日工の技術雑誌

環境浄化技術 2017年3・4月号
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W1703-04

環境浄化技術 2017年3・4月号

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■特集:下水道資源有効活用の最新動向
○下水道資源の有効利用に向けた国土交通省の取組
/国土交通省/安田将広
下水道の有する資源・エネルギーは「日本産」の資源として非常に有望なポテンシャルを有している。当省は下水道資源を最大限有効活用していくため、様々な取組を進めているところであり、本稿では平成28年度の主な取組等を紹介する。

○下水熱利用拡大に向けた取り組み事例
/新潟市下水道部/木村弘樹
下水熱は冷暖房や給湯等に利用される事例もあり、今後、利用推進のフィールドを広げることで、さらなるCO2排出量の削減が期待できる。当市では冬期室内加温のためこれまで灯油炊きボイラーを用いていた農業用ハウスが老朽化したため、省エネルギーで環境に配慮した温室ハウスに変えるべく、下水熱を利用した空調整備を行ったので本稿で紹介する。

○ささしまライブ24地区で進める露橋水処理センターの高度処理水活用事業
/名古屋市上下水道局/山一弘
本稿では、露橋水処理センターの全面改築並びに、ささしま地区の概要と、当センターの高度処理水をささしま地区で多目的に活用する高度処理水活用事業について紹介する。

○滋賀県における汚泥燃料化への取り組みについて
/滋賀県南部流域下水道事務所/余川雄一
当県では、汚泥焼却施設に変わり、新たに汚泥燃料化施設の建設をすることとなった。平成24年度に業者と契約し、平成28年1月より施設の本格運転を開始した。運転開始の1月から10月までの運転実績をまとめ、従来までの施設と比較を行った。

○汚泥燃料化施設の導入・建設・試運転について
/横浜市環境創造局/高野未来夫
当市では南部汚泥資源化センター焼却3号炉の更新にあたり、地球温暖化対策及び資源の更なる有効利用を行うことを目的として、市では初めての燃料化施設を導入した。平成24年8月から設計建設を開始して、平成27年12月に試運転が完了したことから、当事業の導入経緯と試運転について報告する。

○消化汚泥から回収したリンの肥料活用成果
/神戸市建設局/平田卓也・田中章史
当市では国土交通省の平成24年度下水道革新的実証事業に採択された「神戸市東灘処理場 栄養塩除去と資源再生(リン)革新的技術実証事業-KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト-」において消化汚泥からリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)としてリンを回収・再生する実証設備の運転を平成25年2月から開始した。本稿では同プロジェクトで得られたリンを肥料として活用するために行った活動とその成果について報告する。

○下水処理水を利用して培養した微細藻類による漁業飼料生産技術の開発
/中央大学/山村 寛
我々の研究グループでは下水処理水を利用し、微細藻類の培養をすることに着目した。微細藻類は増殖速度が速く、培養に土地性状の制限を受けないことから第3世代のバイオマス資源として世界中で注目されている。微細模類の利用先としては養殖飼料を想定して研究を行った。本稿ではその屋内、屋外での試験結果等を紹介する。

○下水処理水の再生水処理システムに関する研究
/(株)西原環境/小関進介
本研究は、下水処理水の農業利用のうち、人が直接口にすることが想定される生食野菜や果物等を対象とした「畑地灌漑用水」として利用することを念頭に、UF膜とUV消毒を組み合わせたシステムについて、コスト性、水質の安定性、システムの信頼性等の確認を行うものである。

○消化汚泥からの熱回収による高効率消化槽加温システムの開発
/三菱化工機(株)/浦下勝秀・保坂一晃
当社では消化汚泥の熱エネルギーをヒートポンプで回収し、消化槽加温に有効利用する熱回収システムの開発を行った。当システムにより消化槽の加温で消費していた消化ガス量を削減し、再生可能エネルギーである消化ガスを発電や水素製造に回し、創エネ量を増加させることが可能となる。

○中小口径管路内設置型による下水熱利用の事例
/東亜グラウト工業(株)/田熊 章
ヒートライナー工法とは、下水からの熱エネルギーを、空調・給湯・床暖房・ロードヒーティングに応用できる技術である。冬期は熱を得て暖房に、夏期は排出することで冷房として利用でき、尚且つ、老朽管路更生も同時に行うことができる。朝日新聞に掲載され、NHKでも放送された技術である。

○自己熱再生型ヒートポンプ式高効率乾燥技術による下水汚泥の有効活用化
/(株)大川原製作所/君塚央修
本稿で紹介する技術は、当社と秦野市、関西電力が国土技術政策総合研究所の委託研究として実証を行うもので、利用できる廃熱がない中小規模から大規模の処理場等を対象に、脱水汚泥の乾燥処理を省エネ・低コストで実現することを目指す「自己熱再生型ヒートポンプ式高効率乾燥技術」である。

○下水汚泥コンポストの施用による土壌改良効果の検証
/(株)建設技術研究所/松尾沙央里・渡邉暁人/(株)CTIフロンティア/野村奏史
下水汚泥由来肥料は更なる利用拡大を図ることで、資源の有効利用、地域循環圏の形成、地産地消の推進、自給率の向上に寄与する。当研究では下水汚泥由来肥料の肥効性の実態を把握するため、土壌改良効果や栽培した作物の重量等について、4種の作物を用いて定量的な評価を行った。

■特集:震災時における浄水技術の最新動向
○新たなコンセプトを持つ応急給水用浄水装置
/(公財)水道技術研究センター/安積良晃・富井正雄
/京都大学/伊藤禎彦/(株)神鋼環境ソリューション/藤本瑞生
産官学研究プロジェクトにおいて、応急給水の課題を調査し、その解決方策として、平常時は浄水場で運転し、災害時は取り外して応急給水に用いる「応急浄水装置」及びそれを用いた応急給水手法の提案を行った。

○現地長期乾燥保管可能な小型浸漬膜ろ過装置
/水ing(株)/須田康司
当社の小型浸漬膜ろ過装置は、現地での長期乾燥保管が可能であることに加えて、その運転性能、濁度除去性能、省エネルギー性能、維持管理性能等の多くの点において、極めて高い災害対応能力を持つ製品である。本稿では、浸漬膜ろ過装置の特長と、その実施例の幾つかを紹介し、その利点について改めて再認識して頂くことを目的としている。

○被災地における持続可能な浄水システム
/日本原料(株)/青島幸紀・山本隆司・田中貴之
災害による断水状態は生命の危険ばかりでなく衛生面など被災者のストレスの観点から早急な復旧が求められる。水道インフラの被害は、設備の損壊だけにとどまらず、水質変化によって取水自体を停止せざるを得ない状況に陥るケースもある。本稿では当社が開発した高機能ろ過材とろ過材洗浄技術による災害時の浄水技術について紹介する。

○災害対策用小型浄水器
/(株)フソウ/矢野正人・田中 聡
当社では災害発生時に浄水場や送水配管が被災して、断水が発生した際にも生活を維持するための飲料水を避難所にて簡便に確保することを目的とした災害対策用小型浄水器を開発した。本稿では当装置の技術概要、特長、運用方法例などを紹介する。

○身近にある水から飲料水をつくる非常用浄水装置
/(株)ティーネットジャパン/中谷吉邦
災害が発生して断水が続き、飲料水の確保が難しくなったとき身近にある水から飲料水をつくれる非常用浄水装置「アクエース」。誰にでも簡単に操作でき、安心・安全な水をつくることができ、長期にわたり維持しやすいところが特徴である。

○災害用浄水装置
/東西化学産業(株)/平兼正之
地震発生時に生じるであろう水不足に対して、日頃から対策を講じる必要がある。身の回りに良質な水源がある場合にはこれを利用するのも有効な方法であり、その際に注意すべき点と活用するためのツールを紹介する。

■水処理分野
○産業界におけるファインバブルの用途・実績例
/エンバイロ・ビジョン(株)/豊岡正志

■シリーズ:フィールド・レポート
○上位0.1%の極端降雨を宇宙から観測する
/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦4
第4次下水道整備5ヶ年計画時代後半(昭和51〜55年)
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○スタンプラリーという仕組み
/HST

○GKP将来を担う子どもたちに「水環境」をPR
/下水道広報プラットホーム/荒井 健

■製品ガイド
○脱水機
/編集部

◆2016年「環境浄化技術」年間総目次

◆環境装置受注統計
/(一社)日本産業機械工業会

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