クリーンエネルギー 2023年9月号

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クリーンエネルギー 2023年9月号

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■テクニカルレポート
○再生可能エネルギー利用最大化のためのハイブリッドGHPの開発
/パナソニック/辻 章良
当社はガスヒートポンプ冷暖房機(GHP)を提供する。近年、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みが進められている中、需要サイドでのエネルギー変動に対するレスポンス、および平準化を可能とする一体型ハイブリッドGHPを開発した。本稿では、従来機からの大幅な効率向上と運用自由度を拡大したため、機器の特長について紹介する。

○高パフォーマンスな流体システムで、電解システムの水素製造を最適化する
/スウェージロック社
水素電解プロセスは、信頼性の高い流体供給/生成シス次第である。本稿では、適切な流体システム・サポートによってコストを抑制し、安全性を高め、生産性を最大限に高める方法を紹介する。

○水素ガス環境下で使用可能な耐圧防爆モータの開発
/東芝三菱電機産業システム/中川 仁
カーボンニュートラル実現に向け、燃料電池自動車の普及による台数増に対応し水素圧縮機の供給能力拡充(供給台数拡大)が要求されている。普及に向けた課題を受け、TMEICは水素ステーションの水素安定供給に欠かせない耐圧防爆モータを開発した。

○エネルギーマネジメントにおけるデータ収集活用システム
/戸田建設/髙木秀太郎
クラウド対応型CO2見える化ビジョン「CO2MPAS」は、エネルギーデータをCO2排出量に換算してサイネージ表示する。当社は建物引き渡し後も、取得データに基づくエネルギーマネジメントを提供し、顧客のCO2排出目標管理をサポートする。

○省エネ計算ソフトを活用し、2025年の省エネ基準適合義務化に備える
/建築ピボット/田中靖生
2025年4月から原則すべての新築住宅・非住宅に省エネ基準への適合が義務付けられることとなった。そういった背景のもと、本稿では、マンション・戸建て住宅の省エネルギー計算ソフトであるSAVE-住宅/HOUSE-省エネの活用方法について紹介する。

○高容量・高電圧レアメタルフリー亜鉛空気電池の開発
/東北大学/藪 浩
亜鉛空気電池はその容量の大きさから、次世代エネルギーデバイスとして期待されている。本稿では、独自に開発した正極触媒と酸性・アルカリ性電解質をタンデムに配置したセルを用いて高い出力を有する亜鉛空気電池の実現について紹介する。

○電気エネルギーを用いた常温・常圧アンモニア合成への挑戦
/大阪大学/片山 祐
窒素原子と水素原子からなるアンモニア(NH3)は、多様な肥料および化学品の基礎原料、さらには次世代のエネルギーキャリアとして期待される。本稿では、電気化学的にアンモニアを常温・常圧で合成する手法、特にLi媒介型反応における水の添加効果について、最新の知見を紹介する。

○固体触媒を用いる炭素-酸素結合から炭素-ケイ素結合への変換反応
/東京都立大学/三浦大樹・他
本稿では、担持Auナノ粒子触媒を用いることで安定な炭素-酸素結合を炭素-ケイ素結合へと効率的に変換できる触媒反応について紹介する。本法により、バイオマス由来化合物やポリエステルを高付加価値を有する有機ケイ素化合物へと効率的に変換することが可能となる。

○バイオエタノールを電解効率100%で燃焼
/京都大学/足立大宜・他
持続可能な低炭素社会の実現に向けて、バイオエタノールの活用を志向した技術開発が進められている。本研究では、バイオミメティクス(生体模倣技術)の観点に基づき、酢酸菌の呼吸鎖酵素を用いることで、バイオエタノールの高効率な電解を実現した。

○多様化する水素市場に対応する流量計の開発
/タツノ/松田花南
世界の水素需要、対応するモビリティの増加に伴い水素市場は多様化している。日本国内の商用水素ステーションの過半数でディスペンサーの採用実績のある当社では多様化する水素市場へ対応するべく、一体型大流量対応のコリオリ流量計を開発したので紹介する。

■エネルギー事情
○国際エネルギー機関(IEA)「天然ガス市場報告2023年第2四半期版」
/LNG経済研究会/大先一正
ロシアによるウクライナ侵攻後の欧州向けパイプラインガスの輸出削減の影響は2023年にも残り、世界の天然ガス消費量は中国の需要増加等はあるが、前年比0.1%減の2年連続のマイナス成長が見込まれている。一方、ロシアの減産量をカバーするガス田開発や液化設備の増強には時間がかかるため、2023年においても天然ガス・LNG需給のタイトな状況は続く。

■フィールドレポート
○クリーンエネルギー(太陽光)を利用した黒酢の生産
/環境工学研究所/星山貫一
「鹿児島と言えば桜島、桜島と言えば鹿児島」というように桜島と鹿児島は切っても切れない縁がある。桜島は東西が約12km・南北は約10km・周囲は約55kmで標高が1,117mの火山島であるが南東部は大隅半島に接している。鹿児島県の錦江湾沿岸における気候は温暖であり、直射日光が強いため黒酢が盛んに生産されているため、鹿児島県における黒酢について紹介する。
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