画像ラボ 2023年4月号

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Ga2304

画像ラボ 2023年4月号

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■解説
〔FA 解析・計測〕
○動き制約と固定2次元ランダムパターンを用いた移動物体の密な形状復元
/(株)デンソーアイティーラボラトリ/住吉 信一/兵庫県立大学/日浦 慎作
自動生産シナリオにおける動物体の形状復元の問題に取り組む。金属部品のような非拡散反射物を対象に、スリット光投影法よりも高速、かつ、高精度に復元が可能な手法を紹介する。

〔自動車 解析・計測〕
○集計突発指標算出技術
/日本電信電話(株)/林 亜紀・横畑 夕貴・秦 崇洋・森 皓平・神谷 正人
映像からレーン単位の渋滞を検知する場合、画像処理の計算量と通信量の低減が重要となる。本稿では、コネクティッドカーの台数を地図上に定めたメッシュごとに集計し、定常状態からの乖離度合いを定量化することで収集する映像を厳選する「集計突発指標算出技術」について述べる。

○姿勢情報を用いた魚眼ステレオカメラによる路面測距
/京セラ(株)/外舘 弘理・渋沢 英次郎/名古屋工業大学/福嶋 慶繁
魚眼カメラの姿勢情報を利用した、動的環境における路面の高精度な測距手法を紹介する。PlaneSweep 法[1] へ現実の魚眼カメラに適したモデルを採用し、さらに平面の仮定にカメラ姿勢を反映することで、本手法は路面などの近距離の平面構造物を高精度かつ高密度に測距可能である。

〔ロボットビジョン 認識・検出〕
○情景画像中の重要テキストの検出と伝送
/東北大学/大町 真一郎・宮崎 智/農林水産業支援 解析計測
環境中のテキストを検出し認識することで有用な情報が提供できる。しかし、重要度を考慮せず全てのテキストの情報を提示することは逆に混乱の原因となり得る。本稿では、情景画像から重要なテキストを検出し、効率的に保存・伝送するための手法を紹介する。

○魚群モニタリングを目的とした携帯型ステレオカメラ
/北海道大学/米山 和良・高橋 勇樹
市販品のビデオカメラ2機を使用してダイバーが片手で可搬・撮影できる携帯型ステレオカメラを作製した。海上生簀に放流した天然クロマグロ幼魚5個体の個体間距離、網地と魚群の距離を3次元計測できたことから魚群モニタリングに有効なことがわかった。

〔その他 画像処理〕
○画像処理・計測技術を用いた熊本城の石垣照合システムの開発
/熊本大学/上瀧 剛/信州大学/白井 啓一郎/凸版印刷(株)/岸上 剛士
地震で崩落した熊本城石垣の石材に対して、崩落前後の写真を、画像照合を用いることで石材の元の所在位置を特定するシステムを開発したのでそれを紹介する。

〔その他 入力〕
○最先端機械学習モデル「Vision Transformer」に基づくレンズレスカメラの画像再構成手法
/東京工業大学/潘 秀曦・武山 彩織・山口 雅浩

■特集1:高速・高画素エリアセンサーカメラと各社の取り組1
○CoaXPress規格対応 高解像度・高速度カメラ製品の紹介
/(株)アド・サイエンス/深田 篤志・岸 祐輔
SVS-VISTEK社のカメラ製品から、次世代通信規格CoaXPress採用モデルを紹介する。同規格は、高解像度・高速度マシンビジョンシステムの構築に有用である。また、優れた動作安定性を持つEuresys社のフレームグラバーも紹介する。

○Baumer社製高速・高解像度10GigE Visionカメラおよび画像入力ボードによる処理速度改善例の紹介
/キヤノンITソリューションズ(株)/坂野 暁
200以上のラインナップを誇るBaumer社製産業用カメラの内、GigE Visionカメラの機能や特徴、そして、システム構築に必要なハードウェア・ソフトウェアについて紹介する。

○高画素エリアイメージセンサ用レンズとこれからのマシンビジョンレンズ
/CBC(株)/平野 勝也
産業用カメラに用いられるイメージセンサでは、画素サイズの微細化とイメージサイズの大型化が進んでいる。これらのイメージセンサが搭載される産業用カメラは、自動車のナンバー認識や、ドローンやUAVでの検査、スポーツの映像解析などに使用されるなど用途は多岐にわたる。これらの産業用イメージング市場において、近年一般的になってきたマシンビジョンレンズで採用されるレンズ技術や当社レンズ製品の特長を紹介する。

○医療・ライフサイエンス分野におけるCoaXPress 2.0の活用
/Basler AG/トーマス・カーロウ/フェリックス・ケムニッツ
画像処理向けの高速インターフェース規格として登場したCoaXPress 2.0(CXP-12)は、高速・高解像度撮影が可能であることから、医療・ライフサイエンス分野における活用が期待されている。本稿では、その具体的なメリットについて詳しく解説する。

○信号ラインの高速化
/平河ヒューテック(株)
民生用及び産業用映像機器向け製品は、近年信号ラインの周波数帯域が加速的に上がってきている。データ形式にはアナログ伝送とデジタル伝送の二つがある。デジタル伝送はシングルエンド(Single-ended)と差動(Differential)がある。信号ラインが高速になるに連れて高周波特性(減衰量、リターンロス、特性インピーダンスおよびSKEW)が重要である。高周波特性を最大限に引き出すために絶縁体の精度(導体外径、絶縁体外径、比誘電率の安定、真円度)を高めることは必須である。本稿では、高速信号ラインへのケーブルとして絶縁体精度への取り組みを紹介する。

■特集2:導入が加速するエッジAIカメラソリューション2
○エッジAIカメラ活用最新事例 /Avintonジャパン(株)
AvintonのエッジAIカメラソリューション概要および建設現場の作業効率化、フィリピンマングローブ林自然保護、リモートサポートサービスについて紹介する。同時に、開発中の新機能についても公開。


○多品種少量生産品の検査自動化を実現するエッジAI端末
/(株)システム計画研究所/ISP/井上 忠治
日本の製造業に多い多品種少量生産品の検査自動化に関するポイントと、検査自動化を実現する方法について解説する。

○リアルタイム・低コスト・低消費電力エコでサステナブルなFCNTのエッジAIソリューション
/FCNT(株)/山田 竜太郎・小上 祐一郎
ニューノーマル時代の社会課題解決を目的にハードウェアとAIを掛け合わせた「エッジAI」の利活用が期待・注目されている。エッジAI技術を活用したエッジAIソリューションの内、河川やため池などの水位検知ソリューションを例に概要や特長、導入事例について紹介する。

■シリーズ
○イメージングリソースガイド13
/エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)
ユーザーのアプリケーションがマシンビジョン、ライフサイエンス、セキュリティ、或いはITSシステムにかかわらず、イメージング技術の基本を理解しておくことは、洗練されたイメージングシステムの開発や導入に欠かせない。センサーや照明技術の進歩がシステム対応力に無限の可能性を秘める一方、これらの技術のデザインや製造には物理的限界があるのも事実である。光学部品もこの例外ではなく、オプティクスがシステム性能の制限因子になることもしばしある。本連載は、読者がイメージングシステムの特定やシステム性能の最大化を行い、かつ投資コストを最小化するのをサポートする目的でデザインされている。
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