光アライアンス 2009年4月号 PDF版

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光アライアンス 2009年4月号 PDF版

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■特集:奇妙なレーザービーム
○ベッセルビームとラゲール・ガウスビームの基礎/電気通信大学/宮本洋子

特殊な空間分布を持った光ビームであるベッセルビームとラゲール・ガウスビームについて解説する。前者は非回折で長距離伝搬が可能であることが特長であり、後者は軌道角運動量や量子情報の担い手として注目を集めている。


○ベッセルビームを用いたレーザーマイクロ加工/九州大学/河野正道・川内進司

ベッセルビームは「微小な集光スポットを長い伝播距離にわたって維持できる特性」すなわち「深い焦点深度」を有する。マイクロドリル加工を例として、ベッセルビームの微細加工への有用性を紹介する。


○ベッセルビームによる電子の加速/レーザー技術総合研究所/今崎一夫・李 大治

ベッセルビームの加速器への応用について述べる。これはプラズマを使わない実用的レーザー加速方式である。この特徴は加速勾配が高くとれる事である。この事により、高エネルギーの小型加速器が考えられ、これは今後広範な分野で発展すると期待される。


○光多重渦の発生と光マニピュレーションへの応用/千葉大学/尾松孝茂

本稿では、側面励起型固体レーザーが示す高次熱光学効果を利用した新しい「光渦」発生法を紹介する。位相変調素子を一切必要としないので10Wを超える高出力光渦が簡単に発生できる。また、光渦の応用例として多重光渦による光マニピュレーションに関する実験結果を紹介する。


○ビーム断面内偏光分布制御と顕微観察への応用/大阪大学/橋本 守・吉木啓介・荒木 勉

一様な直線偏光をラジアル偏光と呼ばれるビーム断面内で偏光の向きの分布を持つ光や、一様な直線偏光だがその向きが回転した光へと変換する、偏光モード変換器の開発と、これを用いた顕微観測について解説する。


○軌道角運動量をもつ光ビームの反射・透過/慶應義塾大学/佐々田博之

軌道角運動量を持つラゲールガウスビームが臨界角付近で誘電体界面に入射すると、反射光と透過光の強度分布は入射光から大きく変形する。反射光の分布は横方向に偏るが、これを角運動量保存則、および、螺旋状波面の界面への入射、の2通りの考え方で説明する。


■解説
○光放射圧制御円運動を用いたナノCMM用マイクロプローブ/大阪大学/高谷裕浩

筆者らは、マイクロ部品の幾何特性や幾何公差をナノメートルオーダの精度で測定評価できるナノCMMのキーデバイスとして、光放射圧制御円運動を利用した新たな円運動型マイクロプローブについて、位置および法線検出の基本原理とその特性について紹介する。


○パソコンのUSB経由入力型の光学式・非接触データ伝送システム/新潟大学/横山和宏

回転体側のデータを、LEDとPDを用いて光学式に非接触で静止側のPCに入力するシステムを作成した。静止側では、受信データをUSBポート経由でPCに入力できるよう改良したので、殆どすべてのPCに適用できる。伝送レート8385data/sを達成している。


■製品技術紹介
○光ファイバーセンサ計測システム/レーザー計測/早川峰之
○CIGS薄膜を用いた高感度・広帯域イメージセンサ/ローム
○ICP発光分光分析装置/エスアイアイ・ナノテクノロジー/添田直希
○FDTD Solutionsを用いたソーラーセルの光吸収に関するシミュレーション/Lumerical Solutions Inc./川野光則

■研究室紹介
○京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科 電子システム工学専攻/京都工芸繊維大学/裏 升吾
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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