検査技術 2023年11月号

検査技術 2023年11月号
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
P2311

検査技術 2023年11月号

販売価格/
2,300 円(税込)
通常価格/
2,300 円(税込)
■解説
○磁束抵抗法による炭素鋼管の高速検査技術
/住友化学/末次秀彦・他
磁束抵抗法は、従来の超音波厚さ測定や渦電流探傷試験とは異なる測定原理による炭素鋼管の高速・高精度な新しい検査技術である。本稿では、磁束抵抗法の原理、特長、評価精度、適用事例について紹介する。

○Wi-Fi振動センサーを用いたベアリングの診断の低コスト化
/中山水熱工業/中山慎司
ユーザーの立場で市販の安価なMEMS振動センサーを利用して、予防保全を目的とした振動モニタリングシステムを開発した。応答周波数が低いため、折り返しノイズを検出するのでそれを利用することでベアリングの損傷検知ができた。

■技術トピックス
○線路設備モニタリング装置の開発と活用
/東日本旅客鉄道/山口剛志
本稿では、JR東日本における線路設備の管理に使用しているモニタリング装置について、導入までの背景や概要について説明し、導入後の業務の変更点や活用事例について紹介する。

○機械学習により異常を音で判断する技術を用いた幹線安全運行への取り組み
/西日本旅客鉄道/新田琢磨・他
新幹線が高速域で走行する時の台車通過音について、機械学習を活用した異常検知管理手法を開発した企業との協業により、異常音検知の実現性を見出すことができた。

○モニタデータを活用した車両機器の異常検知
/鉄道総合技術研究所/横内俊秀・他
鉄道車両ではモニタ装置等と呼ばれるシステムにより、車両機器の動作状態に関するデータを記録している。本稿では、鉄道総研が提案する、モニタデータを機器の異常検知や故障予兆判断に活用する手法について紹介する。

○監視カメラ画像を用いた踏切遮断かん折損検知手法の開発
/鉄道総合技術研究所/影山 椋・他
我々は踏切遮断かん折損の早期検知のため、近年踏切に導入が進んでいる監視カメラの画像を用いた折損検知手法を開発した。本稿では、開発手法である検知アルゴリズムの詳細性能評価試験の概要と結果について紹介する。

○広エネルギー領域に対応したCTシステムの開発
/XIT/村田健太郎
本稿では、広いエネルギー領域に対応したCTシステムの開発への取り組み内容と得られた成果を踏まえ、CTの画質の改善、大型の試料への対応、ガンマ線源でのCT測定などの事例を紹介する。

■連載
○音波のよもやま話
/アイ・エス・エル/宇田川義夫・他
本稿では、滑り振動子からの横波(SH)の伝播挙動に関して紹介する。

■検査機器
○新型シングルチャンネルAE計測装置
/IHI検査計測/中村英之・他
当社では、スマートフォンやタブレット端末でも操作可能な新型シングルチャンネルAE計測装置「spotWave」の国内販売を開始した。本稿では、超小型でありながら波形の収録も可能な、フルスペックのAE計測装置を紹介する。

■特集:注目の溶接部検査技術
○三溶接線に生じる未溶着部のフェーズドアレイ超音波探傷
/東京都市大学/白旗弘実
鋼製橋脚の隅角部などに見られる溶接線交差部の溶接品質が問題となることがある。近年ではフェーズドアレイ超音波探傷の適用例がいくつか見られる。本稿では、フェーズドアレイ探傷により隅角部三次元未溶着部の検出を試みたので、その結果を紹介する。

○溶接中における金属内の挙動把握
/日本原子力研究開発機構/菖蒲敬久
本稿では、高エネルギー放射光X線を利用した、溶接中の金属内部の挙動観察測定法について解説し、レーザー溶接に適用した3事例を紹介する。

○ACFM(交流電磁場測定法):石油業界が生んだ非破壊検査手法
/ダイヤ電子応用/鈴木啓之
石油業界で発生した深刻な事故を契機に技術開発が始まったACFMは、鋼構造・容器・配管などの溶接部に生じるき裂をコーティング上から検出できるだけでなく、サイジングも可能な新しい非破壊検査手法である。本稿では、ACFMの動作原理や海外での適用事例を紹介する。

■製品ガイド 超音波応用機器
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826