クリーンエネルギー 2022年10月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○AIでCO2やコストを削減するAI地域冷暖房の開発
/(株)日建設計/田中宏明・西山史記/(株)日建設計総合研究所/山田一樹
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、地域冷暖房の更なるCO2削減を実現するためのソリューションとして、AIで既存の地域冷暖房における課題を解決する「AIちれい」を開発し、現在実証実験中である。本稿では、その取り組みの概要を紹介する。

○工業炉向けデジタル燃焼制御システムの開発
/Daigasエナジー(株)/志賀俊久
Dr.Flameは簡単な操作で適正な空気比制御を可能にした燃焼制御システムである。工業炉では、省エネ・省CO2の達成、製品品質の安定化、メンテナンスの効率化が課題になっており、Dr.Flameはこれらの課題解決に貢献する。

○二酸化炭素の資源化反応における還元剤としての廃棄シリコンの活用
/横浜国立大学/本倉 健
ソーラーパネル製造工程で排出されるシリコンを還元剤とする、二酸化炭素の還元反応を開発した。シリコンウエハからケイ素粉末を作成し、これとフッ化物塩触媒を用いることで、二酸化炭素からギ酸およびメタノールが合成できることを見出した。種々の反応条件を検討し、最高で68%収率で二酸化炭素をギ酸へと変換できた。

○CO2資源化酵素の電子移動メカニズムの解明
/京都大学/吉川達偲・小林亜美・宋和慶盛
持続可能な社会の実現に向けて、二酸化炭素(CO2)の排出量を実質的にゼロにする脱炭素の機運が高まっている。本稿では、自然が生み出した高度な生体触媒である“酸化還元酵素”による生物電気化学的CO2資源化について、最新の研究を紹介する。

○デジタルツイン上で風力発電設備を一元化する「統合分析ダッシュボード」
/NTTコムウェア(株)/湯本亮伯
世界で脱炭素化に向けた動きが加速し、日本でも風力発電は再生可能エネルギーの中でも高い成長が期待されているが、発電コストが高止まりで発電効率向上と運用コスト低減が課題となっている。発電事業者が事業性を担保し安定的に電力供給するため、長期にわたり発電設備を適切にオペレーション・メンテナンス(O&M)することが求められている。本稿では、ファーム全体の発電量・収益や計画と実績の比較など事業性に関する情報を把握するための「経営層(主に発電事業者)向け」、と風車のモニタリングや異常の分析などメンテナンスに関する情報を一元管理する「運用者(主にO&M事業者)向け」ダッシュボードを紹介する。

○従来型発電機と一体運用ができる同期化力と慣性力を有するインバータの開発
/パシフィックコンサルタンツ(株)/山下大樹/パシフィックパワー(株)/松田健士
脱炭素化社会の実現に向け、従来の火力発電に代えて再生可能エネルギー電源の導入を促進するため、マイクログリッド向けに同期化力と慣性力を有するグリッドフォーミングインバータ、および制御システムを開発し、模擬マイクログリッド内での運用を実証した。

○水素用途に適した継手の構造
/スウェージロック社/Charles Hayes・Charles Erml
水素テクノロジーにおいて理想的なパフォーマンスを発揮するのに必要な継手の設計特性を四つ(優れたシール性、グリップの強度、容易な取り付け、材料の完全性)紹介する。

○全外気方式ドライルーム用省エネシステムの開発
/新菱冷熱工業(株)/佐原 亮
当社が新たに開発した全外気方式ドライルーム用省エネシステム「アリフィカス®」について紹介する。本システムは、低露点の空気を安定的に供給することができ、かつ除湿機の消費エネルギーを年間で約40%削減できる。

○革新的水素液化技術への挑戦
/(国研)物質・材料研究機構/神谷宏治・沼澤健則・齋藤明子・竹屋浩幸/金沢大学/松本宏一/大島商船高専/増山新二
(国研)物質・材料研究機構(NIMS)、金沢大学、および大島商船高等専門学校からなる研究チームは、磁気冷凍システムの極低温における駆動を実現し、このシステムによる水素の液化に成功した。本研究により、磁気冷凍法による実用的な水素液化が実証され、低コストで省エネルギーな水素液化プラントの開発に一歩前進した。

■エネルギー事情
○国際ガス連盟(IGU)「2022年版世界LNG年報」報告
/LNG経済研究会/大先一正
2021年の世界のLNG貿易は、コロナ禍からの経済回復により前年比4.5%の伸びとなった。しかし、ロシア産パイプラインガス輸入の減少にともなう欧州の天然ガス不足が、LNG需給の逼迫とスポットLNG価格の高騰をもたらした。加えて、ロシアのウクライナ侵攻により地政学的な脅威が高まっており、世界のLNG産業の先行きは不透明になっている。

■フィールドレポート
○ホテルアンビア松風閣における停電対応システムの導入
/ヤンマーエネルギーシステム(株)/林 清史
ホテルアンビア松風閣では、平常時はコージェネで省エネと電力ピークカット、停電時は停電対応型コージェネとLPG非常用発電機により重要負荷に給電。万一都市ガスが遮断した場合でも、BOGETSによりLPガスと空気を混合し都市ガスと同じ燃焼性のガスを生成し、コージェネを運転可能とした。

○EMSを軸としたLPGマイクロコージェネによる省エネとBCP対策の実現
/ヤンマーエネルギーシステム(株)/林 清史
ホワイトファーム知床工場様では省エネ化を進める中で、さらなる省エネを検討していた。老朽化した重油設備の更新、停電時におけるBCP対策も喫緊の課題であり、燃料のLPG転換とEMSを軸としたマイクロコージェネ停電対応機の複数台システムを構築した。

○日本初の実用垂直営農ソーラーの開発経緯と実データ
/(特非)環境エネルギー政策研究所/近藤 恵
日本初の垂直営農ソーラーが福島県二本松市に設置された。設備、耐風圧、発電効率、発電カーブ、コスト、許認可、作物生育への影響・農作業への影響を概観する。本稿では、使用した両面発電N型HJT(ヘテロ接合両面モジュール)の特長と今後の展望についても紹介する。

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