検査技術 2015年1月号 PDF版

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検査技術 2015年1月号 PDF版

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■解説
○光ファイバひずみ・振動センサの開発/高知工科大学/高坂達郎
ひずみと加速度が同時に測定可能な新しい光ファイバセンサシステムを開発し,準静的ひずみ下でひずみと加速度を高精度で測定できることを示した。また、動的ひずみと加速度の同時測定が可能であることを示した。

○供用適性評価規格の策定経緯と日本での普及に向けて
/(株)セイコーウェーブ/田原隆康・新村稔
本稿では、FFS 評価規格の策定経緯を概観するとともに、その日本国内での規格化活動、及び普及推進を図るための任意団体である3D-FFS技術フォーラムの紹介と、3D計測技術のFFS 評価への応用について解説する。

■技術トピックス
〔環境〕
○信号復元処理を用いた放射能分析装置
/三菱電機(株)/西沢博志/九州大学/渡辺幸信
食品などに含まれる放射性核種を短時間に測定し、同時に低価格化を実現する放射能分析装置を開発した。新しく開発した信号復元技術によりヨウ化ナトリウムシンチレーターの放射能分析能力を向上し、従来困難だったセシウム134とセシウム137の分離測定を実現できたことを紹介する。

〔土木〕
○ひび割れ検出塗料を用いた構造物の劣化検出技術
/(独)土木研究所/百武壮・西崎到/東京工業大学/道信剛志
コンクリートのひび割れ0.1mm以下で応答する発光型のひび割れ検出塗料を開発した。ブラックライトによって強く発光し、ひび割れ部を消光挙動で可視化する。トンネル内部や箱桁などの近接点検が困難な箇所に施工して、インフラ構造物の維持管理・点検に活用することが期待できる。

■検査機器
○超音波を用いた鉄道レールの検査/東京計器レールテクノ(株)/國分精二
鉄道レールに関する検査においては、内在する傷の検出と摩耗量の測定が主であるが、今回は当社の所有技術の一つである超音波を用いて行うレールに内在する傷の検出とその管理方法について紹介する。

○マルチアンテナ電磁波レーダ探査システム/日本ヒルティ(株)/有田健治
本稿では、専門知識が少なくとも、即座に判別し易い特長を持つ革新的な技術を用いたコンクリート構造物の非破壊検査機器の紹介と、インフラ長寿命化に対する活用法について紹介する。

○表面欠陥の検出が可能な曲がるアレイプローブ「曲探の開発」
/ジャパンプローブ(株)/吉野生也
本稿では、従来、曲げたり撓みを持たせることが不可能であった超音波プローブに可撓性を持たせることを実現した開発事例として、広帯域・高感度 超音波フレキシブルアレイプローブ「曲探」の特性や事例を紹介する。

■連載
○最新のセンシング/マニピュレー
ション融合化技術 10
MOS制御知能を搭載した水中ロボットのAUV化技術
/岡山大学/石山新太郎/見浪譲/広和(株)/藤本勝樹
本稿で紹介した水中拡散された放射能汚染物質を自動回収できる自律制御型水中ロボットの開発に成功した。対象部物を遺伝的アルゴリズム(GA)で自動認証するとともに、この対象物に周りの変化環境を認識しつつ自律的に働き掛け(除染等)が行える制御知能MOS(Move on Sensing)を従来の遠隔操作型水中ロボット
(ROV:Remotely Operated Vehicle)に搭載することで、水中の静的・動的ターゲットを自由に操ることができる自律型水中ロボット(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)化に成功した。このMOS/AUV により、水中自動給電により長時間深海探索や深海資源回収などへの展開が期待される。

○溶接と非破壊検査 3
溶接の問題点 その3/九州工業大学/加藤光昭
溶接部においては結晶粒の大きさ及び組織が種々変化する。本稿では、熱影響部の組織、冷却速度と組織変化の関係を示す連続冷却変態図、熱影響部の方さと脆化との関係、並びに機械的性質にも大きな影響を及ぼす溶接欠陥(溶接割れを除く)の種類と特徴について述べる。

■特集:放射線透過検査の最新動向
○小型軽量な非破壊検査用パルスX線源の開発
/(独) 産業技術総合研究所/加藤英俊・鈴木良一
針葉樹型カーボンナノ構造体電子源を使用し、管電圧120kVでありながら厚さ70mm以下、総重量2.5kg以下と小型軽量な非破壊検査用パルスX線源の開発に成功した。従来のX線源では入らない狭い場所でもX線による非破壊検査が可能になった。

○9.3GHzXバンドライナック非破壊検査装置の実用化
/東京大学/土橋克広・上坂充・藤原健・橋本英子
/(株)アキュセラ/草野譲一
/日立パワーソリューションズ(株)/大矢清司・服部行也/三菱化学(株)/三浦到
東京大学を中心とした本研究グループでは、Xバンドライナックベースの可搬型かつ高エネルギーX線発生装置(非破壊検査装置)を開発・試験中である。950keV X線発生装置は、既に3回屋外での非破壊検査実証試験に供された。3.95MeV X線は製装置については、橋梁の非破壊検査に供される。

○現場用可搬型Xバンドライナック950keV/三菱化学(株)/三浦到
/東京大学/上坂充/(株)アキュセラ/草野譲一
/日立パワーソリューションズ(株)/服部行也/(株)関東技研/小野洋伸
社会インフラ、産業インフラの経年化対応が急務である。大型構造物の内部状態の把握手段として高エネルギX線技術が有効であるが、装置規模が大きく現場利用が困難であり出力300keV程度での撮像に留まっている。本稿では、Xバンドライナック技術を使用した可搬型950keV高エネルギX線源を開発したのでその概要と産業
プラント現場での撮像能力の一端を紹介する。

○産業用高エネルギーX線源を用いたデジタルラジオグラフィの比較試験
/(株)IHI検査計測/田北雅彦・佐藤雅保・細谷昌厚
本稿では、将来のデジタルラジオグラフィ(DR)国内規格化等を踏まえ、各種プラントの圧力容器など、高エネルギーX線を用いる厚肉溶接部の放射線透過試験においてもDRが適用可能であるのか、各種像質計で評価試験した結果を紹介する。

○工業用デュアルエナジーX線CT向け技術/浜松ホトニクス(株)/杉山元胤
本稿では、工業用デュアルエナジーX線CTを容易に実現が可能となる、シンチレータ両面観察方式の基礎技術を紹介する。本技術により、X線CTにおいて問題となっている線質硬化アーチファクトの軽減し物質分別の精度向上が期待できる。

○CUI検査技術の現状と今後の展開/三菱化学 三浦 到
2014年6月開催されたセミナ-「配管保温下腐食(CUI)対策の最新動向-機器編-」の中で行われたパネルディスカッション「CUI検査技術の現状と今後の展望」の内容を紹介する。

■特別企画:座談会
○CUI検査技術の現状と今後の展開/三菱化学(株)/三浦到/非破壊検査(株)/篠田邦彦/(株)シーエックスアール/金原了二/ニチアス(株)/兵頭賢一/GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(株)/中川真一/ハイボット/ミケレ グアラニエリ

■製品ガイド
○X線検査・分析機器

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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