クリーンエネルギー 2022年8月号 PDF版

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クリーンエネルギー 2022年8月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○デジタルグリッドルータおよびセルグリッドの開発
/(株)DGキャピタルグループ/阿部力也
今年4月に改正電気事業法が施行され、配電事業が自由化された。配電網を民間事業者が譲り受けて配電事業を営む時代が始まった。配電網運営の要請は、レジリエンス強化と… 再エネ利用拡大にある。これを従来の電力技術で行うことは困難である。時代の要請に合致した時刻同期インバータ群による配電網運用システムのプロトタイプを開発したので、本稿で紹介する。これらの新しい技術により、配電事業を中核とした地方自治体による新しい電気事業が始まると同時に付随した新産業が構築されるだろう。

○84℃出湯を可能にした高効率業務用ガス給湯器
/(株)ノーリツ/濵上俊彦・中本達也
業務用給湯分野で高耐久・高効率・マルチ設置により柔軟な給湯ニーズへ対応ができる業務用ガス給湯器に84℃の出湯が可能となったタイプが登場。殺菌洗浄による衛生管理やCO2排出量の削減等、施設・事業者の課題解決に貢献する。

○AIを活用した空調制御の最適化技術
/新日本空調(株)/永坂茂之・綾目久雄・廣島雅則
空調制御盤内で行うPID制御に、AIによる学習機能と最適化機能を外付けで組み込み、運用しながら最適ゲインを自動設定する、簡単かつリーズナブルに実装可能な制御方法を紹介する。本技術は、従来制御のPID固定ゲインに代わり、可変ゲインによる安定制御を実現する。実験室と事務所の空調を用いて検証を行い、専門業者の調整による制御性を再現できること、立ち上がり時間の短縮による省エネ効果を得られる可能性があることを示した。

○風力発電設備のブレード点検システムの開発
/(株)センシンロボティクス/吉井太郎
風力発電は、クリーンエネルギーとして注目を集めている一方、設備の点検・補修による保全管理は安全な運用を行う上で不可欠である。本稿では、当社と(株)日立パワーソリューションズが共同で開発した風力発電設備のブレード点検システムについて解説し、両社の目指す風力発電施設点検の効率化における役割を紹介する。

○排水からの創エネルギーに向けた微生物燃料電池の開発
/栗田工業(株)/小松和也
新しい創エネ型排水処理技術である微生物燃料電池について、実規模サイズの発電セルへのスケールアップに成功した。合成排水を対象に、CODCr除去速度20kg/m3/d、発電量200W/m3という世界最高レベルの性能での安定運転を確認した。今後、実排水での評価を行い、実用化を目指す。

○都市ゴミなどの未活用資源からエネルギー等を生成するISOPシステム
/サステイナブルエネルギー開発(株)/光山昌浩
当社が開発したISOPシステムとは、高温高圧の水が持つ強力な加水分解作用を活用して可燃ゴミなどの未活用資源からバイオ石炭、バイオコークス、水素などを製造するための基礎原料を生成する一連のシステムをいう。ISOPシステムは東日本大震災をきっかけに、喫緊の社会課題である「緊急時のエネルギー確保」、「脱炭素社会の推進」、「人口減少下での社会インフラのあり方」などへの一つのソリューションとして開発されてきたものであり、地域で発生するゴミからオンサイトでエネルギー生成することをその主眼としてきた。このシステムの普及を通じて、脱炭素に向けた目標達成に多くの方々に関わっていただきたいと考えている。

○カーボンニュートラル〜脱CO2に向けた設備技術を改めて考える
/新晃工業(株)/朝田 満
空気調和機として、脱炭素に向けた活動の一環とした環境負荷低減が求められている。本稿では、省エネルギ-化された製品・構成機器および空調システムついて紹介する。

○リチウムイオン二次電池(廃棄物)の発火リスクと対応策
/(株)VOLTA/菊田大樹
リチウムイオン二次電池には放電時、ショート、液漏れなどによる発熱、発火リスクの危険性が高いというデメリットがある。本稿では、その要点と対策について紹介する。

■エネルギー事情
○ロシアのウクライナ侵攻と欧州の脱ロシア産天然ガス政策を巡る動向
/LNG経済研究会/大先一正
ロシアのウクライナ侵攻に対し、欧州はロシアからのエネルギー輸入の全面的な輸入停止に合意しており、代替供給源の確保が難しい天然ガスについても段階的な輸入削減が目指されている。このため、欧州のLNG輸入量の大幅な増加が確実となっており、わが国としては国際LNG市場の需給バランスや価格の動向を注視していくことが一段と重要となっている。

■フィールドレポート
○下水汚泥焼却発電システムの運転報告
/(株)タクマ/宮川 透・水野孝昭
当社の下水汚泥焼却発電システムは、ストーカ炉と焼却廃熱による蒸気発電設備を組み合わせた、省エネ・創エネ、ランニングコスト低減、温室効果ガス削減効果の高いシステムである。本稿では、東京都多摩川上流水再生センターへの納入事例について紹介する。

○北海道石狩市における太陽光・グリーン水素を利用したマイクログリッド
/高砂熱学工業(株)/石塚朋弘
当社は、(株)北弘電社と共同で、石狩市厚田地区において、太陽光発電を電源とし、蓄電池、水素システムを組み合わせ、災害時にも給電することを可能としたマイクログリッドを設置した。本稿では、システムの設置経緯、システム構成、運用方法等について紹介する。

○渋谷スクランブルスクエアの環境保全業務
/環境工学研究所/星山貫一
2018年(平成30年)渋谷スクランブルスクエア(以下、スクエア)が開業した。スクエアの最大の特徴は屋上を全面開放して東西南北の眺望を可能にしたことであり、従来の高層ビルとは異なった構造になっている。渋谷駅を中心にして計画的に建設された建物なので、雨水や厨房排水等の雑排水を処理した中水の活用を図って積極的に環境保全を推進しているため、環境保全状況を以下に紹介する。

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