プラスチックス 2017年1月号 PDF版

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■巻頭挨拶
○プラスチック産業のサスティナビリティに貢献
/日本プラスチック工業連盟/石塚博昭
わが国経済の動きが鈍い中、プラスチック事業環境は依然厳しいものがありますが一方で、東京オリンピックを3年後に控え関連分野でのプラスチック製品の需要増、食品ロス削減へのプラスチック包装への期待などの明るい話題も目立ちます。本特集では、昨年のプラスチック業界の動きおよび2017年の業界展望ならびに主要樹脂の概況について述べて頂きました。

■特集:2017年プラスチック産業の展望
○2017年プラスチック産業の展望
/日本プラスチック工業連盟/岸村小太郎
日本のプラスチック原材料の生産量は、2011年以降ピーク時の7割前後の水準で推移している。本稿では2016年の国内プラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の生産、輸出入の状況、2017年の課題と展望について述べる。

○ポリエチレン
/ダウ・ケミカル日本(株)/竹前喜史
本稿では、ポリエチレン樹脂を取り巻く国内外の市場動向を述べると共に、当該樹脂の技術動向・用途展開、そして国際的な課題の一つである地球温暖化にふれ、ポリエチレン樹脂の側面から環境対策についても言及する。

○ポリスチレン
/PSジャパン(株)/山崎亨明
ポリスチレンは、透明性、機械的強度、成形加工性に優れたコスト・パフォーマンスの高い樹脂であり、食品包装容器、家電製品等の幅広い分野で使用されている。本稿では、PSの市場動向、技術動向および今後の展望について紹介する。

○ポリプロピレン
/(株)プリディクション郷事務所/郷 茂夫
ポリプロピレンの世界需要は今後も拡大する見通しである。物性バランスが良く、加工し易く、圧倒的なコストパフォーマンスを持ち、多彩な市場アプリケーションを包含している。本稿では、ポリプロピレンの需給と技術動向を概括する。

○塩化ビニル樹脂
/塩ビ工業・環境協会/木村 智
塩化ビニル樹脂は省資源、長寿命で、リサイクル性能に優れた環境性能を有したエコな素材である。世界的には4,000万tの需要があり今後も需要増が見込まれる一方、国内需要は100万t前後と横ばいの状況だが、近年は確実に“塩ビ回帰”の流れになって来ている。

○ABS樹脂
/日本エイアンドエル(株)/吉田治一郎
ABS樹脂は代表的な熱可塑性樹脂である。内需は横ばいであるが、世界の経済発展地域においては成長が期待される。国内ABS樹脂メーカーは、市場ニーズに見合った材料開発を継続しつつ、事業再構築や海外進出等の諸策を具体化する動きが出てきている。

○ポリアミド
/宇部興産(株)/岩田善郎
ポリアミドは機械的特性、耐熱性、耐薬品性などに優れた樹脂であり、幅広く使用されている。本稿では、ポリアミド樹脂の概要、需給動向、自動車/電気電子/押出用途を中心とした技術開発動向、環境安全対応に関する最新動向を紹介し、今後の展望を述べた。

○ポリフェニレンサルファイド
/DIC(株)/内潟昌則
PPS樹脂は優れた耐熱性、耐薬品性などを特徴とする熱可塑性樹脂である。環境保護等の社会ニーズの高まりの中、金属や熱硬化性樹脂の代替として、その需要を伸ばしている。本稿ではPPS樹脂の用途展開、技術開発動向について当社の取り組みを中心に解説する。

○シクロオレフィンコポリマー
/ポリプラスチックス(株)/齊藤達也
環状オレフィン系ポリマー(COP)は、優れた光学特性、低吸湿性に基づく寸法や光学特性の安定性、高い水蒸気バリア性、高純粋性などの特徴を持っている。本稿ではCOPの特性および市場展開について解説する。

○フェノール樹脂
/住友ベークライト(株)/大西 治
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高い熱硬化性プラスチックとして、工業用、成形材料、積層板のさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂及び成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。

○コンポジット
/(一社)強化プラスチック協会/野間口兼政
コンポジット;複合材は優れた性能・機能の先端材料として世界的に注目されている。航空・宇宙、自動車、電気・電子関係の用途では今材料が大きな役割を担っており、その先端材料開発は日進月歩である。本報告では、その状況のポイントをとらえて要点を報告する。

○バイオプラスチック
/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
気候変動の抑制の観点からも注目されているバイオプラスチックは、多くの企業・研究機関の努力により、積極的な取り組みが行われてきたが、未だ日本市場で本格的な展開にはつながっていない。その現状と今後の課題につき、概説する。

○熱可塑性エラストマー
/エラストマー ソリューションズ カンパニー/柳澤秀樹
経済活動が停滞気味の中で TPEは車両燃費向上、サイクルタイム短縮による製品の生産性改善・省エネルギー、リサイクル性といった環境に対する負荷低減に寄与し、バイオマスエラストマーはさらに環境に対する負荷低減に寄与している。主なTPEと特性は前回(プラスチックス 2015年5月号)で述べたが、前回の補足・追加並びに今後の動向などを考察する。

○ユリア・メラミン樹脂
/パナソニック(株)/長岡 淳
都内では年間約1,000件の電気火災が発生し、時に人命に関わる大きな事故を引き起こしている。その原因には、各種電気部品・部材に使用されるプラスチック素材が関係している場合もある。本稿では、ユリア・メラミン樹脂を中心とした、電気火災事故防止に役立つ熱硬化性樹脂について述べる。

■一般記事
○〈解説〉中小企業支援制度「経営力向上計画」の策定と活用策
/(一社)城西コンサルタントグループ/松平竹央

■連載
○大自然を科楽する 第9回/青野哲士

○続 プラスチック技術者のための特許講座 第1回
ポリマー技術コンサルタント/鷲尾裕之

○プラスチック成形における不安定流動の制御 第46回
藤山ポリマーリサーチ/藤山光美

○プラスチック材料読本・分子量と引張り強さからの新解釈 第18回
/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹

○これ、プラスチックで作りました 第10回
/(株)エバニュー/高橋 直

○日本発エラストマーの開発ストーリー 第5回
/JSR(株)/西川 昭

○ものづくり現場における省エネルギーのポイント 第5回
/(公財)東京都環境公社/大原宗治

○助っ人工業デザイナーの独り言 第31回
/鈴木英夫

○積極的に契約を取る展示会プロセス 第2回
/(株)えにしす/平山裕嗣

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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