日工の技術雑誌

検査技術 2008年11月号 PDF版
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検査技術 2008年11月号 PDF版

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■解説
○集成材における接着不良品の非破壊検査/大阪大学/鎌田敏郎・内田慎哉・峯澤博行/セブン工業/松浦哲士・伊原一郎・山口佳祐

 集成材は、その製造工程において、ひき板を複数枚接着することにより構成されるものであるため、接着の良否が集成材の品質に与える影響が大きい。そのため、製造の過程に接着不良品を適確に識別できる検査を導入できれば、効果的な品質管理が可能となる。本稿では、衝撃振動試験により、集成材における接着不良に伴う欠陥を評価するための新しい品質管理手法について検討した内容を紹介する。

○音響衝撃法による配管劣化の非破壊評価と配管モニタリングへの適用/広島大学/礒本良則

 音響衝撃法による非破壊評価の特徴・原理および炭素鋼単管の模擬試験体を用い、音響試験による欠陥検出法について説明した。また、閉塞や腐食減肉を有する単管の流水試験、配管の流水試験を試み、音響衝撃法が配管モニタリングに適用可能であることを示した。

○Cr-Mo-V鋼のクリープ材と超音波/湘南工科大学/大谷俊博

 電磁超音波共鳴法(EMAR法)を用いた実機から採取した微小試験片のクリープ損傷評価法を提案する。650℃、25と35MPa下で異なるクリープひずみでクリープ止めしたCr-Mo-V鋼SNB16の試験片から微小な試試験片を切りだし、EMAR法による自由振動法から超音波減衰を測定し評価した。

○熱流体解析技術による加熱炉内評価/出光エンジニアリング/林 幹人・阿蘇谷利光

 原料油加熱及びリボイラ等の用途で活用される加熱炉は、コーキングが安全上の問題となることがあり、加熱管高温部位を予め予測し、管理ポイントに反映することが重要である。本稿では、熱流体解析技術を活用した加熱管高温部位の検討事例を紹介する。

○非破壊検査技術の化学プラント装置への適用/住友化学/森 久和・末次秀彦

 化学プラント装置へ適用する非破壊検査技術として、超音波探傷法による応力腐食割れ検査と高温探傷、粉体定量排出器回転羽根のギャップ監視技術、転がり軸受摩耗と適用診断法について、その適用事例を紹介し、技術内容を解説した。

○ウエーブレット解析による回転機機器異常診断/日立製作所/山口和幸/中部電力/山田康二

 すべり軸受給油不足時の振動現象をウェーブレット解析により可視化した結果、給油量の減少に伴い固有振動数成分定常振動、低周波非定常振動、高周波定常振動の順に移行することがわかった。各周波数の振動発生頻度を用いた診断手法により振動現象の変遷を検出できた。


■技術トピックス
〔航空〕
○航空機複合材構造の高効率非破壊検査・修理技術/宇宙航空研究開発機構/青木雄一郎・星 光

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、複合材(特にCFRP)を用いた機体構造に対する非破壊検査方法の検討や、CFRP構造修理に対する材料・強度について研究を実施している。本稿では、現在までにJAXAが実施してきた上記研究の紹介をおこなう。

〔鉄道〕
○鉄道安全運行のための突風研究/気象庁/楠 研一

 近年報告されている突風による列車などへの顕著な災害を受け、昨年からドップラーレーダーで突風を探知するための研究を実施している。ここでは山形県の庄内平野に構築した突風観測網、さらにそこで捉えられた突風について解説する。


■コラム・解説
○MBAとはなにか 1/喜多元宏

 OECDが2010年に世界の大学の評価を実施する事になった。審査基準が未定だが教育のグロバールスタンダードが押し寄せる中で経営管理学の共通言語である「MBA」が正しき認識されていない日本の現状。中国、韓国、インド等と比べてMBAホルダー功罪論に終始し積極的に生かされていない日本企業の危うい将来について論ずる。


■連載:広帯域超音波探傷とデジタル超音波探傷器(3)
○広帯域超音波探傷の基礎知識 1/松山 宏

 広帯域探傷法の基礎知識として、探触子広帯域化の歩みとして、振動子の変遷を説明した。また、広帯域探触子と狭帯域探触子を、それぞれの距離振幅特性と連続波の距離振幅特性の比較から定義した。

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