油空圧技術 2023年6月号

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油空圧技術 2023年6月号

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■特集:潤滑の基礎と応用
○〔総論〕潤滑の基礎
/室蘭工業大学/風間俊治
油圧機器は流体機械の一つである。作動油を昇圧して、その圧力を利用する。エネルギー変換の観点から容積式が採用される。必然的に摺動部が存在し、潤滑に関する知識が必要となる。本稿では、油圧に携わる若手技術者を主な対象として、潤滑の基礎を解説する。

○トライボロジーにおける潤滑油の役割とその作用メカニズム
/東京理科大学/佐々木信也
SDGsに向けた取り組みの中で、機械システムのエネルギー効率向上と環境負荷低減を実現するための有効な手段として、トライボロジー特性の向上に大きな期待が寄せられており、潤滑油はその重要な役割を担っている。潤滑メカニズムの観点から、潤滑油の役割と主な構成について概説する。

○金属3Dプリンタを活用した新規トライボシステムの創製
/東京理科大学/佐々木信也
摺動表面に新たな機能を付与する手法として、表面テクスチャリング技術が注目されている。バイオミメティクスを取り入れた新たなトライボシステムの創製を目指し、3次元微細構造の作製が可能な3Dプリンタを活用することで、アイディアを具現化した例を紹介する。

○液晶潤滑剤
/機能性液晶材料研究所/原本雄一郎
機械の耐久性を2〜40倍に向上させ、超低発塵性、秩序潤滑など、並外れた高性能を実現する次世代高機能潤滑剤について解説する。この潤滑剤は、さまざまな機械への適用が可能であると考えられ、多方面の活用が期待できる。

○希薄潤滑環境向け低損失円すいころ軸受の開発
/日本精工(株)/前佛 誠
油潤滑環境下で使われる円すいころ軸受において、摺動面の油膜維持性を向上させて、希薄潤滑条件での耐焼付信頼性を向上させた。今まで以上に希薄潤滑化を進められることで、ギヤボックス全体の高効率化も可能となる。

○摩擦と摩耗にさようなら、自己潤滑の新時代へ
/福井精機工業(株)/清水一蔵
自己潤滑性を持つ成形体キッブスは、自動化や省人化が進む現代において、メンテナンス作業に大きな効果を発揮し、人件費や作業時間の削減につながる。危険な場所や手が届きにくい場所のメンテナンスにおいては、事故のリスクを軽減することもできる。

■解説
○抜本的な省エネによる「コスト削減とCO2削減の両立」が可能なカーボンニュートラル対策とその事例紹介
/東京電力エナジーパートナー(株)/植田 旬
各業界の工場・製造現場おいてカーボンニュートラルの実現は企業にとって大きな課題でもあり負担になっている。本稿ではカーボンニュートラル達成に向けて多く採用されている太陽光発電設備導入より企業にとって有利にコスト削減・CO2削減の両立が可能な事例を紹介する。

■製品と技術
○様々な測定物を確実に検知するレベルセンサ
/山本電機工業(株)/永田厚嗣
独自の最新技術を用いて、従来では難しかった「非常に軽い粉体(パウダーなど)」「粘度の高い液体(ペースト状)」などの測定物でも確実に検知するレベルスイッチを紹介する。また、小型容器・装置向けの小型センサでもこれらの測定物の残量検知が可能である。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第17回
/西海孝夫

○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第22回
/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○作動油・潤滑油
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