検査技術 2023年6月号

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検査技術 2023年6月号

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■解説
○機械学習を用いた音伝搬特性による照明柱のき裂発生検出手法
/東京工科大学/天野直紀
照明柱の接合部分に生じるき裂を検出することは倒壊リスクを軽減するために重要である。本稿では、き裂によって生じる音伝播特性の変化に着目し、その微細な変化を機械学習を用いることで検出し、き裂の存在を推定した技術の概要を紹介する。

○現場密着型研究開発による動的機械状態監視・診断の最前線
/(国研)水産研究・教育機構 水産大学校/太田博光
高精度な機械診断システム「WaveDiag」の開発を行い、診断困難とされているdN(軸直径×回転数)値が低い転がり軸受の診断閾値の同定を行った。本診断システムを従来手法と比較した結果、本手法の有意性を示すことができた。

○溶射型ひずみゲージの現場適用検討
/(株)IHI検査計測/中野公貴/(株)IHI/尾崎淳一
高温環境下で使用される溶射型ひずみゲージの現場適用のため、現場取付け可能な溶接型溶射ひずみゲージを試作し、静的および繰り返し載荷試験を実施した実例を紹介する。

○振動計測に対応可能なセンサの条件
/IMV(株)/川平孝雄
MEMS技術により製造された振動センサの最新動向と、振動設備診断を取り巻く情報をまとめ、現在の二つの関係性を紹介する。

■技術トピックス
〔鉄道〕
○河川橋りょうの維持管理における新たな探査技術の活用
/東海旅客鉄道(株)/石川 瞬
河川橋りょうの維持管理では、橋脚の洗堀災害防止のために河床の深浅測量を実施している。本稿では、現行の測量方法のブラッシュアップに向けて、新たな探査技術の現場検証を行い、実用化に向けた評価について紹介する。

〔ドローン〕
○ドローンによる目視検査適用事例とUTMドローンの開発について
/(株)ウィズソル/小柴貴之
本稿では、スマート保安におけるドローン目視点検についての実績として詳細検査適用前の検査計画における全体検査(スクリーニング)に特化した装置であるドローン目視検査の適用事例とUTM(Ultrasonic Thickness Measurement drones)ドローン開発状況について紹介する。

■連載
○音波のよもやま話56
探触子の音の送信・受信(13)
/(有)アイ・エス・エル/宇田川義夫/島根大学/三原 毅
受信感度場、特に所謂「ゼロ指向角」について紹介する。実際にはゼロ感度の角度はなく、「受信感度低下角」と呼ぶべき現象である。

○溶接における超音波探傷の変遷と問題点15
鉄筋の接合継手における超音波探傷法(3)
/(有)アクトエイションハート/笠原基弘
鉄筋接合における溶接継手の品質確認のための超音波探傷検査方法について、現在までの変遷と問題点について紹介する。

■検査機器
○製造現場のアナログメーターを読み取り、AI判定、生産設備のシステムを自動制御
/NTTコムウェア(株)/芦野朋未
アナログメーターの値を読み取りデータ化する画像認識AI「Deeptector®」の新機能と、読み取った値やAI判定結果を直接電気信号にて送受信し生産設備・制御システムを業務制御し、設備保全・点検・オペレーションの自動化に寄与する「業務連携アプリケーション(AP)」について紹介する。

■特集:検査で使われる超音波の適用例
○細径丸棒の超音波探傷技術
/大同特殊鋼(株)/森 大輔・石谷和典・松岡真司/伊藤忠テクノソリューションズ(株)/池上泰史
超音波プローブ径よりも細い丸棒鋼を対象とした内部きずの超音波探傷方法を対象に、シミュレーションを用いたプローブ設計の最適化について紹介する。

○ガイド波検査による腐食減肉スクリーニング
/(株)テクノ電子/小野寺達成
一度の計測で広い範囲の減肉検査が可能であり、減肉個所のスクリーニング手段として有効と考えられるEddyfi Technologies社製ガイド波検査装置Sonyksの概要、および適用事例について紹介する。

■製品ガイド
○工業用管内検査機器
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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