画像ラボ 2023年1月号

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Ga2301

画像ラボ 2023年1月号

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■解説
〔交通システム〕〔認識・検出〕
○路面の積雪状況に基づくロードヒーティング制御と路面画像認識による効果検証
/北海道大学/横山 想一郎・山下 倫央・川村 秀憲/北海道ガス(株)/白井 直樹・長川 大介・宮脇 雅史
融雪のためのロードヒーティングの省エネルギー化を目的として、融雪対象路面の一部を撮影するカメラを備え、積雪状況を推定して熱源の運転を制御するコントローラを開発し、有効性を検証する。札幌市内での実証実験から、融雪機能を維持しながら20%ほどの運転時間の削減が可能であることを示した。

〔インフラ整備〕〔3D〕
○点群解析技術を用いたCIMモデルの生成に関する研究
/摂南大学/塚田 義典・梅原 喜政/大阪電気通信大学/中原 匡哉/関西大学/窪田 諭・田中 成典
我が国では、橋梁や道路土工構造物、道路附帯構造物等といった社会インフラを支える多様な構造物の維持管理の効率化および高度化を図るため、国土交通省によりCIM (Construction Information Modeling/Management)が提言されている。本研究では、当時の図面データが存在しない既設構造物を対象に、検査対象の部位ごとに分かれたCIMとの親和性の高い3次元モデルを点群データから生成するための手法を提案する。これにより、過去と現在の3次元モデルの差分量から精密検査や補修の要否を判断するための意思決定の支援が期待できる。

〔自動車〕〔認識・検出〕
○自動運転/先進運転支援システムの進化を支える三次元センシング技術
/日立Astemo(株)/村松 彰二・志磨 健・金井 雅之
日立グループでは、自動運転/先進運転支援システムの開発に取り組んでいる。本稿では、走行環境を三次元的に捉えるステレオカメラと高度化するセンシングシステムを検証するためのシミュレーション検証技術に関して取り組みを紹介する。

〔セキュリティ〕〔検索〕
○安心・安全な社会構築を支える映像解析AI技術
/(株)日立製作所/渡邉 裕樹・廣池 敦・吉永 智明・福田 安宏
公共施設の安全安心のため、防犯カメラと映像解析AI技術の活用が広がっている。本稿では、公共空間における感染症対策や人流解析にも展開した例を紹介するとともに、更なる人の支援に向けて、人とその周辺環境までを深く理解する映像解析技術の取組と展望を述べる。

〔エンタテイメント〕〔画像処理〕
○スキャンデータの裏写り除去手法 漫画画像に関する応用を中心に
/工学院大学/雨車 和憲/東海大学/高橋 智博
両面印刷された漫画をスキャンする際に生じる裏写りを自然に除去するため、深層学習を用いた手法について述べる。様々な漫画データに対して頑健になることを目標に学習データの改善を行っている。数値実験により提案手法の有効性を示す。

〔製品開発支援〕〔認識・検出〕
○製造現場向けの作業者の詳細な行動認識技術
/沖電気工業(株)/ファン チョンフィ・上野 鷹幸・山本 一真
当社では、人手作業が欠かせない製造現場における高度な品質確保などの実現を目指し、作業者の詳細な行動を認識する画像センシング技術を開発している。本稿では、製造現場でのアプリケーション例、詳細な行動認識を支える要素技術、自社工場での応用事例を紹介する。

〔その他(製造)〕〔認識・検出〕
○手指骨格の動きと画像情報とのAttentionによる詳細な作業行動認識
/日本電気(株)/井下 哲夫・中谷 裕一・守脇 幸佑・石原 賢太
手指骨格を捉えた動きの解析により、人手作業に含まれる数十種類の細かい作業を高精度に認識する技術を開発した。これにより人手作業のボトルネックを可視化し、生産性向上に向けた対策が実施可能になる。本稿では、技術概要と検証例を紹介する。

■話題の製品と技術
○ノーコードで実用レベルのAI画像処理アプリケーションを構築できるマシンビジョン開発IDE
/(株)RUTILEA/矢野 貴文・大嶋 悠一・浪田 和樹
近年、深層学習を用いたマシンビジョンの製造現場において活用され始めている。特に、検査工程では、深層学習に従来からの画像処理技術を組み合わせる必要があるため、複雑なプログラミングが求められることが多い。そこで、深層学習と画像処理をノーコードで記述することができる製品とその応用例を紹介する。

○ズームレンズの単眼カメラの写真のみで3D計測できるAIを開発
/東芝(株)/三島 直
ズームレンズで撮影した単眼カメラの多視点画像から求めた相対的な3次元情報に加えて、撮影画像に含まれるボケ情報を組み合わせることで、実スケールの3次元計測ができる世界初のAI技術を紹介する。

○8K高解像度有機CMOSイメージセンサ
/パナソニック ホールディングス(株)/太田 宗吾・船橋 正美・西谷 貴幸・小柳 貴裕・西村 佳壽子・山崎 雅之・村上 雅史
業界初、有機薄膜を用いた8K高解像度CMOSイメージセンサを実現。光電変換を行う有機薄膜と電荷蓄積、および読み出しを行う画素回路部を、完全独立に設けた独自の積層構造で、8K高解像度でありながらグローバルシャッターと広ダイナミックレンジ特性を両立。

○CaaS(サービスとしてのキャリブレーション)新ビジネスモデル
/Portrait Displays/清水 俊行
米国のカラー・ソフトウェア開発専門企業であるPortrait Displaysは、現在欧州の専門量販店に対して、完全なターンキー・ソリューションとしての付加価値(略称:CaaS)の提供により収益と利益改善をもたらし、そして更に、ユーザーへ優れた試聴・製品体験を提供している。

■特集:電池製造における自動外観検査&マシンビジョンテクノロジー1
○電池製造工程へ貢献するラインカメラ・3D溶接外観検査システム
/コアテック(株)/筒井 義典
リチウムイオン電池の塗工工程、セル組立工程において、当社製カメラが貢献する測定器、及び外観検査について紹介する。

○二次電池の各種フィルム部材における欠陥検査装置の紹介
/タカノ(株)/田中 良和
二次電池の各種フィルム製造工程における検査装置の重要性は日々高まっており、さらに微細な欠陥の検出が必須となっている。そこで当社の特徴的な高速高精細な検査装置や欠陥を分類するうえで有効なAIリアルタイム分類等について紹介する。

○電極シート検査・計測装置
/(株)ニレコ
Mujiken-RBは、当社の無地表面品質検査装置Mujikenシリーズ電極検査・計測装置の最上位機種である。高速生産ライン上を流れる電極材の塗工部/未塗工部の「欠点検査」と、「様々な箇所の寸法検査」を1台のカメラ、照明で同時に行うことが可能である。

○マイクロフォーカスX線源によるリチウムイオン電池の検査
/浜松ホトニクス(株)/黒田 豊
リチウムイオン電池(LiB)の安全確保のために必要となる、マイクロフォーカスX線源及びX線検出器を用いたLiBのX 線検査について、実際の撮像例を示しながら必要検査項目・検査手法等について紹介する。
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