プラスチックス 2023年7月号

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S2307

プラスチックス 2023年7月号

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2,000 円(税込)
■特集:複合材料の今とミライ
部品の樹脂化に伴い複合材料のアプリケーションは拡大を続け、素材の組み合わせおよび成形方法も多様化しています。本特集では複合材料と適用事例のトピックスについて紹介して頂きました。

○環境に配慮したバイオコンポジットの特徴と射出成形事例
/NISSHA(株)/宮下修平・藤田真穂
天然素材と植物由来の生分解ポリマーで構成されるバイオコンポジットのSulapac®は環境にやさしい材料でありながら、汎用プラスチックのような機能を併せ持つ。また、その成形品は見た目も美しい。植物由来の材料特有の成形時における課題を克服し、NISSHAはさまざまなSulapac®成形品を提供している。

○良摺動ポリフェニレンサルファイド複合材料による金属部品の樹脂化
/出光ファインコンポジット(株)/渡部悠平・毛利卓志・田村栄治
潤滑環境では、従来摺動部品材料として金属が使われてきたが、軽量化・工程削減の観点から樹脂化が進められている。本稿では、当社の使用環境に合わせた良摺動PPS複合材料の研究と事例について紹介する。

○バイオマス繊維を用いた積層複合軽量素材の特徴と事例
/金沢工業大学/附木貴行・吉村 治
バイオマス繊維を不織布、混抄紙または織物を用い、繊維含有量の多い積層複合化を行い、成形加工中に樹脂含侵性や界面接着性の高いことおよび積層体の軽量化を実証した。炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などのハイブリット積層体にも成形加工可能である。

○ホタテ貝殻を利用した複合材料の特徴と用途
/甲子化学工業(株)/南原徹也
当社は、「作る、守る、進化する」という企業理念のもと、素材開発・商品開発・資源循環構築の3事業を展開している。本稿では、ホタテ貝殻を活用したエコプラ「カラスチック®」とそれを用いたヘルメット「ホタメット®」を紹介する。

○環境配慮型コンパウンド樹脂の特徴と事例
/髙六商事(株)/和田拓也・荒井憲明
リサイクル樹脂を用いた難燃グレード・タルク充填グレード・物性改質コンパウンド技術の概要と、マテリアルリサイクル事例「使用済みハブラシから定規へ」を紹介する。

○サステナブル成形材料の技術開発と事業展開
/パナソニックホールディングス(株)/山本英郎・名木野俊文・浜辺理央
当社は、2015年から石油由来の樹脂量を減らす研究開発活動を開始、ポリプロピレンを植物由来樹脂に置き換える開発を進め、2022年にバイオマス度90%以上の成形材料を開発した。本稿では、過去の取り組み事例を交えて紹介しつつ、最新の開発状況について報告する。

○省エネルギー化のための炭素繊維/ポリプロピレン複合材料
/(株)ミライ化成/円子春菜
ポリプロピレン(PP)は低コスト、軽量かつ樹脂単体としての採用実績が多いため、自動車を中心に炭素繊維強化PPの採用が始まり、今後も市場拡大が見込まれる。本稿では、当社で取り組んでいる炭素繊維/改質PPのコンパウンド、および再生炭素繊維/PP樹脂の開発事例について紹介する。

○高信頼性複合材料の提供を可能にするガラス繊維
/日東紡績(株)/稲葉隆道・関川宗寿
ガラス繊維は、複合材料の強化繊維として幅広く用いられ、現在の生活に欠かすことができない優れた素材である。本稿では、当社がパイオニアとして上市した扁平断面を有するガラス繊維『フラットファイバー®』によって、複合材料の信頼性を大幅に向上させた一例について紹介する。

■一般記事
○〈会議報告〉第4回未来志向射出成形技術シンポジウム
/YOKOI Labo/横井秀俊

○〈解説〉中小企業の特許戦略
/(株)Tech-T/高原忠良

■連載
○大自然を科楽する 第87回
/青野哲士

○世界のバイオプラスチックは今 第65回
/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲

○繊維強化プラスチック短信 第20回
/FRP Consultant(株)/吉田州一郎

○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第32回
/デクセリアルズ(株)/鈴木眞哉

○これ、プラスチックで作りました 第54回
/(株)友成工芸/友成冨美

■コラム
○技術者のための人材育成論:人と技術は世を変える
/池田和人
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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