クリーンテクノロジー 2022年10月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2022年10月号 PDF版

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■特集:CO2削減に向けた取組み
○気候変動対策のカギを握るカーボンリサイクル技術の取組みと展望
/経済産業省資源エネルギー庁/桑原崇浩
カーボンリサイクルは、カーボンニュートラルを実現するためのキーテクノロジーである。政府としては、カーボンリサイクル技術ロードマップの策定、グリーンイノベーション基金をはじめとする技術開発・実証、国際展開等を通じて、産学の取組みを後押ししている。本稿では、カーボンリサイクルに係る政府の取組みや国内外の動向、カーボンリサイクル技術の社会実装に向けた技術開発プロジェクト等を紹介する。

○当社から脱炭素社会実現に向けた提案
/愛知時計電機(株)/西川明宏
「省エネ」が「脱炭素」へと置き換わり、産業界でもエネルギー使用量の見える化は転換期を迎えようとしている。我が国では2050年までのCO2排出量実質ゼロ、すなわち脱炭素社会の実現を目指している。本稿では、当社のエネルギー使用量の見える化ソフト(Eneface)を使った事例を引き合いに、脱炭素社会実現に向けた取組みを紹介する。

○製造業におけるエネルギーの消費実態および脱炭素に向けた電化の方向性
/(株)富士経済/清水耕平
2050年脱炭素化に向け、製造業は従来の延長では実現が難しく、熱需要の脱炭素化、電化が鍵となる。そこで、富士経済発行市場調査資料を元に製造業のエネルギー消費実態を捉えると共に、国内外の電化方向性を整理した。

■特集:コロナ等の感染症の現状とその対策1
○SARS-CoV-2の起源について考える
/国立感染症研究所/前田 健
Emerging Infectious Diseases(新興感染症)が次々と発生してきている。1970年以降その発生頻度が著しく高くなってきた。エボラ出血熱、エイズウイルスなどが新興感染症に含まれている。2019年末に発生し、世界中の5億人以上が感染し、600万人以上の死者を出した重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2(SARS-CoV-2)の出現は、世界を震撼させ、医療体制のみならず多くの分野で影響が出た。SARS-CoV-2の起源はまだ明らかとなっていないが、それに関していくつか考察してみたい。

○With/Afterコロナの医療と連携した施設づくり
/(株)日建設計 近藤彰宏
コロナの医療と連携した施設とは、病院および病院と連携する病院以外の施設を示している。本稿では、最初ににコロナおよびその他の感染症によるパンデミックに柔軟に対応できる病院のモデルプランの提案を提示し、次に大空間を使った臨時対応の提案を行い、最後に病院以外の施設として、例えばホテルなどの宿泊施設をコロナ対応に活用する改修プランの提案を紹介する。

○蛍光粉体と模擬咳発生装置による4床病室感染リスク評価
/清水建設(株)/冨田賢吾・辻 裕次・栗原 隆・田中 勲/順天堂大学/堀 賢
模擬咳発生装置を作製して蛍光パーティクルカウンタを用いた模擬咳由来蛍光粒子の測定を行い、室内感染リスク評価方法としての有用性を検証した。あわせて、本稿では、空調方式の違いやマスクによる感染リスク低減効果を検討した結果を紹介する。

■解説
○三次元CO2センサの開発とCFD解析の整合性に関する研究
/芝浦工業大学/西村直也/(有)オールド・コーベ・カフェ 石原慎一/国士舘大学/南 泰裕
Raspberry Piを中心として開発した三次元CO2計測器の概要と、そのCFD計算結果との比較について紹介する。

○拠点回収と水平リサイクルでプラ容器を循環
/アミタホールディングス(株)/宮原伸朗(話)・デハーン英利子(執筆)
資源の調達リスクが増大する中、サーキュラーエコノミーの概念を事業に取り入れる企業が増えている。その動きを先導しているのが、日用品大手など40社が加盟し、様々な資源の最適循環の仕組み化を目指すJ-CEP(Japan Circular Economy Partnership)である。J-CEPでは、拠点回収スキームの構築や水平リサイクル技術の実証等を通じて、1社では難しい日用品のプラスチック製容器包装の循環に取り組んでいる。

○クリーンルーム内作業時の動作強度と発じんに関する研究
/三機工業(株)/遠藤翔太
CR内での作業動作の発じん量と動作強度を求め、二者の関係性を評価した。光学式モーションキャプチャを用い、非接触での動作強度の数値化を行っている。結果、動作強度と発じん量は比例していた。

○次世代半導体(ISFET)pHセンサー
/東京大学/茅根 創/(有)メビウスアドバンストテクノロジー/辺見彰秀
感応膜を半導体から離し、参照電極に代えてゲート電位を検出するX電極を用いた次世代半導体(ISFET)pHセンサーによって、深海、腐食性溶液、人体、食品などのpHを高精度・連続で計測することができる。

○光触媒活性を示す新規なセラミックス材料
/大阪公立大学/横川善之
光触媒が省エネ、エコロジーの点で注目を集め、多様な固体半導体が光触媒として開発されている。構成金属やアニオンを変えた新規な層状セラミックスは、良好な紫外線防護、湿式分解性試験で良好な活性を示した。優れた光吸収特性を持ち、幅広い範囲への展開が期待される。

○高性能な生分解性プラスチックの創製と将来展望
/東京大学/岩田忠久
環境中の微生物によって水と二酸化炭素にまで完全に分解される「生分解性プラスチック」と、再生可能なバイオマスから生産される「バイオマスプラスチック」に関する当研究室の研究成果について紹介する。

○レーザー加工印刷を新機軸としたナノインプリント技術
/東北大学/中川 勝
ナノインプリント技術は、型を用いる成形加工技術であり、次世代の通信を担うナノフォトニクスや情報を担う半導体ナノデバイスをはじめとする、広範にわたる技術分野での生産技術として期待されている。本稿では、リソグラフィプロセスに適するレジスト成形が行えるレーザー加工孔版印刷を新機軸としたナノインプリントリソグラフィの一連のプロセス技術と材料を紹介する。

○トマトジュース中におけるカビ生育
/東京都健康安全研究センター/高橋由美・上原さとみ・千葉隆司
都内で発生した食品苦情の例として、紙パック製容器入りトマトジュース中のカビ苦情事例を紹介する。本稿では、「カビの生育温度」に注目した保存試験から得られた、トマトジュース中のカビ生育状況について紹介する。

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