日工の技術雑誌

画像ラボ 2018年3月号
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Ga1803

画像ラボ 2018年3月号

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■解説
〔生活支援〕
○ロボットの“ピッキングリスク”最小化に基づく把持パラメータ決定手法
/中京大学/橋本 学
本稿では、生産、物流、生活支援などさまざまな場面においてロボットが対象物をピッキングする場合に、周囲に障害物があっても適切なロボット把持パラメータ(位置、姿勢、開き幅)を推定する手法を提案する。ロボットハンド自身、ピッキング対象物、それらを取り巻く周辺物体の3者の位置関係をもとに、ハンドと障害物の干渉など、安定的なロボット把持動作を妨げる「ピッキングリスク」を定式化し、これを最小化する把持パラメータを自動決定する。

〔認識・検出〕
○人影に着目した個人認証手法の提案と開発
/NASA ジェット推進研究所/岩下 友美/九州大学/倉爪 亮
本稿では、まず生体認証手法の一つである歩容認証について紹介し、次に地面に投影された歩行者の影を用いた、影生体認証について述べる。最後に、歩容認証について特別な知識を必要とすることなく、人物識別可能なシステムについても概説する。

○超二次関数パラメータを用いた三次元物体認識のScore Level Fusionによる認識曖昧性の解消
/慶応義塾大学/小篠 裕子・八馬 遼・斎藤 英雄
三次元物体を超二次関数で形状近似し、得られたパラメータで物体を認識する研究があるが、パラメータは低次元であり、認識は困難である。本稿では、超二次関数パラメータを用いた物体認識に、Score Level Fusion法を適用し、認識の曖昧性解消効果について紹介する。

〔画像処理〕
○正則化回帰によるブラインドBM3Dデノイジング
/九州大学/原 健二・井上 光平・浦浜 喜一
参照画像や画像のノイズ分散の知識を必要とせず、自然画像事前分布と正則化回帰のアプローチを用いてBM3Dデノイジング手法のパラメータを最適化する手法を提案する。標準画像を用いて実験を行い、良好な推定精度が得られることを確認する。

○超高速画像タイリングソフト
/(株)イノテック/伊藤 賢治
顕微鏡でのスクリーニング検査を行う場合、低い倍率で検査を行うと、欠陥を見落とす可能性がある。高解像でスクリーニングを行うと視野サイズが極小になる為、スクリーニング時間と眼精疲労問題が起きる。それら2点の問題点を解決するために、高解像度画像をパノラマ状に高速構築できる、本システムを開発した。

〔開発環境〕
○高速ビジョン開発プラットフォーム
/(株)エクスビジョン/加治佐 俊一
当社は、高速ビジョンのソリューションを短期間で簡単に開発できるHSV SDKを開発し、販売を開始した。FAや検査をはじめとした様々な分野で、高速に動いている対象物を止めることなく、リアルタイムでの計測と制御を可能にするHSV SDKについて紹介する。

〔マルチモーダル〕
○物体と動作の情報に基づくゼロショット作業認識技術
/(株)日立製作所/佐藤 拓杜・中村 克行・秋山 高行・Phong Nguyen/Hitachi Europe GmbH/大橋 洋輝/German Research Center for Artificial Intelligence/Mohammad Al-Naser・Sheraz Ahmed・Andreas Dengel
作業支援システムの核となる作業認識モデルは、各現場の作業に合わせて個別構築する必要があり、システムの導入コストを高めていた。本稿では、一つの認識モデルを多現場へ展開する事を目指して開発したゼロショット作業認識技術について紹介する。

〔展望〕
○AI関連技術の社会実装における倫理的・法的・社会的・経済的課題の国内外動向
/(株)国際電気通信基礎技術研究所/堀川 優紀子・萩田 紀博・宮下 敬宏
人工知能(AI)を社会に導入する場合に起こる諸問題は、倫理的・法的・社会的・経済的課題(ELSE(エルス)、Ethical、Legal、Social and Economic Issuesの略)と呼ばれ議論されている。本稿では、ロボットやIoT (Internetof Things) を含めたAI技術に対してELSEに関する国内外動向を紹介し、社会実装のあり方について述べる。

■特集:顔・人物・行動認識技術とカメラソリューション
○大学キャンパスにおける実験用カメラを用いた人物行動映像取得
/大阪大学/村松 大吾・丹羽 真隆・槇原 靖・八木 康史
本稿では、著者らが大阪大学で進めている「映像解析技術を用いた行動解析に関する実証的研究」に関し、吹田キャンパス内産業科学研究所において実施している実験用カメラを用いた人物行動映像データの取得方法について紹介する。

○正確さ9割を超える監視カメラの歩容からの人物特定法
/大阪市立大学/中島 重義
防犯や監視のためのカメラの動画から人物が同一人物かどうかを判定するとき、背景により人物の輪郭のエラーが出ることがある。筆者は人物が歩行する動画からその重心の軌跡を抽出してフーリエ変換することで輪郭のエラーに頑健で、服装や荷物の変化に対応可能な方法を提案した。

○AIで監視カメラの映像確認を自動化
/NTTコミュニケーションズ(株)/坂本貴之・塩崎貴司
当社は、ディープラーニング(深層学習)を活用して、録画映像から特定人物を自動検出することができるAI人物検索サービス「Takumi Eyes」を提供している。警察の犯罪捜査や商業施設での不審者捜索、自治体における地域防犯などに利用できる。

○微振動分析による精神状態の非接触測定
/ELSYS JAPAN(株)/野中 琴葉
社会的にメンタルヘルスに対する関心が高まる中、非接触で無意識下の状態を測定するシステム、Mental-Checkerが登場した。本稿では、システムに採用されている、カメラ画像より抽出される動体の微振動を基に対象者の感情状態を分析する技術と、Mental-Checkerの特色について紹介する。

○複数カメラから人物の移動経路を高精度に取得する技術
/(株)東芝/柴田 智行
安全・安心な社会づくりに向けて、世界中に設置される防犯カメラを用いた高度な防犯ソリューション・サービスの実現が期待される。大規模施設等でそれらのサービスを提供する場合に必要となる、複数箇所に設置されたカメラ映像から同一人物を精度良く対応付け、各人物の移動経路を高精度に把握する技術について紹介する。

○米国国立機関による性能評価で精度第1位を獲得した動画顔認証技術
/日本電気(株)/鈴木 武志
当社の顔認証技術は米国国立標準技術研究所の技術評価プログラムに参加し、4回連続トップ評価を獲得している。その技術は空港での防犯、スタジアム監視、街中監視等に活用されており、安全・安心な社会の実現に当社はグローバルに貢献している。

○AIを活用した監視映像解析向け人物発見・追跡システム
/(株)日立製作所/渡邉 裕樹・村上 智一・廣池 敦
国内外での安心・安全ニーズが高まる中、監視カメラを用いた映像解析技術によるセキュリティソリューションの高度化が求められている。これに対し当社では、AI技術を活用することにより人物発見・追跡システムを開発した。本稿では、技術概要と実証事例を紹介する。

■製品ガイド:最新!監視カメラ&レコーダ・関連製品
(株)R.O.D/ACTUNI(株)/(株)アド・サイエンス/(株)アプロリンク/池上通信機(株)/(株)エルモ社/オプテックス(株)/オリエントブレイン(株)/兼松サステック(株)/技研トラステム(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)/(株)ケルク電子システム/(株)Geo Vision/ソニービジネスソリューション(株)/竹中エンジニアリング(株)/TOA(株)/東芝テリー(株)/パナソニック(株)/フリアーシステムズジャパン(株)/(株)ミカミ/Euresys Japan(株)

■コラム
○マルコーニの彼方へ209
ブロックチェーンとスマートコントラクト革命
/ヤマネコ

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