クリーンテクノロジー 2023年5月号

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クリーンテクノロジー 2023年5月号

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■特集: 製造業におけるカーボンニュートラル1
○新しい分散型電力システムに向けたERAB(エネルギーリソースアグリゲーションビズネス)推進
/京セラ(株)/草野吉雅
2016年から開始された需要家側エネルギーリソースを活用した新しい電力システムの構築は、現在カーボンニュートラル実現に向けたキーパーツとして注目されている。本稿では、当社が実践してきたこれまでの取り組みを紹介する。

○洗浄工程におけるカーボンニュートラルに向けた取り組み
/(株)パーカーコーポレーション/杉田雅幸
工業洗浄分野におけるカーボンニュートラルに向けた考え方、取り組みについて、工業用洗浄剤の視点で紹介する。

○カーボンニュートラルに向けた世界の動向と企業に求められる取り組み
/SGSジャパン(株)/池原庸介
パリ協定の下で、温暖化による気温上昇を1.5℃までに抑え、脱炭素社会の実現を目指す動きが世界で加速している。排出量の大小によらず、あらゆる企業に排出実質ゼロを目指すことが求められている。外部ステークホルダーから企業に対する要求も高まっており、中でも重要なSBTおよびTCFDへの対応や注意点についても紹介する。

○低濃度CO2排ガスからのCO2分離回収・利活用技術
/エア・ウォーター(株)/貝川貴紀
低濃度CO2排ガスからCO2を分離回収し、ドライアイスを製造できる小型CO2回収装置「ReCO2STATION」を開発した。本稿では、グリーンイノベーション基金事業において次世代技術の開発も進めており、CO2利活用技術とあわせて紹介する。

■解説
○CMOSイメージセンサの進化と今後の展望
/ソニーセミコンダクタソリューションズ(株)/岩元勇人
CMOSイメージセンサは、スマートフォンをはじめとして、車載、セキュリティ、ファクトリーオートメーションなど幅広い分野で用いられるようになってきている。本稿では、CMOSイメージセンサの進化と今後の展望を紹介する。

○超微細気泡発生器及び超微細気泡発生装置
/公立諏訪東京理科大学/雷 忠
著者が開発した効率的にウルトラファインバブル発生器、および発生装置を紹介する。超微細気泡を効率的に生成し、様々な機能性を活用することにより、コスト削減や環境負荷の低減などに寄与できる。

○2次元シート材料を用いた完全透明太陽電池の開発
/東北大学/加藤俊顕
可視光透過率約80%の肉眼でほぼ存在が認識できないレベルの高透明太陽電池の開発に、原子レベルの究極の薄さを持つ半導体2次元シートを活用することで成功した。

○ファインバブルによる洗浄
/IDEC(株)/荒木和成
ファインバブルを用いて洗浄効率を上げることにより、水や溶剤、界面活性剤等の使用量を低減させ、加温に要するエネルギーセーブも実現される。本稿では、具体的な洗浄の事例や効果が上がる理由や注意すべき点について紹介する。

○光のエネルギーを蓄えられる物質の創製
/愛媛大学/内藤俊雄
光は日常生活の“必需品”であるが、そのエネルギーを何かに溜めておくことはできない。本稿では、そうした可能性を持つ物質の開発を紹介する。まだ課題は多く残されているが、不可能を可能にするための第一歩である。

○職場環境の官能評価比較とにおいの慣れ調査
/ダイキン工業(株)/松本智陽・福田秀和・並川 敬・坂本雅子・荒木祥平・川合蕉吾
近年では、少子高齢化などの要因を受けて、製造業における国内の人手不足が深刻化しており、ものづくり工場の働きやすい職場環境づくりが求められている。本稿では、職場環境の課題の一つである工場の特有のにおいに対して、独自のにおい分析手法を使い発生源を特定し対策することにより、作業者の官能評価に変化を与えることができたため紹介する。

○ICP-MSを用いたHDD内微粒子モニタリング方法
/東芝デバイス&ストレージ(株)/水谷晶代
ハードディスクの信頼性向上のため、稼働中に筐体内部のナノ粒子をICP-MSで直接モニタリングする方法を開発した。これにより、200nm以下の粒子について、粒径、個数および元素の情報を同時に得ることが可能となった。

○食品取扱施設における日常的な手洗いの有効性に関する細菌学的実態調査
/(株)町田予防衛生研究所/戸田信太郎
環境や手指等の拭き取り検査に基づく検査結果は、食品取扱施設において衛生管理の指標の一つとして利用されている。特に手指の拭き取り検査は、清浄の度合いや菌数の把握に加え、施設従事者への手洗い意識を高めるきっかけにもなり、当社においても多くの施設から検査を受託している。今回、当社で受託した手洗い後の手指の拭き取り検査について、過去5年間の検査結果を解析し、食品取扱施設に従事する人の手洗いについて微生物学的な視点から考察を行った。本稿では、その概要を紹介する。

○アスベスト対策を目的とした解体等工事の立入検査における優先度設定手法の検討
/熊本県/豊永悟史・古澤尚英・中島尚哉・山形 卓
法改正により解体等工事におけるアスベスト対策の規制が強化された。このため、全国の自治体には立入検査の強化等の対応が求められている。本研究では、立入検査の効果的かつ効率的な実施に向けて、立入記録等を活用した優先度設定手法を検討した。

○加湿用水膜による分子状汚染物質除去
/(株)テクノ菱和/滝口陽介
本稿では、電子工業用クリーンルーム等の分子状汚染物質(AMCs)の制御のために開発した、外気由来のAMCsを加湿膜で除去する外気処理用空気調和機のシステムについて紹介し、加湿膜で使用する吸収液を循環させた場合のAMCs除去率について検討した。

○空気清浄機とフィルタの最新試験法【ガス状物質編(その2)】
/東北文化学園大学/野﨑淳夫
ガス除去フィルタのISO10121-1,2が制定され、JISB9901:1997を改訂してJISB9901-1,2が制定された。本稿では、新ISO、JIS規格の概要とガス除去性能試験の子細を紹介する。
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