建築設備と配管工事 2023年6月号

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K2306

建築設備と配管工事 2023年6月号

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■特集:建築関連センシング技術の動向
○カメラ画像を解析して得られる新たなセンシング情報について
/(株)NTTファシリティーズ/中満達也
近年、カメラ、及び画像解析技術の発展により、ディープラーニングを用いてヒトの快適性を推定する研究が盛んに行われている。本稿では、安価に入手可能なRGBカメラ画像から、在館者の温冷感に係る項目である着衣量を推定する手法を提案する。

○LPWAを利用した建設現場内環境センシングシステム
/(株)長谷工コーポレーション/中邨浩司
当社はLPWAを利用した「建設現場内環境センシングシステム」を開発した。各建設現場の気温、湿度、WBGT値をWBGTセンサーで収集、更に風向風速センサーによる一元管理を開始した。常に工事関係者全員が各建設現場の状況をどこにいても数値で確認できるシステムを構築した。

○小型で廉価な室内温熱環境計測記録装置の開発
/工学院大学/富樫英介/EleBees/山口 悟/製品設計家/高橋翔太
製造原価7,000円を切る小型で廉価なPMV計を開発した。無線による遠隔監視、電池による長期連続測定に対応し、設計資料はすべて公開されたオープンソース・ハードウェアである。本稿では、開発の意義、設計内容、応用例などについて紹介する。

○安心で快適な空間づくりに向けた取り組み
/(株)構造計画研究所/坂上裕信
指定エリア内や座席の利用者をカメラ映像から検知し把握することで、より精度の高い利用状況を把握することができる。その情報を混雑状況の案内や設備制御などに活用することで、当社では、安心で快適な働きやすい空間づくりに向けた取り組みを支援している。

■最新技術情報
○排水温度を低下させ配管施工の省力化に貢献
/ウエットマスター(株)/渡辺剛史
電熱式蒸気加湿器SJBタイプに新たなオプション「排水温度低下仕様」をラインアップ。排水配管の施工簡略化・コストダウンに貢献するほか、法順守の面にも配慮し、現場の負担を軽減する。

○埋設消火配管として採用が増加する消火用ポリエチレンパイプ
/(株)クボタケミックス/松下要介
当社の消火用ポリエチレンパイプは、耐食性・耐震性・経済性に優れ、金属管と比較して環境負荷を軽減しつつ、同等の流量を確保できるなどの特長を有しており、消火設備用等の埋設配管の主流である金属管からの切り替えが進んでいる。製品の特長やトピックスなどを紹介する。

○耐震偽装問題を根本的に解決する免震建築の生産プロセスの確立について
/(株)モルテン/藤原勝宣・小林弘典
当社は、東京都市大学および髙松建設(株)と共同で建築免震構造用の高減衰積層ゴム支承を実用化した。この製品は耐震偽装問題を根本的に解決する免震建築の生産プロセスの確立を目的としている。本稿では、その技術と生産プロセスについて紹介する。

○クリーンルーム天井の軽量化による地震時の物損リスクの低減、ローコスト、省エネ化
/大成建設(株)/八田良行・小川 聡
ISOクラス7程度のクリーンルームにおいてパネル型塵埃除去フィルタの代替方式としてHEPAフィルタ相当の布製ダクト(メンブレンダクト)を開発、クリーンルームの天井の軽量化を実現し、地震時のリスク・イニシャルコストを低減させた。低圧損なフィルタによりクリーンルームのランニングコスト低減も実現。

○省エネ計算ソフトを活用し、2025年の省エネ基準適合義務化に備える
/(株)建築ピボット/田中靖生
2025年4月から原則すべての新築住宅・非住宅に省エネ基準への適合が義務付けられることとなった。そういった背景のもと、本稿では、マンション・戸建て住宅の省エネルギー計算ソフトであるSAVE-住宅/HOUSE-省エネの活用方法について紹介する。

○環境計測や設備点検などの施設管理を人の代わりに行う自律移動ロボット
/(株)RoboSapiens/長尾 俊
当社が開発する、環境計測ロボットBambooBotの紹介をする。ロボットに備えた、巻尺を用いた伸縮機構のメリットと、それにより得られる新しい自動点検の未来について解説をする。また、戸田建設(株)と行った実証実験の概要と結果の紹介を行う。

■竣工事例
○日本初 木造の仮設現場事務所におけるZEB認証取得
/(株)大林組/蔵重裕行/西尾レントオール(株)/西山京太
木造の仮設現場事務所として日本初となるZEB認証(netZEB)を取得した。本稿は、その実現に寄与した木造ユニット化技術と省エネルギー対応の建築資材・設備機器の採用、ならびに水素燃料電池と太陽光パネルによる電力供給方法について紹介する。

○品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」のZEB計画
/(株)松田平田設計/西尾 崇・伊藤安里・丸山 純
品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は戸越公園内の敷地の一部に位置する環境学習や地域交流の拠点であり、都内公共建築物で初のNearly ZEB建築物である。省エネルギーによるランニングコスト・ライフサイクルCO2の低減や、環境学習施設として高い快適性を目指した。

○九段会館テラスの設備計画
/鹿島建設(株)/大坂 泰・松田圭輔・大橋清文
文化財保護とその利用にあたっては、既存建物の現行法規への適合が必須であり、それをどのように実現するかが設計に求められることである。九段会館テラスへの防災計画においては、既存の雰囲気を可能な限り残すため階段加圧という手法を用いて解を求めた事例となっている。

○一口坂中央ビルにおけるZEB ReadyとWELL Goldランクの取得
/前田建設工業(株)/久保俊輔
築30年を超える中規模事務所ビルの改修工事において、省エネルギー性能を向上させてZEB Readyの認証を取得するとともに、各種ウェルビーイングへの取り組みを実施することでWELL V2-pilotのGOLDランクを取得した事例の紹介。

○ザイソウ正木ビル 新社屋
/(株)加藤設計/河辺浩幸
「CLTを活用した普及型省エネ木造ビルのプロトタイプ」をテーマに、特別ではない一般的な技術を用いることで、地域差が生じない技術・工法の普及促進を図った。さらに、木材が持つ優位性を活用して、地球規模で課題となっている脱炭素社会(CO2削減)に向けたサスティナブル建築を実現し、「ZEB」を達成。設計時だけでなく運用時も3年連続で100%以上の一次エネルギー消費量を削減した。

■Le petit pouce ペットと暮らす229
○勝ち虫
/畑建築デザイン/畑由起子
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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