環境浄化技術 2012年5・6月号 PDF版

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環境浄化技術 2012年5・6月号 PDF版

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■特集:汚泥処理技術の高性能化
○重力濃縮の改善手法としてのみずみち棒
/(独)土木研究所/浅井圭介・内田勉
/国土技術政策総合研究所/宮本豊尚/京都大学/岡本誠一郎
重力濃縮の改善手法の一つとして(独)土木研究所が開発した「みずみち棒」について、その濃縮機構と導入自治体における実績について報告をする。また、重力濃縮向上のための運用方法についても紹介をする。

○新型圧入式スクリュープレス脱水機/(株)石垣/末次康隆
低濃度汚泥や高度処理汚泥等の離脱水汚泥に対しても効率よく安定した運転ができ、従来機より低含水率まで脱水でき、汚泥性状変動にも安定した運転が可能な新型スクリュープレス「ハイブリッド型圧入式スクリュープレス脱水機」を開発、稼働を始めたので紹介する。

○高効率型二軸スクリュープレス脱水機
/(株)クボタ/松井寛幸・山本章裕・鈴木登
難脱水性の下水消化汚泥を対象とし、高効率型二軸スクリュープレス脱水機の最大機による脱水性能調査を行った。その結果、VTS が非常に高いにもかかわらず良好な脱水性能が得られ、小型試験機からのスケールアップ性も確認出来た。

○ベルト型ろ過濃縮機の濃縮安定性について
/(株)クボタ/山本章裕・鈴木登・松井寛幸
当社では平成13 年に低コストで高い濃縮性能を持つ「ベルト型ろ過濃縮機」を開発し、急速に実績を伸ばした。そして、平成21年には従来型よりも更に低動力で省スペースながら同等の濃縮性能を発揮できる新型を開発した。この度、従来型の濃縮性能と新型の濃縮濃度自動制御の安定性について調査を行ったので、その結果を報告する。

○繊維状脱水助剤による汚泥脱水性能の向上
/水ing(株)/大川高寛・森永貴之・安永利幸・安藤健彦
当社で開発した繊維状脱水助剤「エバグロースU-700」シリーズは下水汚泥、し尿汚泥や産業排水汚泥等の脱水ケーキ含水率を低減させる繊維状薬品である。ポリマーと併用することにより効果を発揮する。消化汚泥のような脱水が困難な汚泥に対しても含水率低減や汚泥処理運転改善の効果がある。松本市上下水道局宮渕浄化センターにおける長期実証試験結果と他施設における知見を併せて紹介する。

○消化汚泥に対する高効率脱水とリン回収の同時処理システム
/水ing(株)/萩野隆生・森田智之・島村和彰・古賀大輔
当社では消化汚泥に対し、ポリ硫酸第二鉄を使用した大幅な脱水性向上を行うと同時に、消化汚泥から有効利用可能な形でのリン回収を可能にすることを目的とし、パイロットスケール実証試験を行い、高効率脱水と高効率リン回収の両立が可能であることを実証した。

○造粒乾燥技術を用いた下水汚泥固形燃料化
/新日鉄エンジニアリング(株)/村田雄一・臼井肇・當間久夫・田中寿史
当社では下水汚泥が有する熱量を損なうことなく、取扱いに優れた固形燃料を製造する「造粒乾燥システム」について開発を進めてきた。本稿では固形燃料を安定して製造するためのコア技術となる、「造粒技術」と「乾燥技術」に焦点を当てて紹介する。

○高効率型回転加圧脱水機の運転事例/巴工業(株)/福澤好恭
高効率型回転加圧脱水機「ロータリスネイル」は金属円盤フィルタを使用し、省エネルギー、省スペース、高脱水で維持管理が容易なことを特徴として採用実績が増加する傾向にある汚泥脱水機である。本稿では、実設備で稼働中である「ロータリスネイル」の稼働状況と代表的な処理場における運転状況について報告する。

○低動力型高効率遠心脱水機の機構と処理性能/巴工業(株)/松本光司
低動力型高効率遠心脱水機 HED型は環境性、経済性に優れた遠心脱水機である。本稿ではHED型の新技術とその効果、納入機の運用例、既設機をHED型に改造する方法について紹介する。また低含水率の機内二液調質型のHED-W型についても紹介する。

■特集:省エネ環境装置・機器
○省エネルギー型散気装置/アタカ大機(株)/小笠原陽子
「アタカ・メンブレン・ディフューザー」は、高い酸素移動効率、低い湿式通気抵抗の特徴により、送風機消費電力の低減を望める上、既存設備を利用した更新も可能なため、廃棄物削減にも貢献することができる散気装置である。

○マイクロバブル曝気装置の納入例/エンバイロ・ビジョン(株)/豊岡正志
マイクロバブル発生装置「YJノズル」は、突起や狭い流路などが一切ない完全ストレートパイプ構造で唯一、マイクロバブルを発生させることが可能であり、し渣やSSが多い排水処理で安心して使用できる唯一のメンテフリーマイクロバブル曝気装置である。本稿では排水処理はもとより、あらゆる分野に使用が可能な「YJノズル」について説明する。

○超微細気泡散気装置の特徴及び実績について
/協和エンジニアリング(株)/福永幹將
「超微細気泡散気装置」は、ドイツのOTT 社によって開発されたロールタイプのメンブレン散気管である。ヨーロッパではNo.1のシェアをもち、国内では17年の実績をもつ本装置の特徴と設置後の効果について紹介をする。

○低圧損型メンブレン式散気装置/(株)クボタ/北川義雄
自社開発した「低圧損型メンブレン式散気装置」は、高い酸素移動効率と低い圧力損失による高い省エネ効果が特徴である。本稿では、本装置の開発概要、構造、実フィールドにおける実験結果および省エネ効果について紹介する。

○メンブレンパネル式散気装置/三機工業(株)/前田英幸・海鋒充
下水処理のための電力の多くを占める曝気動力の削減は、処理場のランニングコストのみならず、CO2 排出量削減のための大きな課題である。国交省策定「下水道ビジョン2100」においても、下水道施設の省エネ対策として省エネ型機器である超微細気泡散気装置の積極的な導入推進がうたわれている。本稿では、当社の「エアロウイング」について、概要と実績を紹介する。

○ゴムメンブレン式超微細気泡散気装置
/JFEエンジニアリング(株)/斉藤功・大橋一聡・功刀亮
「JFE フレックスエアー」は酸素移動効率が高く、圧力損失の低いゴムメンブレン式の超微細気泡散気装置である。本装置は平成23年3月に(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明を取得している。

○低圧損型メンブレンパイプ式超微細気泡散気装置
/住友重機械エンバイロメント(株)/松祐子
メンブレン式散気装置は高い酸素溶解性能を持つが、初期の圧損がセラミック製に較べてやや高い。セラミック製と併用する場合には、散気水深を浅くすることで圧力バランスを取るが、一方で水深が浅くなるほど酸素移動効率が低下するためその高い性能を十分に発揮できない。この課題を解決するため、低圧損型のメンブレンパイプ式超微細気泡装置を開発し、性能確認および電力消費量削減効果の評価を行ったので報告する。

○排水処理設備の筒型散気管の優位性/西華産業(株)/磯部英司
当社では4年前から効率、撹拌力を向上させたSEIKA エコレーター:ECO-1000を販売している。また、当製品の小型化も開発中であり、これらの特徴と仕様について詳細を述べる。

○高効率・省エネ曝気装置/日鉄環境エンジニアリング/山本一郎
本稿では動力効率の高い曝気撹拌装置「トリトン」について紹介する。「トリトン」は活性汚泥法等の排水の生物処理向け曝気装置であり、マイクロエアーの発生と強い撹拌力で省エネで効率的な曝気撹拌ができる。

○排水処理施設での省エネ/三鈴工業(株)/谷野真史
当社では微細気泡散気装置を使用した新設、改造案件については、様々な排水の種類について経験を積み重ねてきた。昨今の電力量削減や環境負荷に対する規制をふまえ、排水処理設備の大前提である水質を維持しながら、どこまで省エネ化が図れるかを提案させていただいている。

○超微細気泡型散気装置および複翼式縦軸撹拌機の紹介
/メタウォーター(株)/和田努・西脇淳也
現在、温室効果ガス排出量削減のため、下水処理施設の消費電力量削減は重要な課題となっている。この課題を解決するために開発した反応タンク好気槽へ適用する超微細気泡型散気装置(高密度配置対応型)、および反応タンク嫌気槽、無酸素槽へ適用する複翼式縦軸撹拌機(駆動部槽上型縦軸撹拌機)について、その特徴を紹介する。

○インペラ式消化槽撹拌機/住友重機械エンバイロメント(株)/中川崇
当社では撹拌性能を高め、動力を大幅に低減できるインペラ式撹拌機を開発した。本稿では注目を集めている当社のインペラ式撹拌機について、その構造と特長、実績などについて紹介する。

■土壌・地下水分野
○バッチ式電気修復法/(株)島津製作所/長曽哲夫・大田昌昭・秋田憲

■水処理分野
○超高速凝集沈殿による環境水の浄化/(株)西原環境/永松真一
都市化の進んだ市街地においては、内部の環境水を浄化する場合に用地の面等から様々な制約を受ける。そのため、このようなケースでは、処理性能だけでなく処理の速度やそれに伴ったコンパクト性が、非常に重要な要素となるが、本稿では、非常にコンパクトでありながら高度な処理が可能な超高速凝集沈殿装置(アクティフロプロセスTM)を用いた市街地内の環境水の浄化事例(実機を用いた性能検証実験例)を紹介する。

■連載
○海外でのプラント建設経験38
こぼれ話 その12
「カナダ東部とナイアガラ・フォールズ/若村保二郎
○消えゆくアラル海を追いかけて24

なぜ公害現場・琵琶湖・アラル海に/石田紀郎
○台北市初の大型都市下水処理場建設の報告 その6
 竣工に向けて/(株)アステック/西野昭男
■コラム
○地球と太陽と月、そして生命/HST
■製品ガイド
○蛍光X線分析装置
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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