環境浄化技術 2014年05・06月号 PDF版

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■特集:ごみ処理施設排ガス処理の高性能化とコストダウン

○ごみ焼却施設における排ガス処理技術の概要
/JFEエンジニアリング(株)/鈴木康夫
ごみ焼却施設で対応するべき主な排ガス処理対象物質は、ばいじん、塩化水素、硫黄酸化物、窒素酸化物、ダイオキシン類である。また、水銀などの各種重金属類を規制対象としている例もある。このほか、一酸化炭素や臭気に関しては燃焼段階での適切な処理で対応している。本稿ではごみ処理施設の主な排ガス処理技術の現状を俯瞰する。

○高性能乾式排ガス処理システムの発電効率、ライフサイクルコスト検討
/日立造船(株)/臼谷彰浩
乾式排ガス処理システムの発電効率、ライフサイクルコストを、湿式排ガス処理システムと比較検討し、厳しい排ガス規制値(硫黄酸化物5ppm、塩化水素5ppm)でも、乾式排ガス処理設備に優位性があることを確認した。

○高効率無触媒脱硝装置/日立造船(株)/古林通孝
高効率無触媒脱硝装置(NeoSNCRR)の脱硝性能は触媒脱硝と同等の65%まで達した。これにより、ごみ焼却発電施設に必要な脱硝性能、発電効率および経済性を向上させた。

○高性能乾式排ガス処理/新日鉄住金エンジニアリング(株)/龍田英三
/NSプラント設計(株)/北村祐次・絹川徹・松熊修治
当社ガス化溶融炉では、塩基度調整剤として使用する石灰石がHCl やSOx などの酸性ガスと事前反応するため、ろ過式集じん器入口のHCl やSOx の濃度が低いといった特長がある。この特長を活かし、消石灰乾式法のみで、低濃度のH C l 規制値を保証する技術(特許4728900)を確立したので報告する。

○消石灰吹きこみ飛灰の循環利用による排ガス処理
/(株)タクマ/美濃谷広・倉田昌明・前田典生
消石灰吹込み飛灰の循環利用によって、消石灰吹込み飛灰中に残留する未反応消石灰を有効に活用でき、薬剤使用量の低減効果が確認できた。本報では、ラボ試験結果に加え、本システムを導入した実機プラントでの稼動実績を併せて報告する。

○脱硝触媒の現場再生方法の開発
/(株)タクマ/鈴木賢・美濃谷広・前田典生
脱硝触媒を触媒反応塔から取り出すことなく活性回復方法を開発した。現場再生試験において、脱硝率や圧縮強度の低下がなく、20回以上再生可能であり、再生時に発生する有害ガスの除去も可能であることを確認した。

○無触媒脱硝高度化とカセイソーダによる有害ガス除去システムの開発
/JFEエンジニアリング(株)/服部公紀
これまで当社では廃棄物焼却施設において排ガス処理技術の高度化へ取り組んできた。NOx 低減に燃焼技術のほか「無触媒脱硝技術の高度化」を進めてきた。また、HCl、SOxなどの酸性ガス除去に「苛性ソーダ吹込み法」を開発し、実機に導入してきた。本論文では開発事例について紹介する。

○水酸化ドロマイトの酸性ガス除去剤への適用
/吉澤石灰工業(株)/川島健・鶴永賢・汐待孝信・内山直行
本稿では当社葛生工場において高反応性消石灰と同様の条件で水酸化ドロマイトを製造し、得られた水酸化ドロマイトの酸性ガス除去特性および実際のゴミ焼却施設での適用例等について報告する。

○触媒によるダストを含む有害ガス処理システム
/合資会社キャタリストコンサルティング/大塚国広
触媒による有害ガスの処理ではダストが障害となって効率の良い排ガス対策ができていなかった。移動床型の新しい触媒システムでダストに対応した有害ガス処理システムがシェルによって開発され良好な結果がえられた。


■特集:フッ素、ホウ素排水処理技術の最新動向

○ほう素・ふっ素・硝酸性窒素等に関する暫定排水基準の改正について
/環境省/上西琴子
ほう素、ふっ素、硝酸性窒素等については人体の健康被害を防ぐことを目的に平成11 年に環境基準が設定された。これを受け、平成13 年に排水基準が設定されたが、40業種が直ちに対応することが困難なため3年間の期限で暫定排水基準を設定した。その後、3年ごとに暫定排水基準の見直しを進めており、平成25 年の7月の見直しにより28 年6月までの期限で13 業種に適用されることとなった。本稿では平成25 年7月に施行された暫定排水基準について設定の経緯と概要を述べる。

○エトリンガイトを利用したホウ素除去技術
/東北大学/飯塚淳/成蹊大学/山崎章弘
イオン交換能を有するエトリンガイトを加熱脱水することにより、ホウ素除去速度の大きいメタエトリンガイトが得られる。このメタエトリンガイトを利用したホウ素除去技術を検討した。また、エトリンガイトを含有するコンクリート廃棄物のホウ素除去への適用について検討した。

○高効率ホウ素含有排水処理システム
/NECファシリティーズ(株)/和田祐司・森俊輔・小林慈聖
当社では10 年以上前から効率的なホウ素排水処理技術の開発を行ってきた。本稿では汚泥発生量とランニングコストの低減を目的として開発した、超高効率ホウ素除去システムとNE-B法(凝集沈殿法)の2つの技術について述べる。

○高効率フッ素含有排水処理システム
/NECファシリティーズ(株)/和田祐司・斉藤とみ子・志村則子・河村寛子
本稿では、フッ酸やケイフッ酸を含む一般的なフッ素排水の処理技術、ならびにホウ素などと結合した特殊なフッ素の処理技術について述べる。

○産業排水中フッ素の処理・資源回収技術/栗田工業(株)/伊澤周平
産業排水中フッ素の処理・資源回収技術として、排水処理における汚泥減容技術である「KHDSR5システム」、装置小型化を実現した超高速沈殿槽「SEDIMAXR-SP」、資源回収技術である「CaF2回収技術」、「高性能ROシステムによる水回収技術」について紹介する。

○CaF2回収によるフッ素リサイクルと低濃度フッ素排水の高度処理
/三菱マテリアル(株)/林浩志
三菱マテリアルグループでは排水から回収されたCaF2のフッ素リサイクル事業を展開しており、また低濃度フッ素排水には独自技術(On-site LDH 法)を開発して自社の電子材料工場の排水処理を行っている。CaF2リサイクルの要点とOn-site LDH 法のプロセスについて概要を述べる。

○NLDHを用いたほう素・ふっ素処理技術/日本国土開発(株)/大野睦浩
本稿では当社が開発したNLDH(無機陰イオン吸着剤)の特徴、吸着性能、排水処理実施例について述べる。

■製品技術
○水を用いた空気浄化システム「エアワッシャー」の空気浄化性能
/オルガノ(株)/土井雄太・藤田雅司・山中弘次

■シリーズ
○フィールド・レポート
PM2.5と越境汚染、そのメカニズムを知る/T.Tech.Office/田村真紀夫

■シリーズ
○プラント建設契約におけるリスク分担 最終回
紛争リスク/水ing(株)/大堀徳人

○環境微生物、殊に微生物の呼吸3

微生物と遺伝子/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■コラム
○キャンドルナイトの非日常/HST

■製品ガイド
○蛍光X線装置

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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