日工の技術雑誌

光アライアンス 2008年8月号 PDF版
商品コード:

光アライアンス 2008年8月号 PDF版

販売価格/
2,000 円(税込)
ポイント/ 0 Pt
■特集:広帯域レーザー光源の可能性を求めて
○広帯域レーザー光源の可能性/慶應義塾大学/神成文彦

フェムト秒レーザーが光ファイバーを伝播する際にその非線形光学効果によってオクターブ以上の周波数域に広がる現象は、Super continuum光として長年にわたり研究されてきており、フェムト秒レーザーの周辺技術ならびに微細構造ファイバーの発明とともにさらなる応用展開を見せている。

○超広帯域レーザー光発生技術/大阪大学/西澤典彦

スーパーコンティニューム(SC)光は、超広帯域に広がり高輝度且つコヒーレントな特性を持つ、高機能なレーザー光であり、新たな応用展開が期待されている。本稿では、各種の高非線形ファイバを用いた超広帯域SC光生成の研究を筆者等の成果を中心に紹介する。

○光位相による凝縮系物性制御/東京農工大学/三沢和彦・堀越建吾

ここ10余年の間に、フェムト秒パルスを用いて単に物質の性質(物性)を測定するだけでなく、外部からパルス光を照射することによって、物性を制御することも可能となった。特に、光の位相を制御する技術が飛躍的に進んだため、照射する光位相を変えることで物性を制御する手法が主な研究対象となっている。この研究分野をコヒーレント制御と呼び、筆者も特に力を入れている分野で、本項で述べる。

○光コムを用いた絶対光周波数計測/産業技術総合研究所/稲場 肇

光コムは、モード同期レーザーなど一定時間間隔で発生する超短パルス列であり、水晶発振器やセシウム原子時計に代表されるマイクロ波周波数と、レーザーの光周波数を比較するためのツールとして、今や長さや時間の標準の実現に欠かせないものである。本稿では、近年光コムの光源として主流になりつつある「ファイバコム」と、16桁にも達するその測定能力の評価について述べる。

○フェムト秒レーザによる高分解能OCT技術/大阪大学/近江雅人・春名正光

本稿では、フェムト秒レーザによる高分解能OCT技術について紹介する。波長0.8μm帯でスペクトル幅約100nmのフェムト秒レーザで分解能3?の高分解能OCTが実現できる。本装置を用い、in vivoで皮膚組織の高分解能OCTを取得した。

■製品特集:各社光パワーメーターの概要
○OPHIR社最新パワーメータ/オフィールジャパン/石井勝巳

半導体、液晶、マイクロエレクトロニクス、医療、自動車といった様々な分野の産業にレーザを用いた装置が使用されている。レーザ加工装置はまさにレーザの安定性がカギとなる。過酷な生産ラインで稼動中、いかに最適条件をキープし続けるためパワーメータなどの計測器は必須アイテムとなっている。本稿では現場での使いやすさを追求したOPHIR社の最新レーザパワーメータを紹介していく。

○次世代のレーザパワー&エネルギーメータLabMAXシリーズ/コヒレント・ジャパン/只隈和博

レーザパワー&エネルギーメータ「LabMax」シリーズは、操作性を損なうことなく本体の高機能化と、PCとの接続性を図った。コヒレントのお家芸のレーザポジションの表示や解析が可能で、すべてのレーザ測定者にお勧めするレーザメータである。

○紫外~真空紫外の光パワーメータ/浜松ホトニクス/斉藤久彰

身近な製品の製造工程や光触媒の励起光源に紫外線が使われ、その光量管理を行うことは非常に重要になってきている。ここで紹介する弊社の紫外~真空紫外用の光パワーメータが製造工程の光量管理や製品開発時の問題解決に貢献できることを期待している。

○産業界で活用されてるPM-2、PM-3シリーズ/ネオアーク/小川 顯

レーザ光のエネルギーをシリコンセンサーで直接光-電気変換し測定するPM-2シリーズと、一旦熱に変えてその発熱による温度上昇を、多素子熱電対により電気信号に変換するPM-3シリーズの2系統のセンサーについて紹介する。

○光パワーメーター/ソーラボジャパン/趙 学峰

高感度フォトダイオードタイプからハイパワー用サーマルタイプまで、各種光パワーメーターを紹介する。表示用コンソールとセンサーとの適切な組み合わせにより、さまざまな用途に対応可能である。

■解説
○低迷光回折格子の開発/島津製作所/井原正博・米澤善央・笹井浩行・長野哲也・川田 勝・岩井信之

我々は、回折格子由来の迷光原因の究明とその低減を行い、極めて迷光の小さい回折格子の開発に成功した。本稿では、新たに開発したレーザ式迷光測定装置、及び低迷光回折格子「ローレライ(LO-RAY-LIGHTM)」開発の経緯とその性能を紹介する。

○マルチスポット投影方式を用いたアクティブオートフォーカスユニットの開発/オリンパス/矢部正人

当社は半導体ウェハなどの顕微鏡自動観察が目的の顧客を対象として、上記方式のオートフォーカス装置を開発した。この装置は、複雑な段差構造をもつ標本に対して、合焦の安定化が実現できる。本文では、本方式の概要と適用例について紹介する。

■製品技術紹介
○MEMSソフトウェア・試作サービスとナノインプリント装置/丸紅情報システムズ/橋本健太
○カラーコンフォーカル顕微鏡の発展性/レーザーテック/西村良浩・江利川亘

■研究室紹介
○東京大学大学院工学系研究科 精密機械工学専攻 知的ナノ計測分野 高増・高橋研究室/東京大学/高増 潔

商品のご購入はこちらから

個数:

日本工業出版は技術誌・技術セミナーで日本のものづくりを応援しています

〒113-8610 東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル TEL03-3944-1181(代) FAX03-3944-6826

PAGE TOP