クリーンエネルギー 2022年9月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○CO2排出量削減およびBCP向上に寄与する800kW級ガスエンジンコージェネレーションの開発
/Daigasエナジー(株)/辻 長知/三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)/高塚正夫・朝日俊樹
三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)と、Daigasグループの大阪ガス(株)およびDaigasエナジー(株)は、共同で発電出力850kWのガスエンジンコージェネレーションを開発した。発電出力815kWの従来機と比較して、高出力化、高効率化を実現することでCO2削減に寄与するとともに、BCP性能を向上させている。一方で設置スペースは、ほぼ従来機と同一を実現している。

○サプライチェーン全体のCO2排出量をシミュレーションできる「グローバルSCMシミュレーションサービス」
/(株)日立ソリューションズ/小沢康弘・今久保沙那
脱炭素社会の実現に向けた動きは2020年以降加速しており、社会全体としてより具体的な取り組みが求められる。本稿では、サプライチェーンシミュレーション技術を用いたCO2発生量の予測および生産計画の最適化による削減を支援する技術を紹介する。

○鉄さびの主成分を使って二酸化炭素を再資源化
/東京工業大学/西岡駿太・安 大賢・前田和彦
光エネルギーを利用し、二酸化炭素の還元により有用物質を製造する固体触媒の開発が強く望まれている。本稿では、地球上に豊富に存在する元素である鉄を中核元素とし、鉄さびの主成分である α型酸水酸化鉄からなる、二酸化炭素還元固体触媒の開発を紹介する。

○燃料電池の不具合を回避する非破壊診断・制御手法の開発
/筑波大学/秋元祐太朗
固体高分子形燃料電池の運転中の不具合であるフラッディングとドライアウトを判別し診断する手法を開発した。本稿では、開発した二つの手法、特徴および実験結果を紹介し、今後の展望について示す。

○キラル遷移金属ダイカルコゲナイドによるスピン偏極電流の生成と効率的酸素発生反応への応用
/京都大学/辺 智芸・須田理行
水電解触媒としても知られる遷移金属ダイカルコゲナイドの相関にキラル分子を挿入することで、効率的にスピン偏極電流を生成することが可能な電極材料を創製するとともに、スピン偏極電流による酸素発生反応の効率化を実証した最近の研究例について紹介する。

○電気で色が変わる窓の超低消費電力駆動と普及に向けて
/(国研)物質・材料研究機構/樋口昌芳
メタロ超分子ポリマーは金属錯体がじゅず繋ぎになった構造を有し、含まれる金属イオンの電気化学的酸化還元により可逆なエレクトロクロミック(EC)特性を示す。本稿では、本EC材料の特性とEC調光ガラスデバイスについて紹介する。

○酸素存在下でも酸素に弱いニトロゲナーゼを効率的に利用するための重要な因子を発見
/京都大学/滝本 廉・植田充美・黒田浩一
ニトロゲナーゼは酸素に弱く、利活用の障壁となっている。本研究では好気性窒素固定細菌Azotobactervinlandiiを対象に、好気条件でもニトロゲナーゼ活性を維持するための遺伝子をトランスクリプトーム解析によって同定し、好気条件下でのニトロゲナーゼ異種発現における活性を約9.7倍に向上させることに成功した。

○イオンビームによる燃料電池触媒の性能向上
/(国研)量子科学技術研究開発機構/八巻徹也
燃料電池のコスト低減に向け、酸素の還元反応を担う高性能な白金触媒が求められている。筆者らは、イオンビームで原子空孔を導入した炭素材料に白金を担持させる新しい触媒作製法を開発した。本稿では、高性能化メカニズムの検討結果も含めて、その詳細を紹介する。

○地下水利用型大風量冷暖房システム
/(株)アクアイースター/木村 太
当社は、自然エネルギーである地下水熱の利用を中心にそれを活用した空調機器、熱回収等を開発販売している。地下水を利用することにより、エアコンに比べ冷房エネルギーコスト90%削減、暖房コスト50%削減を実現している。

■フィールドレポート
○内陸部LNGサテライト基地におけるLNG冷熱利用
/広島ガス(株)/服部大資
(株)やまみと当社は、隣接する両社工場間において、内陸部LNGサテライト基地のLNG冷熱を活用し、2022年2月より「未利用LNG冷熱の融通と高効率冷凍機導入による連携省エネルギー事業」の運用を開始した。

○大規模生産施設として国内初の『ZEB』認定工場「本庄工場H1棟」
/沖電気工業(株)/篠原誠一/(株)OKIプロサーブ/小野裕基
沖電気工業(OKI)が本庄工場に新築した工場は大規模生産施設として国内初の『ZEB』(Net Zero Energy Building)認証を取得した。本稿では、その計画概要や建物の特徴から、省エネおよび創エネに係る各種導入技術まで先進的に取り組んだ工場建設プロジェクトの概要を紹介する。

○食品工場における品質と省エネの両立に向けた聖域なき省エネ改革
/理研ビタミン(株)/石川照人・井上良太
品質に関わるエネルギーは必要なエネルギーとみなされ、省エネ活動における「聖域」とみなされることも多い。本稿では、組織改革をベースとして、その「聖域」にメスを入れ、大きな成果を上げた事例について紹介する。

○多熱源氷蓄熱システムによる電力負荷平準化
/(株)竹中工務店/萩平隆司・上田真也/(株)日本設計 井田 寛/(株)佐藤総合計画 魚津浩樹
国内でも有数の規模を誇る超高度医療・先端研究施設である「国立循環器病研究センター」に導入された多熱源氷蓄熱システムについて紹介する。多くの種類の高効率熱源と地下ピットを利用した大容量氷蓄熱システムを組み合わせ、電力負荷平準化と省エネルギーを実現している。

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