日工の技術雑誌

プラスチックス 2015年11月号
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S1511

プラスチックス 2015年11月号

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■特集:循環型社会構築に貢献するプラスチック
○廃棄プラスチックの新規高度再生方法
/福岡大学/冨永亜矢・八尾 滋
廃棄プラスチックの物性低下原因が再生不可能な化学劣化ではなく、再生可能な物理劣化であること、また比較的簡便な成形方法の最適化だけで物性の再生が可能である。本稿ではその具体的な再生手法について、実際の廃棄容器包装リサイクル樹脂を例にして述べる。

○バイオマスからのポリプロピレン生産を目指して
/大阪府立大学/松原 充・片岡道彦
二酸化炭素排出量の大幅な削減を目指して、カーボンニュートラルなバイオマス資源からのポリプロピレン生産プロセスの開発に取り組んでいる。その研究開発の背景や進捗状況、さらにその将来展望について概説する。

○完全バイオベースPETを目指したバイオベーステレフタル酸の合成
/群馬大学/橘 熊野・粕谷健一
フルフラールは非食用バイオマス資源から化合物を合成する際の出発物質として、生産量、コスト、汎用性の観点から有望である。筆者らは、化石資源の代わりにフルフラールを化学変換することで、プラスチックを生産することができると考え、この化合物に着目した。

○ガラス繊維強化プラスチックのマイクロ波分解と樹脂分解物を用いた硬化物の作製
/崇城大学/池永和敏/(株)堀甲製作所/堀江正三郎・二子石修
マイクロ波加圧反応を用いて、不飽和結合をもつガラス繊維強化プラスチックの樹脂分解物を得ることに成功した。さらに得られた不飽和結合をもつ樹脂分解物が、300℃以上の温度領域でスチレン架橋剤の代替化合物として機能することを初めて見出した。

○自動車ガラスのリサイクル技術(PVB中間膜の剥離)
/ガラス再資源化協議会/加藤 聡・猪子兼行
自動車用合わせガラスは、フロントガラスに使用され2枚のガラスの中にPVB樹脂膜が使用されている。PVB樹脂膜は主成分がポリビニルブチラール樹脂と可塑剤であり、年間約3,857トンが燃焼または埋め立て処理され、リサイクルがあまり進んでいない。湿式法技術により合わせガラスからガラスとPVBの完全分離が可能になり、PVBの再利用に向けて資源循環が可能になってきた。

○再生ペレット製造装置の特徴と活用例
/萩原工業(株)/植村隆二
当社は、ブルーシートを代表とするプラスチック製品の製造販売と共に環境負荷軽減を目的に、エンジニアリング事業において再生ペレット製造装置の開発・製造・販売を行っている。対象ロスに応じて、コンパクター型、一軸粉砕型、強制供給型、タンデム型などの対応が可能。それらの特徴、概略仕様などを説明する。

○次世代車両によるPETボトルリサイクル
/滋賀近交運輸倉庫(株)/山田 晋
近年とどまることを知らない地球温暖化の大きな要因の一つであるCO2の削減に役立てるため、PETボトルの回収・リサイクル率を上げる手段として次世代型PETボトル回収車両の利用を提案する。これは2トントラック上でPET本体とキャップ、リング、ラベルを分離しPETのみをチップ化した後再商品化事業者まで届けるものである。

○人と環境に優しい植物由来の生分解樹脂を用いた医療機器の製造
/(株)ライトニックス/福田光男
われわれは、植物のでんぷんを乳酸発酵することからできるポリ乳酸という単一原材料を用い、世界初の植物生まれの樹脂針を開発し日本製の医療機器として国内外の市場に提供することを実現した。

○リサイクルコーヒーを利用したプラスチックの園芸用品への展開
/セロン工業(株)/芹澤孝悦
当社はリサイクル事業の研究開発に10年以上前から取り組み、現在コーヒー殼・お茶殻をリサイクルした樹脂を開発している。本稿では、本樹脂の特徴とプランターへの展開を紹介する。

○ご当地プラスチックへの挑戦
/(有)フナックス/船山智裕
金型メーカーとして創業した当社が昨年、念願だった自社製品を開発。笹を混ぜた「ご当地プラスチック」を用いた食器セットの開発に至るまでの経緯を述べる。

○ポリ乳酸ブレンドの衝撃特性と破壊メカニズムの解明
/国立研究開発法人産業技術総合研究所/西田雅一
/名古屋工業大学/西田政弘
PLA/PBATブレンドに対して、衝撃特性をアイゾット衝撃試験とスプリットホプキンソン棒法により調べるとともに、その結果に固体NMRスペクトル法を適用することにより、Dialkyl peroxideの添加とPBATの配合比の増大により界面における破壊が抑制されることで、衝撃強度が増大することを明らかにした。

■一般原稿
〈展示会レポート〉暮らしの包装商品展 2015
/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

■連載
○コマ大戦の行司が見て歩く モノづくりの今とこれから 第2回
/(株)モールドテック/落合孝明

○高分子材料におけるテルペン類の有効利用 第3回
/アキバリサーチ/秋葉光雄

○プラスチック成形における不安定流動の制御 第34回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美

○プラスチックス材料読本・分子量と引張の強さからの新解釈 第10回
/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹

○プラスチックの破壊機構とタフニング 第25回 /山形大学/石川 優

○大自然とプラスチックスのリサイクルを科楽する 第4回
/プラスチックみらい研究会/青野哲士

○助っ人 工業デザイナーの独り言 第18回/鈴木英夫

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