建設機械 2023年1月号

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C2301

建設機械 2023年1月号

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2,300 円(税込)
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■特集:橋梁・インフラメンテナンス新技術動向
○道路橋床版のリニューアルプロジェクトへのUHPFRCの活用
/鹿島建設(株)/渡邊 有寿/中日本高速道路(株)/牧田 通
道路橋床版は最も厳しい力学的作用、環境条件に曝される部材の一つである。本工法は、優れた耐久性とひび割れ抵抗性を有する超高性能繊維補強セメント系複合材料(UHPFRC)で、道路橋の既設床版の上面を打ち替える補修・補強工法である。床版の耐久性・耐荷性を効果的にアップグレードし、将来的なメンテナンスコストを縮減することができる。

○社会インフラ画像診断サービス
/富士フイルム(株)/佐藤 康平
当社が開発した「ひびみっけ」は、作業負担軽減のため工数を削減したい、安全上の観点から高所作業や交通規制の時間を短縮したいといった現場のニーズに対応できる社会インフラ画像診断サービスである。橋梁やトンネル・ダム等のコンクリート構造物における点検業務をサポートするもので、コンクリート構造物のひびわれ、および遊離石灰・漏水・剥落・鉄筋露出といった目視点検で確認することが可能な変状調査の効率性の向上を実現する技術を開発し、サービス化している。本稿では、そのサービスに関する特長について紹介する。

○橋梁点検に特化したゴンドラ車
/日本ビソー(株)/佐藤 淳一
現在、国内では社会インフラの老朽化が急速に進んでいる。全国におよそ70万橋あるとされる橋梁について言及すると、2033年に建設後50年を経過するものが60%以上にのぼる見通しである。こうした背景から橋梁維持管理に対する需要が高まるなか、安全かつ作業効率に優れたメンテナンス工法が求められている。同社はゴンドラメーカーとして長年培った外壁アクセス技術のノウハウを活かし、橋梁点検に特化したゴンドラ「ゴンドラ車」を開発、2017年に市場投入した。本稿では、その特長について紹介する。

■技術資料
○気候変動影響将来予測と治水計画
/京都大学/中北 英一
本稿では、日本の治水行政の二つのパラダイムシフトについて解説することで、気候変動影響の将来予測と治水計画について紹介する。

○生理的指標を用いたVR施工教材の学修評価に関する試み
/国士舘大学/位田 達哉・三上可菜子
建設産業の変革が進められるなか、大学における施工教育もまた変わりつつある。本稿では、VRによる建設現場体験と生体工学を結び付けた新しい施工教育教材について紹介する。

○高橋脚、長支間を有するPC箱桁橋の施工の工夫
/清水建設(株)/リニャン カルロス・坂本 貴嗣
思惟花笑み大橋(しいのはなえみおおはし)は、岩手県下閉伊郡田野畑村に位置する4径間連続PCラーメン箱桁橋である。供用中の国道45号線に平行し、急峻なV字型の谷間に計画されたため、高橋脚・長径間を有するPCラーメン構造が採用された。本稿では、主桁における施工上の工夫、および工程短縮・生産性向上への取り組みについて紹介する。

○氷点下でも定着可能な無機系注入式アンカー
/飛島建設(株)/阿部 隆英・折田 現太/住友大阪セメント(株)/安藤 重裕/室蘭工業大学/髙瀬 裕也
氷点下でも無機系アンカーの定着作業を可能とするため、セメフォースアンカーの練り混ぜ水に亜硝酸塩を添加し付着性能を検証した。この結果、定着時の外気温が-15℃近くまで低下しても、採暖養生なしで良好な付着性能を発揮することを確認した。また、積算温度による付着強度の推定手法を提案し、室内実験および屋外実験の両付着強度試験の結果を精度良く推定できた。

○コンクリート二次製品の敷設機械
/鹿島道路(株)/中渡瀬圭吾
誰でも簡単で安全にコンクリート二次製品の運搬・設置を補助する建設機械「パワーアシストセッタ」を開発したので紹介する。これにより、これまで人力に頼っていたコンクリート二次製品敷設作業における作業者の身体的負担を解消し、合理的かつ安全に作業を行うことができる。

○当社の顧客接点改革
/日立建機(株)/久冨 伯夫
日立建機では主要製品である油圧ショベルや超大型のマイニング機械以外にも、新車販売以外のバリューチェーンビジネスにも注力し、世界の顧客の課題、「安全性の向上、生産性の向上、ライフサイクルコストの低減」への貢献を目標として掲げ、取り組みを続けている。今後は、このバリューチェーンの取り組みに加え、DX、つまり、デジタル技術による、業務プロセス、組織、企業文化そのものを変革する。「IT推進本部」は、2020年4月に「DX推進本部」に名称を変え、「デジタルのフル活用によって顧客課題解決を実現するDX戦略」を開始した。いくつかの施策を同時に進めているが、本稿では、顧客接点改革の取り組みを中心に紹介する。

○地中探査結果を搭載したICT建設機械の活用による地下埋設物の保護
/コベルコ建機(株)/関口 伸吾/堤防DM補強工法CDM研究会/徳永 幸彦
i-Constructionの普及拡大に伴い、ICTバックホウの利便性とその認知度も向上している。一方で、市街地における埋設配管維持管理においては、配管の明確な位置がわからない状況下での床掘作業のため、不慮の破損事故等が耐えないのが現状である。本稿では、地中探査によって地下の可視化及びデータ化を行い、さらに、ICTバックホウを連携させることによる、効率向上と安全性向上を紹介する。

○堤防DM補強工法
/CDM研究会/徳永 幸彦
令和元年(2019年)10月の台風19号において全国142ヶ所もの堤防が決壊し、各地で甚大な被害が発生したことを受け、河川堤防の強化、とりわけ越水に対する堤防強化対策を中心に技術的な検討が進められている。「堤防DM補強工法」は、地震、津波、越流など有事の際に機能を発揮することはもとより、長期的にも堤防として求められる基本性能を維持できる工法であり、その最大の特徴は大きな地震動や津波越流に対して、たとえ法面が崩れても固化処理土壁が天端高さを保持して、性能を粘り強く発揮できることである。本稿では、「堤防DM補強工法」の概要ならびに施工に関する留意点、ICT技術を活用したシステムを紹介する。

○Dxアプリケーションへのローカル5G利用の有効性
/ローデ・シュワルツ・ジャパン(株)/津久井正光
本稿では、土木建設の現場で期待される遠隔操作、ロボット等のDxアプリケーションにローカル5Gを利用することの有効性を紹介する。また、これらの通信を利用するアプリケーションの安全性検証時に直面する課題を明示し、その解決方法を紹介する。

■製品紹介
○生産性向上は「2D」が基本
/グレートスタージャパン(株)/松本 真

■業界情報
○2022年8月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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