最新の赤外線カメラと測定事例/ケン・オートメーション/矢尾板達也

赤外線カメラの高速化、高解像度化および高性能化により瞬時に変化する温度変化や過渡現象を捉えることが可能となってきている。更にロックイン方式と組み合わせることで、繰り返しかかる微少な温度変化を捉え、赤外線応力測定や非破壊検査として使用さている。

○サーモグラフィー最強のラインナップ/チノー/野阪潤一

最新最廉価版のニューモデルCPA-0150をはじめマイナーチェンジによるラインナップ強化により、入門機から高級機またオンライン機まで幅広いラインナップを紹介する。

○赤外線カメラ・サーモグラフィ装置の現状/日本レーザー/赤堀 彰

最近、特定環境下で温度測定をしたいがどうすればよいかという問い合わせが多く見られる。特に窓越しの温度測定方法と赤外線吸収特性を利用した薄膜フィルムの温度測定法の事例を紹介する。

○赤外線革命 FLIR SYSTEMS社製 FLIR i5/フリアーシステムジャパン/小林 健

2002年に小型軽量の廉価版Eシリーズ、2006年には販売価格が100万円を切るInfraCAMシリーズ、更に同年に世界初の640×480解像度素子を搭載した640シリーズ、2007年タッチスクリーン及び120°回転可能なレンズユニットを搭載したT400シリーズと新商品を発売してきた。今年5月には赤外線革命とも呼べる新商品“FLIR i5”の発売を開始した。

○フルークのサーモグラフィー製品群と応用事例/フルーク/加島義孝

サーモグラフィーによる計測を実施して、そこから何を得るかということについて述べる。サーモグラフィーを使うメリット、定点観測の重要性、温度測定が点から面へ、定点観測の重要性、温度測定と必要精度、研究での使用、非破壊検査、分析のしやすさ、計測で必要な工夫などについて解説する。

■製品ガイド
○設備診断機器・システム/編集部
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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