プラスチックス 2023年9月号

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S2309

プラスチックス 2023年9月号

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2,000 円(税込)
■特集:添加剤・フィラーのトピックス
○スリガラス調を付与できるマスターバッチの特徴と事例
/住化カラー(株)/吉村大祐・他
プラスチック容器、シートの意匠性付与において、スリガラス調加工が施されているが、成形金型等へのシボ加工、もしくは成形後にフロスト塗装することにより、表面を荒らす必要がある。安価で、かつ成形するだけでスリガラス調を付与できるKASUMI®カラーを開発したので、紹介する。

○ウイルス・細菌制御技術の特徴とプラスチックへの展開
/(株)NBCメッシュテック/藤森良枝
当社では抗ウイルス加工用の素材開発の一つとして、ポリエチレンの抗ウイルス材マスターバッチの開発を皮切りに、よりユーザーが使いやすい素材となるように、プラスチックの適用範囲を広げている。本稿では、PEの他PP、PET、ABS、PCへ適用した事例について紹介する。

○銅ナノ抗菌・抗ウイルス樹脂マスターバッチの特徴と事例
/石原ケミカル(株)/濱野 翼
銅ナノ粉をフィラーとした抗菌・抗ウイルス樹脂マスターバッチの特徴や抗菌・抗ウイルス性能について試験結果に基づき説明する。また、金属ナノフィラーが樹脂強度に及ぼす影響について、試験結果から推察される事項を示す。また本製品の検討事例や今後について述べる。

○PET to 可塑剤リサイクル技術の特徴
/(地独)山口県産業技術センター/宮崎翔伍
PET樹脂を可塑剤であるDOTPに変換する、PET to 可塑剤リサイクル技術を開発した。本技術で合成されるリサイクルDOTPは廃棄物由来のため、石油由来のDOTPと比べてカーボンニュートラルに適した可塑剤といえる。更に、PET廃棄物の有効利用が可能なため、PET業界のカーボンニュートラルにも貢献できる技術である。

○セルロースパウダーの樹脂充填への適用
/日本製紙(株)/辰見嘉隆
セルロースパウダーの製品名であるKCフロック®は近年の木質素材利用の流れから注目を集めている樹脂充填剤である。長年の製造のノウハウや採用実績積み重ねにより、天然素材では貴重な品質が大きくぶれない繊維が特徴であり、バイオマス化、強度向上効果目的での検討が加速している。

○高濃度バイオマス溶液による再生素材開発
/日本乳化剤(株)/小原俊均・他
温室効果ガス削減の戦略として、バイオマス素材を利用した再生可能なプラスチックの導入が進められている。当社では高濃度のデンプン系バイオマス溶液であるバイオマスリキッドを開発した。特性を生かしつつ顧客要望に対応し、環境貢献製品の改良・実装を進めていく。

■特設記事:試作・少量生産の現況
○切削加工による3Dリアルトランスレーションシステムの特徴と事例
/安田工業(株)/佐藤圭太・他
3D造形ソリューション「Labonos(ラボノス)」は、従来の3Dプリンター、切削加工機の短所を解消し、長所を高い次元で融合させた、画期的なシステムである。試作や都度製作では製品形状や機能評価を、少量生産では樹脂型のコスト・スピード感のメリットが得られる。本稿ではその特徴を紹介する。

○射出成形歯車の高速試作サービスの現況
/(株)チバダイス/上原真吾
プラスチック製小型歯車は、自動車、ロボット、電気機器、医療機器など、さまざまな分野で活躍している。当社ではプラスチック小型歯車の試作サービス「スピード・トライ」を開発し、顧客の好評を得ている。本稿では、サービス開始以来、近年におけるニーズの変化を紹介する。

○簡易型による試作・少量生産の特徴と事例
/(株)堂田精工/堂田孝喜
当社は試作金型、簡易金型による射出成形品の生産に取り組んできた。実績として約1,100型、1,300種の新規樹脂パーツを製作した。生産数は、数個単位で約1万個の実績がある。本稿では簡易型による試作少量生産の実情を紹介する。

■一般記事〈解説〉
○デジタルフォトパターニング重合によるマルチマテリアル樹脂の可能性
/名古屋工業大学/林 幹大・福西遥佳

○〈編集の眼〉ソディック、名古屋IMMセンターを開設
/(株)Tech-T/高原忠良

■連載
○大自然を科楽する 第89回
/青野哲士

○〈新連載〉合点が行く連続使用許容時間と温度 第1回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹

○CMFデザイン視点から見たプラスチックの可能性 第2回
/女子美術大学/唐見麻由香

○世界のバイオプラスチックは今 第67回
/ITIコンサルト事務所/猪股 勲

○繊維強化プラスチック短信 第22回
/FRP Consultant(株)/吉田州一郎

○助っ人工業デザイナーの独り言 第90回
/(株)H&Adesigners/鈴木英夫
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