建築設備と配管工事 2023年7月号

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建築設備と配管工事 2023年7月号

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■特集:庁舎のZEB動向1
○敦賀市庁舎・敦賀美方消防組合消防庁舎
/(株)佐藤総合計画/小泉公利・田中宏樹・田村富士雄
2021年に竣工した敦賀市庁舎・敦賀美方消防組合消防庁舎は「いつもといつかをつなぐ庁舎(ばしょ)」をキーワードに計画された市庁舎と消防組合庁舎を一体化した施設である。オンデマンド環境制御システムなどをはじめ、多様な環境親和手法を取り入れ、ZEB Readyを実現している。

○大和高田市新庁舎
/(株)安井建築設計事務所/小林陽一・山崎貢沢・神澤龍也
大和高田市新庁舎は、高断熱、日射遮蔽など負荷削減を図るとともに、高効率熱源機+全熱交換器付外気処理空調機と高顕熱型ビルマルチエアコン、照度センサー、人感センサーによるLED照明制御など汎用で使いやすい設備機器を採用し、ZEB Readyを実現した。

○美幌町役場新庁舎
/(株)ドーコン/大槻政洋・林 達也・伊藤 傑・向山和晃
北海道の東部、オホーツク海から30km程度内陸に位置している美幌町役場新庁舎は、基本設計段階から環境負荷低減に取り組むことをコンセプトの一つに掲げ、北海道内では最初となるZEB認証(ZEB Ready)を取得した公共建築物として2020年2月に竣工した。

■最新技術情報
○地域冷暖房施設向けAI自動運転システムの開発
/高砂熱学工業(株)/鬼頭俊輔
地域冷暖房施設では、熱源システムの運用をオペレータが手動で行っているため、オペレータの人員不足、熟練オペレータのスキル継承といった施設運用の課題を抱えている。これらの課題を解決すべく、AIを活用した熱源自動運転システム(GDoc ®-DHC)を開発した。本稿では、本システムを稼働中の地域冷暖房施設に導入して1年間の実証試験を行い、自動運転における安定稼働、省力化の実現を達成した、その取り組みについて紹介する。

○グリーン・リニューアルZEBを推進する最新技術
/大成建設(株)/豊原範之・渡邉深雪・菅原圭子
既存建物をリニューアルでZEB 化にする際に貢献できる技術として、(1)排気を利用した高断熱窓システムT-Green DI Windowと(2)既存の空調を活かし空気式放射空調に変更できるT-Green Radiant Ductの二つの技術を開発したのでここに紹介する。

○スワームロボットシステムを用いた室内照度測定器の開発
/(株)九電工/酒見和幸・古野純二・福田貴子・池田義明/九州大学/倉爪 亮・松本耕平・西浦悠生
当社では九州大学との共同研究としてスワームロボット(群ロボット)システムを用いた室内照度測定器を開発しており、複数のロボットを自律分散制御し生物のように共同作業させることで、照度測定の自動化・効率化・時間短縮を図っている。本稿ではシステム構成やプロトタイプによる実験例を紹介する。

■竣工事例
○垂井町役場
/(株)梓設計/松本純一・隅田泰章・渡邉 久
旧庁舎の老朽化が進む中、閉店した商業施設を活用したコンバージョンにより新庁舎を整備した。コンバージョンによる庁舎整備は全国的に事例が少なく大きなチャレンジであったが、脱炭素化・サスティナブルな社会づくりが求められる中、コンバージョンによる整備は社会的意義が大きく、庁舎整備の在り方に一石を投じる施設となった。

○日本初の高層純木造耐火建築物『Port Plus』
/(株)大林組/森山洋平・河野暁子・清家久雄・本吉健志
Port Plusは、「これからの知を育む場」というコンセプトのもとに木の特性を活かしてつくられた次世代型研修施設である。日本初の高層純木造耐火建築物であり、循環型社会を具現化したサステナブル建築となっている。

○横濱ゲートタワーの設備計画について
/鹿島建設(株)/鈴木幸人・高見正彦
横浜駅からみなとみらい21地区への玄関口に、新たなワークスタイルを実現するオフィス機能と横浜の新名所となるにぎわい機能を導入した「横濱ゲートタワー」が建設された。超高層複合用途ビルにおける設備計画事例として、その計画概要と新規開発技術について紹介する。

○広島JPビルディング
/(株)久米設計/西谷幸二・岡本直樹/日本郵政(株)/西村和也
広島JPビルディングは、再開発中である広島駅南口の新しい駅前景観をリードするデザインを目指して計画された複合オフィスビルである。最新のスマートオフィスビルとして利用者の利便性・安全性・快適性に配慮した設備計画の一部を紹介する。

○須賀工業本社ビル
/須賀工業(株)/稲田朝夫・鈴木正美/(株)すが設備サービス/堀田 誠/(株)日本設計/竹部友久・中川優一・大谷文彦/(株)安井建築設計事務所/佐々木尚・伊藤圭一・関根 亮
新本社ビルは、「健康になる環境デザイン」を基本コンセプトとし、安全・安心で健康に働けるオフィスの実現、都市型中小規模オフィスビルにおけるセントラル空調ZEBモデルの実現を目指した。ここでは、今回取り組んだ、ZEBとウェルネスを両立させる環境・設備計画、省CO2技術について紹介する。

■シリーズ
○いま知っておきたいIoT・AI関連情報 第28回
量子コンピュータのいま
/TMES(株)/倉田昌典
シリーズ解説の第28回。今回のテーマは「量子コンピュータのいま」である。量子コンピュータは米国を中心として開発が進んでいたが、ついに今年3月、理化学研究所から国産量子コンピュータのクラウド利用を開始すると発表された。開発はいま、あらたな段階に入っており、各国の開発競争が一段と激化している。量子コンピュータは数年前までは実用化が未知数だったが、開発目標はかなり具体的で明確になっている。今回は量子コンピュータの開発動向などを紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす230
○みんなの学問
/畑建築デザイン/畑由起子
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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