クリーンエネルギー 2008年5月号 PDF版

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■特集1:LNG供給技術の進展
○天然ガスの液体燃料化(GTL)技術の現状/石油天然ガス・金属鉱物資源機構/末廣能史

カタールで大規模GTLプラントが稼動し始めたものの、昨今のプラントコスト高、高天然ガス需要により、GTLプロジェクトへの投資は見かけ上、停滞しているように見える。しかし、油は輸送し易いこと、また、高価格で販売できることから、ストランデッドガス田開発に対する手段として、依然、期待されている。大規模ガス田適用のカタールSasol、Shellは引き続き順調にプロジェクトが進捗している。

○ガスクロによる天然ガスの組成分析/島津製作所/田辺省三

天然ガスのACを用いた分析について、LNGの取引きによく利用されるGPAの分析法をメインに概説。装置構成、成分の分離法、定量法などについて説明。また実際の分析例を示した。

○国産LNG貯槽タンクとLNGサテライトタンク/石井鐵工所/橋本直也

我が国初の国産LNGを貯蔵する平底円筒形タンクとLNGサテライト基地で都市ガスや産業用発電燃料となるLNGを貯蔵する縦置円筒形タンクの建設実績を踏まえ、それぞれのタンクの構造、材料及び機能について概要を紹介する。

○LNG冷熱利用技術/大阪ガス/徳田忠士

近年、環境意識の高まりと共にLNG取扱量は年々増加しており、その冷熱を有効活用することは省エネルギーの観点から有意義である。本稿では、LNG冷熱利用の際の検討事項を整理すると共に、大坂ガスにおけるLNG冷熱利用への最近の取り組みを紹介する。

○内航LNG船受入基地 四国ガス高松工場/四国ガス/時政和彦

四国ガス(株)では都市ガスの原料を天然ガスへ転換する事業を平成14年から進めている。本稿では、平成15年から四国の天然ガス基幹工場として操業を開始した高松工場について紹介する。高松工場では、LNG内航船による運搬、受入を国内で初めて採用している。

○最近のLNG船技術/日本郵船/三橋孝司

環境問題や基地建設コストの高騰によりOFFSHORE基地、中小規模ガス田をターゲットとした新しい輸送形態確立に向けた検討が各所で進められている。本稿ではニッチマーケットを狙ったこれら新技術を紹介したい。

○LNGの船上再液化/三菱重工業/岡 勝

LNG船の推進方式の選択には、貨物の自然ボイルオフによる輸送損失回収の方法が密接に関係する。従来、ボイルオ
スはボイラや発電機関の燃料として推進に使われてきたが、船上再液化プラントの実用化により、高効率低燃費の推進機関を採用することが可能となった。


■特集2:天然ガス自動車の最新動向2008 2
○CNG車普及促進モデル事業/東京ガス/大池初典

国土交通省が平成17年度に開発した「CNG車普及促進モデル事業」について、関東地域では、さいたま市、横浜市、川崎市、柏市が、モデル地域の指定を受けている。東京ガスが参加しているさいたま市、川崎市、横浜市の3モデル事業の活動状況を紹介する。

○近畿地区におけるCNGモデル事業/大阪ガス/山本 昇

近畿地区においては「黒煙ゼロの街づくり」を共通の目的として広域に、国、地方自治体、大学、関係団体及び産業界が連携して、天然ガス自動車の普及を目指す「近畿黒煙ゼロ推進連絡協議会」が確立されるなど事業の拡大が進んでいる。


■エネルギー事情
○ソーラーシティー“DAEGU”(大邱)2050計画/慶北大学/洪 元和/横浜国立大学/元アンナ

温室効果ガスの削減、地球温暖化の緩和のために、太陽エネルギーをはじめとする再生可能エネルギーを導入することが、都市の計画において求められているということを理解することが重要である。それ故に、すべての都市は化石燃料から持続可能でかつ再生可能なエネルギーに徐々に移行しながら、環境にやさしい都市に向かうべきである。
このような過程を経ることによって、ビジネスを先導する環境関連プロジェクトの中で先進的な都市経済が構築される。テグ(Daegu)市ソーラーシティプロジェクトは5年間のソーラーシティ実行計画にもとづいて、温熱を供給する太陽熱システム、太陽光発電システム、小水力発電システムなどの導入普及に焦点を当てている。しかし、長期的視点にたった、住宅プロジェクト、都市計画、交通計画は考慮されていない。
Solar city Daegu 2050プロジェクトは、持続可能なエネルギーシステムを構築するための中長期的な政策を示すもので、産業・経済の発展だけでなく地域経済の発展と環境の保護に長期的に貢献しようとするものである。


■テクニカルレポート
○遠くのメタン濡漏を見逃さないレーザーメタン検知器/東京ガス/小松泰直

ガスには付臭剤を添加する等様々に工夫されているが、漏洩箇所の特定は困難かつ危険を伴う場合もある。このレーザーメタン検知器は、メタン漏洩を迅速かつ遠隔から捉えることが可能で、早期に漏洩箇所を特定することが可能である。

○ガス吸収冷温水機FシリーズPE型 高期間効率機の開発/三洋電機/小林崇浩

一般空調では、夏場のピーク負荷を基準に機器容量が選定されるが、実際には負荷率20~50%程度で運転することが多い。そこで当社は、部分負荷での効率向上とコストパフォーマンスの向上を目指した「FシリーズPE型 高期間効率機」を開発した。

○12MW級ガスタービンコージェネレーション設備の性能/タクマ/望月健一郎

本稿では、国内初の導入となったシーメンス社製ガスタービンSGT-400を中核とした12MW級コージェネレーション設備TCP-12000について、その性能試験結果と稼動後の性能を中心に紹介するものです。


■フィールドレポート
○LNGを活用した炭酸ガス排出量の削減/日立製作所/坂内正明

日本産業界にとって炭酸ガス排出量の削減は、企業の環境への取り組みとしてその重要性が増している。ここでは環境省が作った「自主参加型排出量取引制度」を利用し、LNG(液化天然ガス)を活用して炭酸ガス排出量を削減した事例を紹介する。


■シリーズ:環境共生建築シリーズ
○関西大学総合学生会館 メディアパーク 凜風館/竹中工務店/布上亮介

大学創立120周年記念事業の一環として建設された厚生施設で、地球環境負荷の低減に貢献できるキャンパスづくり(ECOキャンパス)のシンボルとなっている。この度学校として全国初のCASBEE評価認証Sランクを取得することができた。

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