日工の技術雑誌

クリーンエネルギー 2017年5月号
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E1705

クリーンエネルギー 2017年5月号

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■テクニカルレポート
○次世代舶用主機関システム“K-ECOS”
/川崎重工業/東田正憲
外航船の推進用原動機である2サイクルディーゼル機関は、排ガス規制の強化に伴い大幅なNOxの低減が求められている。EGRと水エマルジョン燃料を最適に組み合わせることで、最も経済的にNOxを低減させる複合低環境負荷システム“K-ECOS”を開発したので、製品化を前提にした実船試験結果について紹介する。

○フォークリフト用燃料電池システムの開発と今後の取り組みについて
/豊田自動織機/鈴木宏紀
フォークリフトをはじめとする産業車両は、新たな水素需要の創出・増大という観点で有望用途の一つと考えられている。本稿では、昨秋、国内で初めて販売を開始した燃料電池フォークリフトの開発状況と今後の取り組みについて報告する。

○低炭素型のコンクリート「スラグリート」
/戸田建設/土師康一・田中 徹
低炭素型のコンクリート配合「スラグリート」について紹介する。「スラグリート」は、製造時のCO2排出量が大きいセメントの大部分を、代替材料となる高炉スラグ微粉末で置換することで、CO2排出量を縮減した低炭素型のコンクリート配合である。

○燃料消費量とCO2排出量を低減する船舶用革新的硬帆
/エコマリンパワー/Atkinson Gregory
当社のEnergySailは、ソーラーパネルや風力装置などのさまざまな再生可能エネルギー技術を装備した硬帆ベースの装置で、船舶用に特別に設計された独特の再生可能エネルギープラットフォームである。Aquarius MREは、マリンソーラーパワーやエネルギー貯蓄、船舶の性能を監視するコンピューターシステムなどの要素を携えるEnergySail技術を組み込んだ、船舶用の統合再生可能エネルギーシステムである。

○全固体リチウムイオン電池用高性能固体電解質の開発
/三井金属鉱業 宮下徳彦
当社では、次世代電池として期待されている全固体リチウムイオン電池用固体電解質として、Argyrodite化合物を独自製法により開発した。本稿では、開発したArgyrodite型化合物の概要や特徴、またこれを用いて作製した全固体リチウムイオン電池の電池特性について紹介する。

○触媒を使った環境調和型水素発生システムの開発
/大阪大学/金田清臣・満留敬人
シリコーン工業等で発生する廃棄物(ヒドロシラン)と水から、次世代エネルギーである水素ガスを室温・大気中で生成させる金ナノ粒子触媒を開発した。本系では、固体の触媒を反応液に出し入れすることによって、水素の生成をオン・オフ制御できる。

○スマートメーターの通信ネットワークを活用したデマンドレスポンス
/鳥取大学/桜間一徳・三浦政司
電力不足や温室効果ガスの排出の問題に対応するため、価格やインセンティブを調整することで需要家へ電力使用の抑制を促すデマンドレスポンスの利用が期待されている。本稿では、デマンドレスポンスの基本を概説した後、筆者らのグループで開発したスマートメーターの通信ネットワークを活用した新たな手法を解説する。

○強靱かつ軽量性を具えた自立発電型スマート磁歪材料の開発
/東北大学/成田史生
本稿では、自立発電型スマート材料の一例として、鉄コバルト(Fe-Co)ワイヤー・ファイバーの特徴を生かした磁歪複合材料の開発状況を紹介し、衝撃・振動発電に関する最近の理論的・実験的研究成果について概説する。

■エネルギー事情
○エネルギーの海上輸送とシーレーンの確保(上)
/アーガスメディア社/吉武惇二
外航海運は、常に世界の動きと緊密に連携しており、次の3つの変動要素に縛られる。1) 経済(物流量、船腹量、為替レート、燃料代)を注視すること、2) 政治・社会(戦争、海峡封鎖、海賊)を注視すること、3) 天候(穀物生産量、洪水、爆弾低気圧)を注視すること。従って、外航海運の運営には、これら3点に対応すべく運営を図っていかなければならない。

○ロシアのLNGプロジェクトを巡る動向
/LNG経済研究会/大先一正
ロシアはパイプラインガス輸出に加え、新たにLNG輸出にも力を入れているが、LNG価格の下落やクリミア併合に対する欧米諸国の経済制裁により停滞している。しかし、LNGの供給ポテンシャルは高く、わが国としては開発動向に注目していく必要がある。

○30年間の長期電力買い取りを保証する新サービス「LooopFIT」
/アクセスインターナショナル/廣町公則
太陽光で発電した電力を30年にわたって買取保証する、日本初のサービス「Looop FIT」。国のFIT制度を補完し、太陽光発電所に長期安定収益をもたらすものとして業界の注目を集めている。当サービスのスキームとLooopがそれを実現できた理由等について報告する。

■フィールドレポート
○沖縄コカ・コーラボトリング(株)浦添工場の天然ガスコージェネレーションシステム導入とボイラーの燃料転換事業について
/新菱冷熱工業/永山享一
エネルギー環境の厳しい島しょ県である沖縄県における産業分野の低炭素化への取り組み事例として、沖縄コカ・コーラボトリング(株)浦添工場に導入した天然ガスコージェネレーションシステムとボイラーの燃料転換について紹介する。

■シリーズ:バイオマス産業都市
○薩摩川内市バイオマス産業都市構想の概要
/鹿児島県薩摩川内市/久保信治・川畑哲生
当市では、顕在化・深刻化する少子高齢化や雇用確保等の課題を前に、今後の持続的な経済発展のために「次世代エネルギー」の作り方や使い方を考えながら「次世代エネルギーを活用したまちづくり」に取り組んでいる。「薩摩川内市バイオマス産業都市構想」の中核である「薩摩川内市竹バイオマス産業都市構想」は、市内資源を活用した地域型産業の振興、そして、本市農林水産力の向上の観点から、地域資源であり、地域課題である「竹」に着目するものである。当市を含む当地域には、市内製紙会社を中心として、約2,000人の関与により、年間20,000tの竹を収集・処理する既存のシステムが存在しており、当構想においては、これを「他にはない強み(特長)」と再認識した上で、エネルギーを含めた効率的かつ徹底的、そして持続的な活用促進を目指している。

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