日工の技術雑誌

画像ラボ 2016年10月号
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Ga1610

画像ラボ 2016年10月号

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■解説
〔商業支援〕
○リクルートにおけるConvolutional Neural Networkの適応事例紹介
/(株)リクルートテクノロジーズ/白井 祐典
リクルートにおける画像解析の事例を紹介する。まず、Convolutional Neural Netetwork(以下、CNN)で実施している物体認識と、CNNの概要を説明する。次に、リクルートにおけるCNNを用いたサービス事例を紹介する。最後に、物体認識の精度向上の仕組みについて説明する。これらの中で、サービス活用までに立ちふさがった問題や、それを解決するためにした工夫などを、筆者の体験から記述していく。

〔セキュリティ〕
○eラーニング/eテスティングにおける顔画像を利用した個人認証
/東京理科大学/赤倉 貴子・川又 泰介
現代社会にあっては、eラーニング/eテスティングの必要性は益々高まっている。社会人の再教育の場として期待される高等教育機関ではeラーニング/eテスティングによる単位認定も行われている一方で、なりすましやカンニングによる単位認定の不公平性が課題として挙げられている。本稿では遠隔教育環境における個人認証方法のうち、顔認証技術をeラーニング/eテスティングに応用する方法論および課題について述べる。

〔セキュリティ〕
○高次進行方向制約を利用した大域的な複数対象追跡
/奈良先端科学技術大学院大学/浮田 宗伯
大域的最適解を得る複数対象追跡に、対象の進行方向に関する高次制約条件を新たに追加することで、追跡性能を向上させた。大域的最適解を得るグラフ上で、各フレーム中の各検出領域情報を、仮想的に分割することで、高次制約条件の追加を可能にした。

〔メディカル〕
○スパース表現と自己相似性を用いた三次元医用画像の超解像処理
/立命館大学/岩本 祐太郎・陳 延偉
ソフトウェアの面から画像の高画質・高解像度化を図る超解像処理を三次元医用画像に適用し、三次元医用画像の断層間方向の高解像度化を図る学習型超解像手法を紹介する。

〔インフラ整備〕
○三菱電機の社会インフラ維持管理への取り組み
/三菱電機(株)/中田 雅文
車両で走行しながら、高精度に三次元計測し解析できるシステムである。本稿では、当社が認識する社会インフラ維持管理の課題を示し、その課題に対する当システムを活用した業務支援内容、および今後の展開について説明する。

〔生活支援〕
○テレビにおける手話CGでの聴覚障がい者支援
/NHK放送技術研究所/梅田 修一
聴覚障害者の中には、日本語とは異なる独自の言語である手話を母語とする人がいる。NHKは分かりやすい手話放送を増やすために手話CG生成システムを開発している。文字情報を手話CGにして情報保障する取り組みについて、実用化を目指す現状を報告する。

〔スポーツ〕
○パフォーマンス分析への応用を目的とした卓球ボール運動計測法の開発
/名桜大学/玉城 将
スポーツにおける情報収集の自動化に向けて解決すべき課題はまだ多く残されている。本稿では卓球のパフォーマンス分析に焦点を当て、従来のコンピュータビジョン技術による情報収集の自動化を競技現場に応用する際の問題、その問題解決に向けて取り組む研究事例を紹介する。

〔認識・検出〕
○動きぼけを用いた低照度環境下におけるハンドジェスチャ識別手法
/東京理科大学/杉村 大輔・安川 雄介・浜本 隆之
低照度環境下におけるハンドジェスチャ識別手法を紹介する。低照度において明瞭なハンドジェスチャ像を取得するために、ハンドジェスチャ映像を時間積分する。時間積分により生成される動きぼけの性質を活用し、低照度においても頑健なハンドジェスチャ識別を実現する。

〔ディスプレイ〕
○風発生可能な映像表示装置と吸気誘導による香り提示法
/東海大学/伴野 明
映像の臨場感を向上するため、表示対象付近から風や香りを放出できる映像表示装置を試作した。簾状画面の裏側に気流発生装置及びブレード機構を設けることで、風を所定方向に制御できる。風を頬に当てると吸気動作が生じる現象を利用すると、香りを効率良く知覚させることができる。

■特集:食品製造の安全と効率化に貢献するビジョン技術・外観検査
○近赤外LED光による食品中の異物検出技術の開発
/香川大学/山口 堅三・井手上 真之・森 智博
/阿南工業高等専門学校/釜野 勝・長谷川 竜生/豊橋技術科学大学/福田 光男
波長850nmの近赤外LED光を用い、ハムやキャベツなどの食品中の異物検出技術を開発した。本技術により、1本の毛髪から蟻、ラテックスフィルムなどの有機物をはじめ、ナットなどの金属片にいたる無機物まで、100µmの最低検出精度と、0.01〜0.05fpsの検出速度を実現した。

○画像による食品害虫の自動判別へ向けて
/(国研)農業・食品産業技術総合研究機構/曲山 幸生
貯蔵食品の害虫を画像認識技術によって自動判別することを目指した研究について紹介する。まだ課題が多く残っており、社会で使ってもらえるほどにはなっていないが、著者は有望な技術であると考えている。また、この研究の背景である食品害虫問題は、多くの画像処理技術者にとってなじみが薄いと思われるので、詳しく解説する。読者に食品産業には工場以外でも画像処理技術が応用できる場面が多数ありそうだと感じていただき、その結果多くの画像処理技術者が参入することになれば幸いである。

○高い検査性能を実現する画像処理技術、照明技術
/キリンテクノシステム(株)/高橋 千代子
飲料をはじめ様々な用途で利用されているペットボトルは、ブロー成形前のプリフォームの状態でも厳しい外観検査を行い選別される。大量、高速生産を支える外観検査機の画像処理、照明の新技術について紹介する。

○食の安全と外観検査技術の進化
/(株)マイクロ・テクニカ/遠山 正弘
近年、食品業界では、食品表示偽装・異物混入などの食品事故が相次ぎ、社会に大きな影響を及ぼしている。このような背景から、消費者により安全で高品質な食品を提供するため、製造現場では、賞味期限・消費期限の検査に始まり、様々な種類の外観検査が注目されている。ここでは消費者へ安全・信頼を届けるとともに、製品の付加価値を上げることにも繋がる外観検査について紹介する。

■話題の製品と技術
○ハイダイナミックレンジ・高感度の1,600万画素USB3.0カメラ
/(株)アルゴ/中山 達哉
10年以上の実績を持つUSBカメラメーカーLumenera社より、ダイナミックレンジが非常に高い1,600万画素USB3.0カメラLt16059Hがリリースされた。本稿ではLt16059Hとその機能、Lt16059Hが含まれるLtシリーズについてLumenera社の特徴を含め紹介する。

○CoaXPressで究極のパフォーマンスを
/エーアイシー(株)/吉川 茂男
マシンビジョンシステムにおいて、高速、高画素の市場要求が高まるなか、産業用カメラのデジタルインターフェイスの一つであるCoaXPressが、その主流となりつつある。その技術的な特長を活かした新たな製品が登場してきている。本稿では、“CoaXPress is the Best.”と声を大きくして、さらなる普及と顧客利便性の向上に努めているEuresys社の新製品を紹介する。

■コラム マルコーニの彼方へ192
○オリンピック、見直されるべき美しき祭典
/ヤマネコ

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