建築設備と配管工事 2008年8月号 PDF版

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■特集1:耐脱亜鉛腐食黄銅材の水道施設への適用
○黄銅とは/日本伸銅協会/木皿儀隆康
銅に亜鉛を添加すると銅や亜鉛そのものには無い優れた性質を持つようになり、用途に応じ様々な合金種が用意されている。特に最近では地球環境負荷物質である鉛やカドミを含まない快削性合金や耐脱亜鉛性合金が重要性を増してきている。今後はこれら合金に耐するJIS規格化が急がれている。

○耐脱亜鉛腐食黄銅材の水道施設への適用について/日本水道協会/宮下松雄
(社)日本水道協会は平成18年7月26日に開催された第154回工務常設調査委員会において、耐脱亜鉛腐食黄銅材料の取り扱いについて審議し、一定の性能条件を満たした材料については日本水道協会(JWWA)規格の材料として使用できることを承認した。JWWA規格の位置付けとこれまでの黄銅材料を関する経緯並びに本協会の対応について述べる。

○耐脱亜鉛腐食性に優れた黄銅材/大木伸銅工業/中西 通
厚生労働省令水道水基準の改正により、鉛を含まない耐脱亜鉛腐食黄銅材が水道施設へ採用される事例が増えている。本稿では、水道施設などに安全に使用することができる鉛レス・カドミウムレス快削黄銅棒LFシリーズ『LFI』を紹介する。

○耐脱亜鉛腐食黄銅材料/キッツメタルワークス/山崎 勝
当社の耐脱亜鉛腐食黄銅材料は、青銅鋳物と同等の耐食性を持ち、キッツグループをはじめとする水道用バルブ部品、給湯器部品、水栓具等に多くの実績を持つ。また、環境対応材として鉛レス、カドミレス黄銅材を開発し、耐脱亜鉛腐食黄銅材に展開している。

○耐脱亜鉛腐食黄銅棒(NCRB)/京都ブラス/木村元秋
当社に於ける高耐食性特殊黄銅棒の開発は小型船舶プロペラ軸材とし進められ、昭和五十四年に小型船舶検査機(JIC)よって認定された。それ以来、今日に至るまで耐食性と強度が極めて高く評価され、その長年にわたる研究成果を基盤として、削性とより耐脱亜鉛性を兼ね備えた高耐食性特殊黄銅棒(N.C.R.B.-1)、さらに鍛造性と高耐食性を兼ね備えた高耐食特殊黄銅棒(N.C.R.B.-3S)を開発し、製品実用化した

○耐脱亜鉛黄銅材/サンエツ金属/上坂美治
当社の3種類の耐脱亜鉛黄銅棒は、芝浦工業大学の今井研究室における評価試験で全て第1種適合材であることが証明されている。実用面でも配管機器メーカーであるシーケー金属で、過酷な循環試験を行なって使用上問題のないことを確認している。

■特集2:ペリメータ空調2
○マブチモーター本社棟/日本設計/佐々木真人・柳井 崇
マブチモーター本社棟は、“環境調整装置としての建築”を設計コンセプトとして、「立体型One Office」を包み込む外皮計画としてダブルスキンを採用した建物である。ここでは、ダブルスキンの計画概要、予測検証、実測検証結果について紹介する。

○トヨタ自動車 本館/日建設計/田中宏明
熱負荷を抑制する“水平垂直ルーバー+Low-ε複層ガラス+エアバリアシステム”、光を制御する“グラデーションブラインド”、自然風を取り込む“電動換気装置”といった3種のアクティブ装置を組み込んだALL IN ONEの窓周りシステム“ハイテクカーテンウォール” を紹介する。

○CFDによるペリメータの快適性評価/新菱冷熱工業/穴井俊博
ペリメータの居住環境を評価する上で、日射や放射が人体の快適感に与える影響は無視できない。本稿では、対流・放射達成解析と快適性評価の解析を用いたCFDにより、ペリメータの温熱環境の評価とCFDの精度検証を行ったので、その結果を紹介する。

■最新技術情報
○ECプラグファンモータ搭載空調機/東洋製作所/宮島幸夫
ターボ型ロータとブラシレスDCモータ・ドライブユニットが一体化したECプラグファンモータを搭載したコンパクト型エアハンドリングユニットを開発。高効率・高機能化を実現。

○空調・衛星・電気設備業向け積算見積システム/コスモ・ソフト/平岩玖担子
○建物用途向けタッチパネル付液晶表示器/デジタル/齋藤健司

■解説
○改正建築士法の施行に向けた準備状況/国土交通省

■竣工事例
○ビバース日進町/馬嶋病院/竹中工務店/増田直記
療養型医療施設を下層階に、日照・通風・眺望等の住環境要件が必要な高齢者向け優良賃貸住宅を上層階に持つ都市型重層複合施設。それぞれの機能ニーズを合わせた断面構成を成立させるために中間連結部にトランスファーガター(大きな梁)を設け、病院のスパンにとらわれない住戸間口の自由度と構造・設備の整合を持たせたている。

■省エネルギー
○省エネルギー支援サービスの現状と今後の進化/ヴェリア・ラボラトリーズ/筒見憲三
今回の省エネ法改正は、省エネ支援サービス業において業態進化の好機である。今後、エネルギー管理の要請は急速に高まり、その要請に応えることが進化の一つの方向性である。筆者が昨年創業したエネルギーベンチャーも、その方向性を指向した事業である。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第2回)/IDE研究所/井出浩司

■シリーズ
○建築設備に関する水の基礎知識 4
  水槽の排水時間・湯の自然循環・水の特性・水の化学/森村設計/前島 健
○建築にまつわる水の話 5
  浄水処理と廃水処理/渡辺コンサルタンツ/渡辺敬蔵

■Le petit pouce:ペットと暮らす
○老齢犬/畑建築デザイン/畑由起子

■市場動向
○素材価格動向

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