光アライアンス 2015年11月号 PDF版

光アライアンス 2015年11月号 PDF版
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
Oa1511

光アライアンス 2015年11月号 PDF版

販売価格/
2,138 円(税込)
通常価格/
2,138 円(税込)
OA1511
■特集:無限…複数の波長の可能性…
○蛍光スイッチングイメージング
/大阪大学/松田知己・永井健治
外部からの光照射を蛍光状態を変化させるための「光スイッチ」としても用いることのできる蛍光タンパク質がバイオイメージングで用いられている。それらの光スイッチングによるハイライトを応用した、タンパク質や細胞の動態解析、超解像イメージング技術について紹介する。

○2波長量子ドット型赤外線センサ
/防衛省/木部道也・小山正敏・長嶋満宏
2つの波長帯域を同時に検知する2波長赤外線センサは、それぞれの帯域の放射特性を活用し目標を識別するなど、従来のセンサにはない新しい機能を実現できる。本稿では量子ドットを利用した新方式の2波長赤外線センサの概要と応用例を紹介する。

○多波長ディジタルホログラフィによる円筒内計測
/島根大学/横田正幸
三原色を含む多波長の光源を利用したディジタルホログラフィによる円筒内表面の形状計測と可視化を同時に実現する表面検査法について、測定原理とシステム概要、銅管内の測定結果について述べる。

○2波長帯を用いたFunctional OCTのDDSへの応用(多機能OCT)
/大阪市立大学/佐伯壮一/(国研)理化学研究所/中道友
DDS薬剤の光吸収特性の異なる2波長帯のOCTを使用し、生体組織内の薬剤浸潤度分布を計測する2C-OCD法を紹介する。DDS薬剤投与を行った動脈硬化症兎の大動脈血管に2C-OCDを適用し、薬剤浸潤度のマイクロ断層検出能力について説明する。

■解説
○ファイバレーザー技術の新展開
/名古屋大学/西澤典彦
本稿では、最近進展の著しいファイバレーザー技術について、ファイバレーザーの基礎から超短パルスファイバレーザー発振器、増幅器、ファイバ非線形効果による広帯域化、そして応用技術の展開について、筆者等の成果を中心に紹介する。

○誘導放出顕微イメージング法
/電気通信大学/小林孝嘉
コンパクトな半導体レーザー光源を用いる2種類(誘導放出利得、誘導導放出誘起蛍光消光)の超解像顕微鏡を開発した。その原理及び実際の実験系と実験結果として得られた顕微イメージを示しその特徴について述べる。

○複数プロジェクタによる製品検査の光速化
/名古屋工業大学/坂上文彦・佐藤淳
本稿では、プロジェクタから特定のパターンを投影し、これを対象上で重ね合わせることにより、対象上の細かな変動を強調する方法について解説する。この方法は、対象の正しい三次元情報が既知であれば、カメラや三次元センサなど、シーンを計測するための装置やそれを処理するための計算機を一切使用することなく実現することが可能である。したがって、計測に必要とされる処理時間は、プロジェクタから投影された光が対象までに到達するまでの時間のみである。これにより、光の速さで計測を完了することが可能である。

○分光イメージング法による食品混入異物の検査
/名古屋大学/土川覚・馬特/静岡大学/小堀光/名古屋市立大学/片山詔久
可視・近赤外分光イメージング法による食品混入異物検出の可能性について説明する。2波長分光画像計測、ハイパースペクトラルイメージング解析、透過画像計測によってチョコレートやハムに付着・混入した虫、毛髪、プラスチックの検出を試みた。

○消化管腫傷に対する5-アミノレプリン酸を用いたレーザ一光線力学的内視鏡診断の開発
/長崎大学病院/荻原久美・磯本一
近年早期消化管癌に対する内視鏡治療法が確立とともに術前の的確な存在診断・範囲深達度診断が必要とされている。新たな内視鏡診断方法としてレーザー光線力学的診断(L-PDD:Laser photodynamic diagnosis)が開発されており、特に5-アミノレブリン酸を用いたL-PDDの上部消化管腫瘍における有用性について検討した。

○消化器癌に対するPDTの現状と今後のあり方
/浜松医療センター/西脇由朗
光線力学療法は光感受性物質(PS)を患者に投与し、癌部に集積する頃にPSに見合った波長のレーザーを照射することで、癌を破壊する治療法である。胃癌、食道癌に保険適用され、治療効果が高く低侵襲で合併症が少なく廉価である。更なる適用拡大が望まれる。

○熱傷に対する保存的治療方法:LED (Light Emission Diode)の検討
/湘南鎌倉総合病院/山下理絵・近藤謙司・松尾由紀・白壁聖亜・小野泰寛
発光ダイオード:LED(Light Emission Diode)は、近年電球に代わって長寿命な光源として使用されている。医療において、形成外科・美容外科領域では、にきびや加齢性皮膚変化に対する美容治療に使用されていた。今回、熱傷治療に使用し、創傷治癒に対して有効性を認めた。

■製品技術紹介
○高電圧部品の温度測定
/(株)レーザー計測/早川峰之

■研究室紹介
○大阪大学 大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻 関山研究室
/大阪大学/関山明

※ご注意※
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

Mountain Addicts
shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826