クリーンテクノロジー 2022年12月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2022年12月号 PDF版

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■特集:最新のデータセンター
○データセンターの固有技術とその取り組み
/鹿島建設(株)/田中昌幸・前田健蔵・大西克保
外気をサーバ室内に導入せず外気冷房を行う「間接外気冷房システム」、および建築工事で構築した設備データを安全に顧客のデータセンター管理システムにリアルタイムで送信する「監視システムのクラウド化」に関して紹介する。

○データセンターの高密度化対応とさらなる省エネルギー
/清水建設(株)/白谷 毅
高密度化対応は、サーバラック当たりの消費電力10kW程度であればシミズ壁吹出空調で対応可能。さらなる省エネルギーは、PUE1.3未満には冬季を中心に自然エネルギーを利用した冷凍サイクルを極力運転しない空調方式が不可欠。

○超高密度・高発熱サーバーに対応した液浸冷却システムの取り組み
/大成建設(株)/松原利幸
今後、想定される画像処理やデータ解析などの高度な情報処理で使われるサーバーは、従来よりも高発熱になる一方、データセンター側として、さらなる省エネルギーも求められる。本稿では、数ある空調方式から、当社が液浸冷却システムを検討するに至ったか、その取り組みを紹介する。

○データセンターの固有技術とその展開
/新菱冷熱工業(株)/三國恒文
当社がデータセンター向けに開発した『空間ビジュアライズシステム』はサーバー室の温度・気流環境を「見える化」するシステムである。本稿では、その機能説明と、小規模サーバー室への適用事例を紹介する。

■特集:空気の質を考える2
○富士山を用いた地球規模大気汚染の観測
/早稲田大学/大河内博
富士山は地球大気観測に適した高さ4,000m級の巨大観測タワーである。本稿では、富士山頂における有害大気汚染物質、雲水化学の長期観測について解説し、大気中マイクロプラスチック観測の最前線について紹介する。

■解説
○ティッシュエンジニアリングの未来
/東京女子医科大学/田中龍一郎・清水達也
ティッシュエンジニアリングは、人工的に生体組織を作るための技術、方法についての学問である。長年の研究の中で、再生医療、創薬・疾患モデル、培養肉、ロボットなど様々な分野へ応用されてきた。本稿では、これらの技術について紹介する。

○人工飛沫発生装置を用いた屋内空間における咳飛沫挙動の検討
/(株)テクノ菱和/馬場航哉
COVID-19の感染には、呼吸器官から発生する飛沫や飛沫核が大きく影響する。本稿では、人工飛沫発生装置を用いて咳から発生する飛沫に着目し、人間の唾液を模擬した人工粘液組成について検討、屋内空間での拡散挙動について検証した内容を紹介する。

○循環炭素社会実現に向けたカーボンリサイクルの展望と課題
/(一社)カーボンリサイクルファンド/北村雅良
地球温暖化問題の解決には、徹底したCO2排出削減に加え、CO2を資源として活用するカーボンリサイクル、すなわち、「循環炭素社会」の実現が重要である。本稿では、カーボンリサイクルの展望と課題について、業種横断プラットフォームである当法人の活動も交え紹介する。

○運転データ活用によるクリーンルーム空調の運用改善
/名古屋大学/田中英紀
クリーンルーム空調システムの冷房期の運転実績データをもとに現状把握を行い、外調機の給気温度設定変更を運用改善策として抽出した。この省エネルギー効果について、実績値を活用したシミュレーションにより定量化するとともに、実システムに改善策を反映して効果実証を行った。この結果、空調システム全体で約10%の省エネルギー効果が確認された。本稿では、この詳細について紹介する。

○赤外線サーモグラフィを用いた発熱者スクリーニング
/(元)立命館大学/木股雅章
赤外線サーモグラフィによる発熱スクリーニングの課題を三つの要素(体温vs体表温度、環境要因、装置絶対精度)に分けて紹介し、この技術の有効活用について考える。

○防虫、捕虫機器による異物混入対策
/日本エアーテック(株)/高野雅史
2021年6月1日よりHACCPの導入・運用が完全義務化し、防虫、捕虫機器の需要が増加している。当社では設置場所やレイアウトに応じて防虫用エアーカーテン、および吸引捕虫器の導入を推奨している。本稿では、吸引捕虫器の性能について最新のデータを用い紹介する。

○真菌関連アレルギー性気道疾患患者宅における室内空気中揮発性有機化合物の測定
/東海大学/関根嘉香・福嶋和真・白石良樹・浅野浩一郎
真菌に起因するアレルギー性気道疾患の発症、および再燃を防ぐには、室内真菌の制御が必要と考えられる。パッシブサンプラー法による室内空気中VOCs濃度の測定により“隠れた”真菌汚染を検出できる可能性が見いだされた。

○室内環境における代替シロアリ防除剤の汚染実態調査およびリスクの初期評価
/静岡県立大学/雨谷敬史・山口夏純・王 斉/横浜国立大学/三宅祐一
住宅を守るためのシロアリ防除剤には残留性が必要なことから、ヒトや生態系への影響も懸念される。一口にシロアリ防除剤と言っても様々な物性があり、同時分析が難しい。本稿では、それらの分析方法や初期リスク評価について紹介する。

○ISO16000-33:GC/MSを用いたフタル酸エステル類の定量の改訂
/国立医薬品食品衛生研究所/酒井信夫
フタル酸ジ-n-ブチルおよびフタル酸ジ-2-エチルヘキシルの室内濃度指針値改定に伴い、筆者らは室内空気中フタル酸エステル類の標準試験法を策定した。本稿では、本法の国際規格化の進捗状況について紹介する。

■製品紹介
○無菌操作の空間構築における新しいスタンダード
/(株)ダルトン/今野駿介・井上彩慧子

○深紫外線LEDによる空間除菌機
/日立造船(株)/森田吾郎

○生産管理システム
/澁谷工業(株)/村中志有

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・データ転送での販売となります。入金確認後転送いたします。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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