建設機械 2023年2月号

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C2302

建設機械 2023年2月号

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■特集:インフラの点検・検査・管理1
○UAVとAIを活用したダム堤体点検ソリューション
/八千代エンジニヤリング(株)/石井 明・藤井純一郎
ダム堤体表面の劣化調査は目視で実施されており、点検技術者の力量差による評価のばらつきや見落としによる点検精度や再現性、堤体全体での損傷分布や損傷サイズ把握、高所作業リスク等の複数の課題を有している。DamLookは従来の点検技術者が実施してきた近接目視点検による堤体劣化調査作業を、「UAVの自律航行による空撮画像」と「AIの深層学習による劣化抽出」を組み合わせたデジタル点検に置き換えることで点検の高度化、省力化を図ったサービスである。

○建物調査の作業を支援するシステム
/(株)奥村組/起橋 孝徳
建物の外壁タイル仕上げ打診診断を対象として、調査の結果記録とその整理作業の省力化を目的とした調査支援システムを開発し、床面やコンクリートのひび割れなどにも適用範囲を拡大した。

○自律走行式ひび割れ検査ロボットを現場導入
/安藤ハザマ/羽根田 健
開発した自律走行式床面ひび割れ検査ロボットを自社の新築工事に導入し、竣工時検査等で活用している。本稿では、ロボットの概要や現場への導入状況、ロボットによる自動検査の効果について紹介する。

○光切断法による断面計測システム
/(株)大林組/吉田 健一
Boston Dynamics社のイヌ型ロボット「Spot」やDJI社のドローン(MATRICE 300 RTK)と、東京大学と共同研究開発中である光切断法を用いた任意断面の高速・高密度3次元計測技術を組み合わせた計測システムを紹介する。

○床版劣化状況のAI分析技術
/大日本コンサルタント(株)/横山 広
橋梁床版の下面側の画像データから耐荷性能を把握するAI画像処理技術を活用した評価手法を開発。

○自律飛行ドローンを用いたトンネル坑内自動巡視システムの開発
/(株)フジタ/松岡 祐仁
当社では建設現場において、ドローンが人的作業を代替することによる効率化や生産性向上に着目し、「全自動ドローンシステム」による巡視・点検や測量作業の自動化、非接触での検査・確認を行う遠隔臨場にドローンのリアルタイム映像を提供する「遠隔臨場ドローンシステム」などの開発を行ってきた。本稿では、トンネル坑内のドローンによる巡視・点検システム開発の取り組みを紹介する。

○鋼床版の見えないき裂を超音波で検出
/(一財)首都高速道路技術センター/平山 繁幸
大型車交通量の多い路線に架かる鋼床版橋梁において、デッキプレートとUリブの溶接部に発生するデッキ進展き裂とビード進展き裂が問題となっている。特に、デッキ進展き裂は、デッキプレートを貫通し、進展すると、路面が陥没して車両事故を引き起こすおそれがある。本稿では、首都高速道路における取り組みとして、デッキ進展き裂を検出するために現在適用されている鋼床版SAUTと、デッキ進展き裂とビード進展き裂の両方を検出するために新たに開発した鋼床版Matrixeyeについて紹介する。

■技術資料
○鉄道高架橋のプレキャスト化への取り組み
/鉄建建設(株)/安保 知紀
鉄道高架橋の構築工事は、高所での作業や複雑な配筋作業が多く、これらの作業の大幅な省力化や工期短縮が求められており、プレキャスト工法の活用による生産性向上が期待されている。鉄道高架橋を構成している柱や梁、床版をプレキャスト化する場合、各部材の接合工法が生産性に与える影響は大きく、熟練技術を必要とせず作業時間を短くできる接合工法の開発に取り組んでいる。

○シールドトンネル内部構築におけるプレキャストコンクリートを用いた省力化
/清水建設(株)/波多野正邦
近年、建設分野ではi-Constructionの取り組みなどを通じた生産性向上に関する施策が進められている。プレキャストコンクリートはその一つである。プレキャストは工場などで製作されたコンクリート部材で、採用により現場での施工量を減らすことができ、工程確保や施工の効率化・省力化などの生産性向上が期待される。本稿では、当初計画で現場打ちとされていたシールドトンネル内部構築のコンクリート部材で、開口部などの構造の特殊性やシールド掘進と並行したプレキャスト部材の運搬・設置の可否などの施工条件を考慮し、プレキャストを採用して施工の効率化と省力化を図った道路トンネル工事の設計・施工事例を紹介する。

○ダム堆砂分別吸引アタッチメントの開発
/大成建設(株)/佐野 和幸・新井 博之
ダムにおける堆砂処理は、貯水容量の長期に亘る確保、ダムの長寿命化を図るための重要な課題である。私達は、これまで(国研)土木研究所との「吸引工法によるダムからの土砂供給(排砂)技術に関する共同研究(2016〜2020年)」に参画し、土木研究所がダムの上下流に生じる水位差による自然エネルギーを活用した土砂管理技術として研究する潜行吸引式排砂管(以下、排砂管)を用いた土砂供給技術の実用化に向けた検討を行ってきた。本稿では、共同研究の中で開発したダム堆砂分別吸引アタッチメント「T-A Dredger」の開発に至るまでの経緯を紹介する。

○無人化施工における施工効率低下要因について
/(国研)土木研究所/橋本 毅・山内 元貴・山田 充/芝浦工業大学/油田 信一
災害復旧工事に使用される「無人化施工」は施工効率が通常施工に比べ低いことが知られており、その施工効率を改善することが求められている。そこで本研究では、まず無人化施工時の施工効率低下原因を明確にすることを目的として、実際の遠隔操作建設機械を用いた検討を行った。

○ドローンによる土木・建設現場の自動化最前線
/エアロセンス(株)/嶋田 悟
日本の人口の少子高齢化が進み、特に社会インフラ業界における担い手不足が深刻になりつつある。その中でこれからも経済成長を遂げ、暮らしを支えていくには、現場作業の生産性向上が欠かせない。その切り札となるのが現場におけるロボット・AI・クラウド技術の活用だ。本稿では、空飛ぶロボットであるドローンを切り口に現場作業の自動化の最前線を紹介する。

■業界情報
○2022年9月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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